投稿が新しい順 投稿が古い順

ももはぎ

桃の皮を上手に剥ぐ方法って話じゃなく、太ももの皮が剥がされたって話です

右顔面を切り開いて上あごの骨を削り取る(『傷痕の変遷』の4)手術で右ほほの肉も失ったため、腹筋を切除(『傷痕の変遷』の5)して移植し、それを覆うために太ももの皮膚を切り取って(『傷痕の変遷』の6)移植しました。

で、皮を剥ぎ取られて数日経った太ももがこれ。

皮っていっても表面の薄い皮膚ではなく、まあまあガッツリ剥ぎ取るものなんですね

大量の鎮痛剤を投与されていたからか、このときは痛みを感じることもありませんでしたが、治りかけにひどく痒くなったのを覚えています。

抗がん剤治療の副反応で体が痒いのか、治りかけの傷がかゆいのか、その両方だったのか、とにかくボリボリしては看護師さんに叱られたりしたものです

あれだけバリボリと掻いていたのに脚のすねみたいに痕は残っておらず、今ではどの部分が切り取られたのか分からなくなりました。

まあ、たかが皮膚ですからね

他の切り傷や穴みたいに痕が残らなくて当然ですけど。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

年末の準備

ハロウィンもクリスマスもまだだというのに、やれ年賀状印刷受付だ、おせち料理予約だと、世間は私達夫婦にただならぬプレッシャーを与えてきます

でも、そうなんですよね。

頭の回転も行動力も衰えているので、そろそろ色んなことの準備に取りかからなくては、何もしないまま気づけば大晦日になっていたりするかもしれません

ぼちぼちカタログを集めておせち料理をどれにするか吟味したり、ネット上で来年の年賀状のデザインを物色したりすべきなのでしょう。

また12月になったら隣の理美容室のマユちゃん一家、ソラくんとウミちゃんも帰省してきます。

おせちや年賀状よりも先に、二人のクリスマスプレゼントをどうすべきか

そしてお年玉は

ウミちゃんはまだしも、小学生になったソラくんは  小学校低学年の相場は

紅葉もまだ、初雪もまだだというのに、物凄く強い切迫感に襲われています

明日にでもクリスマスが来てしまいそうな勢いですよ、マジで。

まあ、自分たちのことはさておき、ソラくん、ウミちゃんのことに関しては、むしろ嬉しかったり楽しかったりするんですけどね

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

兎唇回避

手術した直後、鼻の下の切り傷(『傷痕の変遷』の4)が影響し、私のくちびるは兎唇(としん)、いわゆる口唇裂(こうしんれつ)や三つ口(みつくち)と呼ばれる状態(写真上)になっていましたが、現在はかなり戻っています(写真下)。

最初の頃は本当に兎唇、まさにウサギのクチビルですね

三つ口には差別的な意味合いがあるため現代では使用が避けられているようですが、正直なところ
「これから三つ口のまま過ごすのか」
と思いましたし、それが原因で飲食もままならず、常によだれが流れ出ることから、
「先が思いやられるなぁ~」
などと思ったりしたものです

嚥下訓練を指導していただいた理学療法士さんに
「くちびるを引っ張ると少し改善しますよ」
と教えていただき、
「そんなもんかなぁ、本当かなぁ」
などと、微妙な疑いを持ちつつも、嚥下訓練を始める前に上くちびるをニョ〜っと引っ張り続けていました。

痛かったですよ、最初は、そりゃあ

だってサクッと切って、右顔面を開いた痕なんですから。

それでも理学療法士さんの言葉を信じつつ、来る日も来る日も引っ張りましたよ、ええ

あれから丸二年、なんとかここまで戻すことができました。

理学療法士さんには私が口の中が痛くて何も食べることができないことから始まり、本当に色々と親身になっていただき、感謝の念に耐えません

今でもお勤めでしたら、一度くらいはお会いして、直接お礼をさせていただきたいところです。

「その節は本当にお世話になりました」
まずはブログにて、挨拶に代えさせていただきます

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

スカパー!解約

ついに、つ、ついに、長く懸案事項になっていた『スカパー!』の解約手続きをしました

今月末をもって受信終了となります。

解約の決断に至るまで紆余曲折ありましたし、迷いに迷いましたけど

先月放送の番組でも悪天候によるデジタルノイズが多発、受信できない状態にもなってしまい、連続ドラマの視聴を断念せざるを得ませんでした。

そいうのが嫌なのも解約検討の理由でしたから、もう何も迷う必要がなくなったわけでして。

で、昨日の夕方にネット上で解約手続きを済ませましたよ

気分的に物凄くスッキリした反面、一抹の寂しさを感じているのも事実です

なにせ長く視聴していましたからね。

でも、これで、悪天候など気にせずAmazonプライム・ビデオを最大限に活用し、見るものがなくなったら躊躇なく他社サブスクもバンバン利用するつもりですし、むしろ今はそれが楽しみですらあります

そんなわけで、今までありがとうスカパー!、さようならスカパー!

