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秋の夕暮れ

入院中に精神を病んでしまったのが2023年9月。

心が不安定になって精神科の門を叩いたのが2024年9月。

そして今年の9月も少し心がザワザワする日がありました

どうやら秋は私の精神状態が不安定になる季節っぽいです

暑い季節が過ぎて日が短くなってくると思い出すんですよ。

病室の窓から見えていた風景を。

そして、面会に来てくれた妻が帰っていく姿を病室の窓から見送ったときの切なさを。

山の木々が色づきはじめ、暗くなるのが早くなり、帰っていく妻の姿が見づらくなり

眠れない日々が続いていて朝が来るのが待ち遠しいのに、なかなか明るくならない東の空

でも、今年は薬に頼らなければならないほどの気分の落ち込みはありません。

それだけ心も体も安定してきたのでしょう

健康なときでも秋はちょっとセンチメンタルな季節。

ちょっとブルーでメランコリーでアンニュイな感じで、エモーショナルになったりするのでしょうか

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入院中の思い出 scene 28 ~就寝セットアップ~

入院中の思い出

ICUで過ごしていた際、以前にも書いたクロカワさんには本当にお世話になりました。

明るく話しかけてくれて元気をもらえたこともありますが、眠れない私を気遣って就寝前に何をすべきかというチェックリストを作成し、他の看護師さんに申し送りして情報共有してくれるなど、患者に寄り添った仕事のできる人でしたね

私の就寝時における段取りは以下のとおりで、

  1. 20時に1回目の睡眠導入剤を投与
  2. まだ抗がん剤の副作用が特に足全体に残っており、かゆみが睡眠の妨げになるため太ももから足先まで、まんべんなく軟膏を塗布
  3. ベッドの足元をフラットにし、頭間部分を10度ほどの高さに調整
  4. 痛み止めの点滴開始
  5. 心電、血圧、心拍の計測機のアラームを消音に切り替え
  6. 22時に2回目(別種)の睡眠導入剤を投与

クロカワさんが主導して詳細を詰め、看護師さんが共有していたんですよ。

通常のICUの滞在期間は1~3日間、長くても5日~1週間程度らしいのですが、私は手術が終わってICUに入ったのが2023年8月26日の朝で一般病棟(個室)に移ったのが9月12日ですから、17日間も過ごしたことになりますね 

そんなに長い人は滅多にいないので、段取りを決める時間的余裕もあったのだとは思いますが、真剣に向き合ってくれたことに心から感謝しています。

私が今もこうして元気に過ごしていられるのは、クロカワさんをはじめ、ICU、および一般病棟の看護師さんたちのおかげです

本当にありがとうございました。

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秘密の涙

もう何度も何度も右目から涙が出て止まらないと書いてきましたが、実は私、人には言えない秘密の涙を流したりしています

それというのも、トイレ。

排泄行為の際、同時に涙も出てしまうんですよ

子供の頃からずっとそうなので特別なことだとは思っていなかったんですけど、それを妻に伝えたら驚かれてしまいました。

出る量と涙の量が比例しているのか、小よりも大の時に多くの涙が流れます

その量も半端なものではなく、トイレの床に点々と雫が落ちるほどでして。

涙だとは知らぬ妻は、長い間ずっと私が『的』を外しているのだと思っていたのだそうです

それを私に注意することなく、だまって掃除していてくれたのですから優しいですね。

世の中に、こんな症状の人は他にいるのだろうかとネットで検索したこともありますが、
[ 排泄 涙 ]
などというワードで検索すると、それが趣味のエロサイトばかり引っかかり、私の求める解を得ることはできませんでした

特異体質なんですかね 私って

まあ、とにかく、そんなこんなで、今日も私はトイレで密かに涙を流したりしております。

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びふん

鼻垢(はなあか)、まあ、平たくいえば鼻糞(はなくそ、びふん)なんですけど

手術して以降、ほとんどないんですよ、その鼻糞が。

そもそも鼻水が出ることも極めて少ないので、それの塊である鼻糞もできにくいんだと思いますけど。

でも、それってどうなんでしょ

だって、鼻水って体の防御機能の一部として重要な役割を果たしていて、湿度を保つ他、異物の侵入を防いで体外に排出する働きがあるってことですよ、Google先生によると。

