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グレード(Grade)

妻の子宮体がんのステージ(病期)が IIIc だったことは以前に書いていますが、その他にもグレード (Grade) というものがあり、それは三段階に分かれているそうです。

Grade 1
(G1(高分化腺癌))
充実性増殖の占める割合が腺癌成分の5%以下であるもの。 腺は増殖しながら腺構造は保たれており、核分裂像は少ない。
Grade 2
(G2(中分化腺癌))
充実性増殖の占める割合が腺癌成分の6~50%のもの。 あるいは充実性増殖の割合が5%以下でも細胞異型の著しく強いもの。 腺構造に乱れが生じ、中には腺腔が明らかでない増殖が混在する。
Grade 3
(G3(低分化腺癌))
充実性増殖の占める割合が腺癌成分の50%を超えるもの。 あるいは充実性増殖の割合が6~50%でも細胞異型の著しく強いもの。 腺腔構造がほとんど消失し、核分裂像が多くなる。

妻の場合はグレード1で、癌の中でも大人しい奴だったらしく。

これがグレード3みたいな暴れん坊だと、なかなか退治するのが厄介なのだと教えられました。

医師に
「グレードが1で良かったですね」
と言われましたし、
「もうちょっと早く来てたら手術だけで済んだのにね」
とも あははっ

深く反省しているのか、
「はい」
と、やけにしおらしくお返事する妻です うしし

とにかく完治して治療が終わり、経過観察に入ることになりました。

(共に闘う夫)

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病への勝利

勝った !

とりあえずは病に打ち勝った。

いや、妻が あははっ

以前にも書いたように病期(ステージ)は IIIc だったので、20%は再発の可能性があるため定期的な検査を続ける必要はあるが、とにかく一段落だ。

転移していなかったので今回発症したガンに対しては完治したと言って間違いないだろう。

今後、万が一にでも再発することがあれば、それは新たなガンとの闘いということだ うんうん

定期的な検査も楽なことではないが、頑張らねばならないだろう。

いや、妻が あははっ

今後も血液検査、CT検査に励むことにする !

いや、妻が あははっ

(共に闘う夫)

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最新のステージ(病期)別生存率

・・・。

肩の力が抜けた。

先ほどとは違う意味で妻の涙が止まらない。

今は 2008年、ネットで調べることができた 5年生存率は 1996年のものなので 10年以上も前のデータだ。

あくまでも冷静かつ穏やかに医師が手書きで図を書きながら説明しくれた。

妻も書いている確率は医師の説明によると完治率ということだ。

I期完治率 98%
II期完治率 85%
III期完治率 80%
IV期?(説明受けず)

□□□ 追記 □□□
その後、グレードが関係していることが判明。

完治率 え? 5年生存率じゃないのか ?

妻のステージ(病期)は IIIc、完治率は 80%ということになる。

残りの 20%が何かと言えば、今後 5年間で転移したり再発したりする確率なのだそうだ。

たとえ転移や再発をしてしまう 20%に含まれてしまったとしても、抗がん剤治療、放射線治療、摘出手術などの治療を続ければ良いと言う。

結論を急ぐと、現代医学の技術をもってすれば子宮体がんで死に至るケースは極めて少ないのだそうだ。

聞かされたのは以前のような 5年生存率、一般に言われる 5年間は生きていられる確率ではなく、癌が治る確率だ !

希望と力が体内の奥底から湧き上がって来るのを実感できる 泣き笑い

(共に闘う夫の携帯電話)

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主観的ステージ

妻と一緒に病院に行き、医師の話を聞く。

「あくまでも主観ですが」
という前提で聞かされた内容は、

1. ガン細胞は他への転移、リンパへ乗っていないのではないか。
2. 進行期は Ib ではないか。
3. 抗がん剤治療までは必要なく、手術での摘出が可能ではないか。

ほっとしたのと同時に肩の力が抜ける。

ガンであることに変わりはないが、Ic と言われていたのが ステージIb になったのだから喜ばなくてはいけないだろう。

ただし、いずれも主観であるため、やはり摘出して検査しなければ正確なところはわからない。

今後の予定は妻が書いている通りだが、手術でリンパ節まで摘出するので回復に時間がかかるため、退院は術後約 3週間後ということだ。

ファミリーハウス(宿泊施設)は、借りられる最長期間である 30日間で申し込む。

(共に闘う夫)