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

開口訓練の成果 file-2025-10 ~舌がチリチリ~

開口訓練の成果

開口訓練の最中、そして終わって少しの間、麻痺している舌の右側面にチリチリとしびれた感じが残ります

これが舌に苦みを感じるのと極めて似た感じで脳に伝わるんですよ。

今は訓練中と後だけですけど、少し前まではずっとチリチリしていましたから、それで絶え間なく口の中がニガニガだと感じていたんじゃないでしょうか

で、今日の成果は

訓練前 45mm(±0mm)、訓練後 52mm(±0mm)

前回と変わりありませんけど、今も力を加減して口を開くようにしているので想定の範囲内です

「あわてない あわてない、ひとやすみ ひとやすみ」(by 一休さん)

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

ヒアリング・スキルアップ

私の不明瞭な発音を聞き取ってくれる妻のヒアリングスキルが高いことは以前に書きましたけど

その能力はどんどん向上し、ヒアリング精度が飛躍的に高まっているんです。

義歯を装着しない状態で
「ふがふが」
と話しても理解してくれるのはもちろん、今では口を閉じたまま
「んごんご」
言っても60%近い確率で聞き取ってくれるようになりました

義歯を外している時、唇を強く閉じなければ唾液が出てしまうので、妻に話しかけられても口を開かずに
「んご、んを」
とかしか返事ができないんですけど、それを見事に聞き取れるんですよ、妻は。

な、なんという実力なんでございましょう

これはもう、特殊能力ですね、きっと。

そのうち、私達夫婦は声を発しなくてもテレパシーで会話できるようになるんじゃないでしょうか

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 30 ~元の毛~

入院中の思い出

抗がん剤の副反応で体毛が濃くなったことは何度も書いてきましたが、ここにきて各部位の毛は元に戻りつつあります。

それが顕著なのはヒゲです

濃くなっていたヒゲが以前の水準にまで落ち着いて、剃ってから24時間くらい経過しても手でさわってやっと伸びてきたのが分かる程度になり、2日経っても目立つことのないショボショボのヒゲに戻っています

ちょっと男っぽくなった腕毛もすっかり消え、すね毛も抜けてツルンとした状態になりました。

手の甲や指毛もなくなり、ゲジゲジ眉毛も普通の眉毛、今はすっかり元通りになっています。

でも、ただ一箇所、あの、その、あれです、アソコの毛なんですけど

そこだけは、モッサーとしておりまして

元から濃いわけではなく、下っ腹にまで毛があるとか、ヘソまでつながっているとかではありませんでしたし、今もそこまで濃くはなっていません。

でも、明らかに以前より密度が高く、毛の長さも1.2倍くらいになったような気がします

他の毛は元に戻ったというのに、どうしてココの毛だけ濃いままなんでしょうか

こんなこと主治医に相談するのもアレですし。

もう、これは、諦めて自然の成り行きに任せるしかなさそうですね

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

ラスト・サプリ

長いこと飲み続けていたサプリメントの最後の在庫を飲み終えました。

それほどサプリに頼る気はなく、ビタミン系とか摂取が難しい鉄分とかも試したりしたものの、すぐに飲まなくなったりする中、目に良いと言われるポリフェノール系だけは地味〜に続けていたんですよね

仕事柄、朝から晩までパソコン画面を観続けていたものですから目への負担が大きく、眼精疲労も気になっていたのが摂取のきっかけでした。

本当に効いているのか、それほどの実感はありませんでしたが、もし飲むのを止めて調子が悪くなったら嫌なので、何となく惰性で続けていたんです。

仕事は完全リタイアしましたので今はパソコンに向かう時間も少なくなりましたから、いつまでも摂取している必要はなかろうと

いえね、今でもパソコン画面は見ますし、それよりも細かなスマホ画面なんか凝視する時間も多いんですよ、これでも・・・、はい、どうせゲームが主なんですけどね 

そんなことをしていて目が疲れるのは自業自得ってやつですし、そもそも眼精疲労になる前に止めとけって話しですから

そんなこんなで、妻も含めて我が家で飲んでいるサプリはなくなりました。

もう飲む必要がないとなると、なんか、スッキリした気分です

サプリなんかに頼らなくたって問題ありませんよ、ええ。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 29 ~露出平気~

入院中の思い出

不思議なもので、ICUでも一般病棟の個室に戻ってからも、看護師さんに下の世話をしてもらうのに抵抗はありませんでした。

また、入浴を再開する際には看護師さんが付きっきりでしたが、そこで裸を見られようと、あんなところや、そんなところを見られようと恥ずかしくなかったんですよね

相手はまだ20代、研修生にいたっては20歳そこそこの、うら若き乙女であるにも関わらずですよ。

でも、今、こうして元気になって裸を見られることを想像すると、ものすごく照れてしまいます

どういう精神状態なんでしょうかね

手術直後は生きることに精一杯で羞恥心など吹き飛んでしまったんでしょうか

逆に生きる気力もなく、どうでもよかったんでしょうか

まあ、とりあえず私は今も生きていて、人並みの羞恥心が復活したことを素直に喜びたいと思います

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

レディース

先日、手袋を新調しました

前の冬まで使っていたものがヨレヨレになってしまったので、今季は買い替えようと思っていたんですよ。

そろそろ手袋が店頭に並ぶようになったので、あれこれ物色していましたが、なかなか気に入ったものが見つかりません

でも、先日の買い物の際に
「おっ
と、目に止まったものがありまして。

でも、でも、それが婦人物、レディースなんですよね

でも、でも、でも、ヒラヒラしたものやらリボンやら、花模様なんかもなくて実にシンプルなデザインなので、男が身につけても問題なさそうです。

ならば、あとはそれに私の手が入るのかということになります。

恐る恐る手を入れてみると、なんとサイズがピッタリだったりしまして

私って男の割には手が小さいんでしょうか

それとも、最近の女性は手が大きいんでしょうかね

まあ、とにかく、手袋は私の手にフィットしたので買っちゃいましたよ。

これからの冬、そのレディースの手袋が私の手を暖かく包んでくれることでしょう

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。