その大切な鼻水が出にくいとなれば、病原菌やらウィルスやらが入り放題になってしまうのではないかと

あの手術から2年以上になりますが、風邪らしい風邪もひいていませんし、COVID-19(コロナ)にも感染していないので、鼻水なんか出なくてもある程度は防御できているっぽいんですけどね。

ならば気にしないことにします

そうです、鼻糞なんかないほうがいいですもんね。

でも、たまに私の鼻からは、カピカピになった米が出てきたりしますけど

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災害への備え 11まとめ ~防災バック YBG-30R~

災害への備え

今日、防災バックが届きました

以前から少しずつ防災用品を買ったりしていましたが、ちまちまと買い足すよりもセットで売られているものを買ったほうが良いのではないかと妻と話し合った結果、ネット通販でポチッとすることにしまして。

購入したのはYAMAZEN(ヤマゼン)『YBG-30R』で、内容は非常食を除く必要最低限のものです

防災バッグの中には1万円以上の金額で1週間分の食料まで入っているものもありますが、非常食くらいは別途購入して保管していますから、中身がそれほど充実していなくても爺さん婆さんが身を守る程度のものさえ入っていれば良いので、とりあえず手の届きやすい価格のものにしました。

これは掛け捨ての保険と同じようなもので、お金をかけても役に立つ日が来るのか来ないのか分かりません

でも、実際に届いてみると、なんかちょっとした安心感を得ることができます。

これで万全とは決して言えませんが、もし何かがあっても2日や3日は生きて救助を待つことができるんじゃないでしょうか

小さな備えでも、用意しておけば憂い無しということで

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真田さん

手術によって顔の左右が極端に非対称となってしまいました

何度も書いているように、右目の下まぶたが引っ張られてアカンベェ状態となっているため、左目とは大きさが激しく異なります。

この右目が極端に大きいという人相、
「どこかで見たことがあるなぁ」
とか思っていたんですけど

思い出しましたよ

宇宙戦艦ヤマトで最初は工作班長を務めていた真田さんですね、これは。

そうそう、かなり近いものがありますよ

私は真田さんほど男前じゃありませんし、ニヒルでもありませんけどね。

以下は『真昼のニヒルなアヒル』をAIで生成したもので、左がGeminiさん、右がChatGPTさんの作品です。

いえ、だからどうしたってことじゃありません

あしからず

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200万人に1組

もう20年以上も前のことになりますが、妻と私の二人そろって風邪をひいたことがありました。

それも鼻風邪くらいのものではなく、病院に行って診てもらうくらいの重いものでして

そりゃあ夫婦ですから、どちらか一方が風邪にかかれば移るのは自然なことですけど、処方された薬を服用して同じ副作用が出たのには驚きました

当時から我流の柔軟体操を続けていましたが、普段であれば多少の傷みを感じる動作をしても痛くなく、体がグニャグニャと、いくらでも曲げたりひねったりすることができるんです

なんだかおかしいと妻に伝えると、妻も同じでまったく痛みを感じないと言います。

それを医師に報告したところ、それは処方薬の副作用だと思われるため服用を中止するようにと言われ、1,000人に1人(0.1%)にしか現れない珍しい症状だとも伝えられました

当時は、
「珍しいこともあるもんだねぇ」
「1,000人に1人なのに2人ともってことは
「1,000×1,000で100万人に1組くらいの確率
などと、適当に暗算していましたが、今回、あらためて発展が目覚ましいAIに訊いてみることにしました。

その結果、以下の条件なら

  1. パートナーの遺伝子が異なる(同じ血筋ではない)
  2. パートナーの選び方がランダム(縁者、同郷、同窓などではない)

