とうとう 9月です
妻はベッドの上での月替わりになってしまいました
しかし、現代医学の素晴らしさもさることながら、人間の回復力、治癒力も凄いものだと感心してしまいます。
腹を切って内臓の一部を摘出したのは、たった 5日前のことなんですよね。
それなのに、もう点滴が終了し、ニコニコしながら会話ができ、歩くことまでできるんです。
どう考えても不思議でなりません
(共に闘う夫の携帯電話)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
妻は手術後に個室、二人部屋、六人部屋と移動しました。
それは順調に回復している証しでもあります。
そして今、抜糸をするため処置室に向いました。
本人はもうはや抜糸して、お腹に貼ってある大きくて強力なシールまではがすことに不安があるらしいんですけど
大笑いすると、傷口がブリンッと開くのではないかと
看護師さんに
「そんな訳ないでしょ」
と笑われながら処置室に連行されて行く妻です。
抜糸をした後は少し傷口が痛そうでしたが、それに勝るのが食欲でして、夕方にはお腹をすかせてチーズケーキなんぞを食べていました。
今日の晩ご飯から全粥となり、それがまた嬉しそうです。
明日の夜には普通食になることでしょう
(共に闘う夫の携帯電話)
妻ががニコニコしています
それは今日の夜から普通食になったからに他ありません。
あれも食べたい、これも食べたいと欲を制御するのが難しいようです。
ただし、これから先も便秘が続くようなことがあった場合、お粥に格下げになると宣告され、ベッドの上で固まっていました
摘出手術を受けた場合は何年経っても便秘は大敵で、腸閉塞になる危険性が高いのだそうです。
これからは、便秘薬と一生の付き合いになるんでしょうね。
(共に闘う夫の携帯電話)