投稿が新しい順 投稿が古い順

同時通訳は今も

妻の同時通訳は今も続いておりまして。

再び通うようになった内科や、新しく通うことになってしまった精神科にも最初は同行してくれましたが、今は一人で通ってもなんとか意思を伝えることができています。

しかし、日常的な会話でも通訳が必要になることがあるんです

たとえば遊びに来たソラくん。

いくらドタバタと遊ぶ相手をしても疲れ知らずなものですから、
「疲れたからちょっと待ってね」
と言ってみても通じず、そんな時は妻が
「おじさん、疲れたんだって」
と、助け舟を出してくれます

たとえば小学生の登下校をボランティアで見守っている御婦人。

「今朝は寒いですねぇ」
と声をかけても通じないので、妻が
「今朝は寒いですねぇ」
と繰り返してくれます

たとえばコンビニの店員さん。

「お支払いは
「クレジット決済で」
「はっ
店員さんは聞き取れないので、妻が
「クレジットカードでお願いします」
と、通訳してくれます

買い物で探し物が見つからない時、店員さんに売り場を訊くのは私の役目でしたけど、今は妻が代わってくれています。

昨日の通院は一人で行ったものですから、看護師さんに症状を伝えるのにとても苦労しましたし

そんなこんなで、今は妻がいなければ普通の会話も困難なことが多いんですよ。

つまり、私たち夫婦のニコイチ度が以前より高くなってしまった訳でして

いえ、高くなったのは一方的に私の方で、妻に頼るシーンが多くなっていますね。

入院を機に自律性が高まると思いきや、真逆の結果になってしまいました

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

頭がい骨静か

あれだけパキパキ、コキコキと音を立てていた頭がい骨が鳴らなくなりました

「それでも開口訓練は続けるべし」
と、主治医からの指示がありましたので、来る日も来る日もグリグリと口を開いていたところ、いつの頃からか音が消えたんですよ。

それがいつなのか認識できていませんけど、あれから何日もしないうちに鳴らなくなったような気がします。

パキパキにせよ、コキコキにせよ、顔面のどこからか音がするのは決して気持ちの良いものではありませんから、それが消えて安心しました

これで何に気兼ねすることなく、思う存分に口を開くことができます

そう、握り寿司をパクっとできる、その日まで。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

口蓋垂

のどの奥にある『口蓋垂(こうがいすい)』、俗に『のどちんこ』と呼ばれるアレ。

Google先生によると、

役割としては発音の補助や誤飲の防止などが挙げられます。また、鼻腔と咽頭腔を塞ぐ働き(鼻咽腔閉鎖)にも関与しており、飲食の際に鼻腔への異物の侵入を防いだりします。

とのこと。

手術の影響でうまく発音できなかったり、食べていてむせたり、食べ物や飲み物が鼻から出たりするようになったのは、口蓋垂まで失ったからではないのかと思い、その存在を妻に確認してもらいました。

できるだけ大きく開けた口の中を覗き込んだ妻は
「ああっ あった あったよっ
と、たいそうな喜びようで

念のためスマホで口の中を撮影してもらって確認したところ、確かに、あるべき場所に、あるべき物が、ぷらぷらとしておりました。

てっきり上あごといっしょにゴッソリと切除されてしまったものと思っていましたから、そこにピョコンとある物に愛おしさすら覚えましたよ、ええ

手術後の様々な障害は、上あごを切除したことと、口の中の右半分が麻痺しているのが原因なんですね。

今は補綴の成果で少しずつ飲み食いと発音が楽になってきていますので、併せてリハビリを頑張れば食事と会話が普通に近い状態でできるようになるんじゃないかと期待しているんですけど

果たして、どうなんでしょうね。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

節分対策

開口訓練の甲斐あって、かなり口は大きく開くようになってきました

先日の通院で、義歯の痛みを感じる部分を調整してもらいましたしね。

しかし、まだカンロ飴チェックが楽勝という程度であり、目標としていた握り寿司をパクっとするまでには至っていないため、太巻きなんてもってのほかという状況です

去年の節分もそうでしたが、ことしもロールちゃんが限界なんでしょうか

恵方巻とまでは言わずとも、妻も書いているように、せめて細巻きくらいはかぶりつきたいところです。

節分まであと1週間

それまでに口はどこまで大きく開くようになっているでしょう

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

祝い酒 2025-01-25

経口抗がん剤治療が再開すると思っていたので、先週は酒の呑み溜めをしたんですけど

金曜日の通院で、治療は中断ではなく中止(終了)にしても良いのではないかとの見解を聞かされ、次回通院(3月5日)までに意思決定することとなりましたから禁酒する必要もなくなりまして。