答えは
P=0.001×0.001=0.000001(100万組に1組)
と、なるのだとか。

つまり、100万組ということは総勢200万人ですから、当時の私たちの安易な計算も解釈が違っていただけで計算は大きく間違ってはいなかったことになりますね。

それにしても、私たちは200万人に1組という希な夫婦なのですから、宝くじに当選するとか、もうちょっと幸運に恵まれても良さそうなものだと思うんですけど

二人そろって癌を患うなどというアンラッキーなんかじゃなくて

これもAIさんに訊いてみたところ、夫婦そろって癌になる確率は32.5%(約3組に1組)らしいので、これは珍しいことじゃないんですね。

ああ、そうですか、失礼しました

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脛に疵

脛に疵持つ(すねにきずもつ)とは、「隠している悪事がある」「自分の身に後ろ暗いことがある」「やましいことがある」という意味ですが、私の場合は脚のすねに掻き傷が残ったりしています

これはPCE療法の副反応として発現した痒みを伴う発疹の痕でして。

痒くても掻いはいけないと医師からも看護師からも言われ、
「痒くなったら薬を塗ってくださいね」
と、念を押されてもいましたが、ついついポリポリっとしてしまうことが多々ありました

だって、かゆかったんですもんっ

寝ている最中は無意識でしたし。

物凄い数のポツポツができていましたし。

でも、やっぱり、それがいけなかったんでしょう

私の脚にはポツポツと赤黒い点が残ってしまい、治療から2年以上が経過した今も消えることはありません。

この歳になって海水浴でもありませんし、短パンで外をウロウロすることもありませんから、脚のすねがポツポツだろうとボロボロだろうと何も問題はありませんけど

でも、このポツポツを目にするたびに、入院していたあの頃、ベッドから見ていた光景などを思い出してしまい、心が微妙に波打ってしまうことがあるので若干の嫌悪感を覚えたりしています。

もしかしてこのポツポツ、私から見えないだけで背中とか尻とか、あんなところやそんなところにも残ったりしているのでしょうか

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ストレスフリーへの道 第二十歩 ~クッションゴム~

ストレスフリーへの道

前回の滑り止めとは似て非なるクッションゴム。

商品名は『クッションゴム』ですけど、見た目や手触りはシリコンっぽい感じで、実際はポリウレタン製ってことです。

これは電子機器のリモコンにポチっと貼り付けることによってストレスの軽減につながりました

いえね、加齢で手がカッサカサなもんですから、扱いづらかったんですよ

普通のスティック型リモコンなら問題ありませんよ、ええ。

ところが、Chromecast with Google TV付属のリモコンときたら、すべりやすい素材に加えて形状が両端の丸いカマボコ型で、手のひらサイズなものですから扱いづらいのなんのって

スルスルすべって画面操作するのも一苦労だったんです

そこで、リモコンにポチっと貼り付けてみたところ、手にフィットして格段に操作がしやすくなりました

これでまた少しストレス解消になったわけですが、この貼り位置だと私が操作しやすくなっただけで、妻の手に馴染むのかは別問題ですね。

まあ、妻がこのリモコンで操作する機会は極めて少ないんですけど

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入院中の思い出 scene 27 ~海外ドラマ~

入院中の思い出

先日に続いて海外ドラマ関連の話題になってしますけど

ちょっと精神を病んでいた2023年の秋、はたして退院してから以前のように海外ドラマを楽しむことができるのか、とっても不安に感じていました。

自分が死に直面したからか、体も精神も弱っていたからか、それまで好んで見ていたクライム・サスペンス、医療系のドラマで、人が死ぬシーンを見る自信がないといいますか、想像しただけで胸が締め付けられるような感じだったんですよね

廃人のような状態から回復し、テレビ番組も面白く見られるようになってきたのが晩秋の頃。

それから少しずつ普段の感情、精神状態に戻ったので、退院してからは妻が録画しておいてくれたバラエティー番組、続いて海外ドラマと、次から次へと消化に努め、クライム・サスペンス、医療系ドラマも難なくクリアすることができました

あの入院生活で感じていたこと、もしかすると、それが正常なのであって、テレビ画面の中とはいえ、人の頭や腹が切り開かれるシーンや、人が死ぬシーンを平気に見られる今が異常なのかもしれませんけど。

まあ、私がサイコパス、ソシオパスであろうとなかろうと、以前の感情を取り戻せたのは良いことだと思うのですが、どうなんでしょうか

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