なんだか妙に静かで以前のように暴言を吐きません。
どうしちゃったんでしょう
何らかの薬を打つとか、改造手術でもされて戻ってきたんでしょうか
あまりにも静かになったので、ものすごく気になります
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
8月25日の手術前の話しですが、時計が壊れかけたことで昔のことを思い出していました。
私はコンピューター界隈のはしっこに長く生息しており、パソコンが一般企業や家庭に普及していく過程を見てきた世代です。
その少し前から家電がアナログ式からマイコン制御のデジタル式に変わり、世の中がどんどん便利になってきました。
当時、若かった私は業界にいたこともあってアナログからデジタルへの移行もスムーズでしたが、ある程度の年齢に達した人たちはデジタル化の波に乗れず、会社でも家庭でも世代間ギャップが顕著になったものです
デジタル家電やオフィスのパソコンの調子が悪くなると、アナログ世代は機器をバンバン叩いて動かそうとするんですよ
アナログ機器は叩けば動くことが多かったので、その感覚が抜けないんでしょうね。
ところがデジタルは精密機器ですから衝撃に弱く、叩けば直るどころか、それは破壊行為そのものでしかありません
それをオッサンやジイサン達に説明するのにどれだけ苦労したことか
いえ、単なる思い出話なので、それだけなんですけどね。
バラの香りのサプリを飲み続けると体臭もバラの香りになるのだとか。
薬を飲み続けている今、私の体臭は薬の香りなのでしょうか
実は、尿も便も薬っぽい匂いがするんですよ
そこまで薬の匂いがするのなら、体にも染み渡っているのではないかと
妻が面会に来てくれる火曜日は男性がシャワー室を使える日なので、会う前にシャワーを浴びていますから体からはボディーソープの香りがしているはずです。
問題は次にシャワーを浴びる前日ですよね。
今度、看護師さんに聞いてみましょうか 体から薬の匂いする
って。
いえ、でも、一歩間違えるとセクハラだと受け止められそうなので、やっぱり止めておきます
再々手術の前は精神が不安定で、好きだったアーティストの音楽を聴くのさえ嫌になっていました
このまま聴き続けていると辛い経験と重なり、後で聴くとそれを思い出してしまって嫌いな曲、嫌いなアーティストになってしまうのではないかと、少し怖かったんですよね。
再々手術の数日前から音楽を聴くのをやめていましたが、最近になって再生してみたところ、すんなりと耳に入ってきて少し楽しい気分になれました
どうやら好きな曲、好きなアーティストのままでいられたようです。
そして、私には妻以外に音楽も必要なのだと実感しました。
スマホとパソコンの充電ケーブルの先端がどこにあるのか、コンセントの根本からたぐりよせなければ見つからないという毎日を過ごしていました
しかし、ネジネジを使って問題を解決することに成功
充電ケーブルにネジネジの端を巻き、手の届く棚にある金属棒に残った部分を巻き付けておけば、先端を探すことなく楽に使うことができます。
あ、すみません、我が家では正式名称ビニタイのことをネジネジと呼んでいるんすよね
袋の口止めによく使われている、ワイヤー入りのヒモみたいなアレです。
これが何かと便利で、家でも輪ゴムなんかより便利に使ったりしています。
それがこんなところでも役に立つなんて
これは今後も手放せない便利アイテムですね
8月20日を最後に休んでいた単純作業、面倒なデータ作成をやっと再開しました。
以前までは、なるべく早く、その日のうちに作成するようにしていましたが、ノートパソコンは画面が小さく、ひどく目が疲れますし、まだ体力も気力も万全ではないため、数日かけて作成すればイイや的に、疲れない程度に空き時間を利用して少しずつやいくことにしたんです
そのデータを待っている少数の人も、少しくらいの遅れで文句は言わないことでしょう。
私のこれからの人生は、焦らず騒がず、ゆっくりのんびりと過ごすのが目標です
この性格ですから根を詰めてやってしまいそうですが、なるべく制御して作業しますよ。
でも、この作業ができるほど回復しているのだと思うと、なんだか嬉しいですね
向かいのベッドの爺さん、マンガなんか読まれております。
いえ、イイんですよ、読んだって。
ただ、80歳近い爺さんがマンガを読んでる姿を初めて見たので、私としては新鮮な驚きです
私が子供の頃の爺さんといえば、
「そんなくだらないもの読んでっ 」
などと、マンガ否定派まる出しだったものですから、私としては老眼全開で背を丸めてマンガを読む姿を愉快に拝見しておる次第ですが、現代はそんなお年寄りも多いのかも知れません。
しかし、昭和生まれのわたくしとしましては、どうも爺さんとマンガという姿はアンバランス過ぎて馴染めず、遠くからひっそりと眺めたりしている次第です