とりあえず、治療が不要なほど回復し、転移や再発の危険性も低いとの診断を受けたことを祝って昨夜から酒を呑んだりしている私です

だって、うれしいんですもん

今はそれほど酒を欲しなくなりましたので、今後も毎週の飲酒は控えますが、まあ、今週くらいは、めでたいってことで。

ひとつ、大目に見て頂ければと、はい

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

通院 2025-01-24

今日はギュウ詰めスケジュールで時間がタイトな通院でした。

  • 往路
    • 家を出る寸前まで降っていた雨が上がったので傘を持たずに出発
    • 定刻1分前にバス到着
    • 車内は意外な混みよう
    • 居眠りしてたら太ももに違和感覚えて目覚めると、婆さんが狭い座席に尻をねじ込んできていたので慌てて体をずらす
    • なぜ声をかけて来ず暴挙にでるのか不思議
    • 10分遅れでバス到着
  • 採血
    • 10:15 待ち時間なく採血終了
    • 押さえていた注射痕から出血

    • 長い入院期間と通院で数百回の血管注射を経験するも、これが初めての流血沙汰
    • 絆創膏の貼り替え
  • エコー検査
    • 採血まで順調なれど、検査待ち時間長く帳消しに
    • 薄暗い部屋で寝ているだけの検査で極めて激しい睡魔が襲来
  • 口腔ケア
    • 良く磨けているので細かな清掃は不要とのこと
  • 補綴
    • 11:50 やっと補綴開始
    • 上あごに強く当たって痛みがある部分の調整
    • 当たり和らぎ痛み減少
    • 舌に当たって狭く感じる部分削って拡張
    • 耐久性の問題から、これ以上の拡張は困難とのこと
  • 口腔外科
    • 12:10 やっと診察開始
    • 右顔面からの異音は顎関節症の影響であろうとの見解
    • 開口訓練は続けて問題なし
    • 血液検査の結果は問題なし
    • エコー検査の結果も問題なし
    • 前回受けたPET検査の結果も問題なし
    • 以下の理由から、経口抗がん剤の服用は中止しても問題ないのではないかとの主治医の見解
      • 現在のところ転移、再発の予兆もなく、極めて順調
      • 手術前のPCE療法が劇的に効いたため目視不可能な悪性細胞が残っている可能性は低水準
      • まもなく術後2年が経過し、転移、再発の可能性が一段と低下
      • 不安残るなら再開も可
    • 右顔面に残る眼球下のプレート、血管の血流を止めたホチキス(のようなもの)が写っている画像印刷物を入手

      • 画面左上のメッシュ状の影がチタン製プレート
      • その斜め下、画面やや下部にある2つの白い線がホチキス
    • 12:25 やっと会計書類を受領
  • 昼食
    • 会計待ちの間に慌ただしく昼食
    • 大慌てでサンドイッチなど頬張るものの味気なし
    • 処方箋を調剤薬局に送信
  • 会計
    • 必死に処理し、うがいなど大急ぎでするも、バス時間に間に合わず
  • 帰路
    • 一本遅いバスに乗車
    • 疲れていたらしく座ってすぐ寝て目覚めたのは下車7分前
  • 調剤薬局
    • 事前に処方箋を送信しておいたため待ち時間なく受け取り

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

頭がい骨パキパキ

開口訓練を続けている成果で口が大きく開くようになってきました。

しかし、なんか、最近になって頭がい骨からパキパキ音が聞こえるようになってきたんですよ

一定以上の大きさに口を開いた時に頭がい骨のどこからか、右耳にパキッと音が響き伝わります。

筋が音を立てているのなら良いんですけど、もしあごの骨が鳴っていたり、右目の下に入っているチタン製のプレートが動いたりしているのなら考えものです。

そこで、なるべく音が出ないように口を大きく開いたままの状態で開口訓練をしたりしていますが、ずっと開けっ放しなのも疲れますし、よだれも出てきますし、なんだかなぁって感じなんですよ

