2023年8月の手術、その前段階などの処置で、私の体には切り傷が残ったり穴が空いたりしています。
自身の覚え書きという意味を含めて傷跡が今はどうなっているのか、今後はどうなっていくのかを記録することにしました。
- CVポート痕
PCE療法の際、術後の投薬の際に何度も針を刺すのを裂けるために行ったCVポート留置手術の痕ですが、すでに薄くなっていて場所が分からないくらいになっています。 - 胃ろう痕
手術後は口からの食事ができなくなるため、2023年08月07日に受けた胃ろう造設手術の痕で、ここには2024年01月26日に抜管してもらうまでの約5カ月間、正確には172日間も管が通されていたものですから、抜いて1年以上が経過した今も深いくぼみが残っていて、まるでヘソが2個あるようです。 - 気管切開チューブ痕
手術後は自発呼吸ができなくなるため気管切開チューブを挿入した穴の痕で、手術当日から2023年10月10日までの46日間ほど管が通っていましたが、それが2カ月未満のことだとは信じられないくらい長く感じます。今は少しのくぼみと、薄っすらと痕が残る程度ですが、見えなくなるまでには至っていません。 - 腫瘍摘出術痕
腫瘍を摘出するために顔面を切り開いた痕で、特に大きく深い傷となって残っています。この切開術が原因で口が開かなくなって開口訓練が必要になり、右上あごを削り取ったことから鼻と口が直結してしまい、咀嚼や飲み込みが困難になったので嚥下訓練をする必要に迫られ、何でも食べられるようになるまで約100日間に及ぶ痛みとの戦いを強いられました。また、口を閉じることができず唇が荒れる原因であり、右目が閉じずに涙があふれ出る原因にもなっている傷です。残念ながらこの傷は生涯消えることはないでしょう。 - 腹筋切除痕
上記4で切り開いた顔面再建術のために腹筋の一部を切り取った痕で、それを右ほほに移植しました。まるで小学生が初めて裁縫をしたような、あっちが突張たり、こっちがたるんだりという下手くそな傷痕というか、縫い目が激しく残っており、まともに見られたもんじゃありません。 - 皮膚切除痕
上記再建術の仕上げとして太ももの皮膚を剥ぎ取り、右ほほに移植しました。ここは表面を少し剥ぎ取っただけなので今はほとんど痕が分からなくなりましたが、入浴などで体が温まると今でも少し赤みを帯びたりします。 - リンパ節摘出痕
リンパ節への転移がないか摘出して調べるために切開した痕で、ここの皮膚や筋が突っ張るため右腕が真上まで上がらなくなってしまいました。ここも上記5の痕に近く、突張たりシワになったりしていて、このまま痕が消えることはなさそうです。
まあ、しかし、なんですなぁ~(© 桂小枝)
全身ズタボロ状態ですね、こりゃ
でもイイんです、生きてさえいれば、今後も生きていられたら
傷痕が薄くなったり見えなくなるようでしたら、追って報告させていただきます。