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96年現在の生存率

いろいろと気になってネットで検索しまくっている私です。

やっぱり気になっているのは以前に調べた生存率でして 滝汗

Ib だって Ic だって ステージI に変わりなく、だとすれば生存率は 75~95%ということになります。

で、検索した結果、96年現在の資料がありました。

□□□ 追記 □□□
その後、2008年現在の新しい情報を入手

病期5年生存率
I期92.5%
Ia期95.1%
Ib期94.4%
Ic期86.5%
II期88.5%
IIa期91.8%
IIb期86.7%
III期70.2%
IIIa期79.2%
IIIb期56.3%
IIIc期54.3%
IV期16.7%

これだと Ic であっても 86.5%です。

なぜ Ic より IIa や IIb のほうが高いのかという疑問は残るものの、古い情報より大幅に生存率が伸びています。

2008年現在であれば、もっと良くなっているんじゃないでしょうか ?

なんだかとっても希望が湧いてきました ポッ

(共に闘う夫)

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病期(ステージ)

医師の見立てによると妻の病期は Ib か Ic といったところ。

子宮体がんの病期(ステージ)は以下の通り。

0期子宮内膜に正常の細胞とは異なった顔つきの異型細胞といわれる細胞が増えている状態で、前がん状態。(子宮内膜異型増殖症)
Ia期子宮体部の内膜にがんがとどまっている状態。
がんは子宮体部に限局している。
Ib期子宮体部の筋層への浸潤が1/2以内の状態。
がんは子宮体部に限局している。
Ic期子宮体部の筋層への浸潤が1/2を超える状態。
がんは子宮体部に限局している。
IIa期がんが子宮体部だけではなく子宮頚部に拡がっているが、頚部の浸潤は粘膜内である状態。
IIb期がんが子宮体部だけではなく子宮頚部に拡がっていて、頚部の浸潤は粘膜を超えている状態。
IIIa期がんは子宮外まで拡がっているが、骨盤の領域以外にまでは拡がっていない状態で、がんが子宮の外の膜や骨盤の腹膜あるいは卵巣卵管に転移しているもの、あるいは腹水の中にがん細胞の認められる状態。
IIIb期がんは子宮外まで拡がっていて腟壁に転移を認める場合。
IIIc期がんは子宮外まで拡がっているが、骨盤の領域以外にまで拡がっていない状態で、骨盤内、あるいは大動脈周囲のリンパ節に転移を認めるもの、もしくは、基靭帯(きじんたい)に浸潤を認めるもの。
IVa期がんが膀胱、あるいは腸の内腔に浸潤しているが、浸潤は粘膜までの状態。
IVb期がんが骨盤を越え遠隔臓器転移を認めるもの、あるいは腹腔内や鼠径部(そけいぶ:足のつけ根)のリンパ節に転移を認める場合。

Ib でも Ic でも初期段階には違いない。

以前に調べておいた5年生存率だと 75~95%ということになる。

ちょっと安心したが、子宮体がんである事実には変わらない しょんぼり

こうなったら少しでも軽い段階の Ib であってほしいと欲が出てしまう。

(共に闘う夫)

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子宮体がんの5年生存率

妻は自分が長く生きられないと錯覚してしまったようです まっ白

地元の祭りに行きたがるのも
「今年が最後かも知れない」
という意識からです 滝汗

声を震わせて
「4段階目っていうことは 5年生存率は 5%なの」
と訴えてきます 滝汗

一般的に 『5年生存率』 とは 「がんの治療開始から 5年後に、生存している人の割合」 とされ、平たく言えば 「5年後に生きていた人の割合」 と解釈できます。

そして、ネットで検索すると確かに辛い情報に行き当たります。

適切な治療を行った場合、子宮体がん患者の5年生存率は次の通りです
第1期 75~95%
第2期   50%
第3期   30%
第4期   5%未満

□□□ 追記 □□□
その後、96年現在の新しい情報を入手

妻もこれと同じ情報を見てしまったのでしょう。

私もこれを見たときには目の前が暗くなりました ガ~ン

しかし、冷静に考えると妻が医師から告げられたのは 『細胞診検査結果』 で 5段階中の 4段階目ということであり、今はどの病期(ステージ)であるかの検査待ち状態にある訳です。

気が動転していることと、似たような用語でややこしいのが原因で混乱しています。

妻には極めて冷静かつ論理的に説明しましたが、実は自分自身にも言い聞かせていたりする私です ぐずぐず

(共に闘う夫)

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