でも、何度もパキパキいわせていると骨だった場合は摩耗したりするでしょうし、プレートだったらズレたりしないかと心配になってしまいまして

これは決して気持ちの良いものではありませんから、今週末の通院で主治医に相談してみようかと思います。

「形成の先生に相談してください」
というオチになるんでしょうけど

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

啄木っぽく詠んでみる

新年ですし、今週は皇居で歌会始も行われることですから、私も石川啄木っぽい短歌で2023年の入院生活をふり返ってみました。

 その1 

《 啄木 》
たはむれに 母を背負ひて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず

《 解説 》
ふざけて母を背負ってみたが、そのあまりの軽さに涙がこぼれて、3歩も歩けなかった

《 私 》
リハビリで 起きて立つも そのあまり 重さに負けて 十歩あゆまず

《 解説 》
リハビリでベッドから起きて立ち上がってみたものの、あまりにも体が重く感じて10歩くらいしか歩くことができなかった

《 背景 》
ICUから一般病棟に移り、順調に思えた歩行訓練だったが、ある日を境に歩行が困難となり、10歩も歩けば心拍数が200を超え、血圧も150近くにまで跳ね上がるようになってしまい、退院しても朝の散歩などできるのだろうかと不安に感じていた時のことを思い出して

 その2 

《 啄木 》
東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる

《 解説 》
東海に浮かぶ小島の浜辺の白い砂浜で、私は悲しみに包まれつつ蟹(カニ)と遊んでいる

《 私 》
六階の 個室のベッドの 白壁に われたそがれて カニエ・ウエスト

《 解説 》
病院の6階にある個室のベッドの上で、私は白い壁を放心状態でながめながら、カニエ・ウエストの曲を聴いている

《 背景 》
退院目前となっていた2023年12月22日、院内でインフルエンザに感染してしまい、個室での行動制限を余儀なくされてしまったので、呆然としながらSpotifyで洋楽を聴いていたときのことを思い出して

 その3 

《 啄木 》
はたらけど はたらけど 猶わがくらし 楽にならざり ぢつと手を見る

《 解説 》
働いても働いても暮らしはちっともよくなっていかないので、嘆かわしい気持ちでじっと自分の手を見つめている

《 私 》
飲み込めど 飲み込めど なおわが食事 楽にならざり ぢっとテトリス

《 解説 》
嚥下訓練で、いくら飲み込む練習をしても食事の際の痛みが減らないので、現実逃避のためにテトリスなんかしてみる

《 背景 》
嚥下訓練に励んでいた頃、その成果は一進一退で、昨日まで飲めていたものが今日は口の中の傷が痛くて飲み込めないということが多々あり、本当にまともな食事をすることができる日が来るのだろうかという不安に襲われていたころのことを思い出して

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

呑み溜め

今週末(24日)の通院から経口薬による抗がん剤治療が再開されるかもしれません。

そうなるとアルコール摂取はご法度になりますから、治療期間が終わる数カ月先まで酒を控えなくてはならないわけで

ならば呑み溜めだとばかりに、この週末の夜は酒を呑んで過ごしました

今はもう毎週のように呑んだりしてないんですよ。

現に今回だって正月以来の酒ですから。

なんだったら、もう酒なんか呑まなくてもイイんですけど、これから先の長い間は禁酒しなければならないとなると、やっぱりちょっとくらいは口にしておこうかと思うのが人情ってもんです。

平日は呑まないので今日が治療前で最後の飲酒

酔うほどに深酒はしていませんけど、今夜はじっくり、ゆっくりと味わいながら酒を楽しみたいと思います

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 13 ~夢にも作用

入院中の思い出

眠れない日々が続いたあの日、あの時、色々な睡眠導入剤を試しました。

その中には点滴するとひどく嫌な夢、悪夢を見るものがありまして

いえね、最初は薬が原因だとは思っていなかったんですよ。

このごろ嫌な夢ばかり見るなぁ~程度のものだったんですけど、それがあまりにも続き、とても気分が悪くなるほどの悪夢を見るようになったので看護師さんに相談したところ、副作用として事例があるとのことでしたので、すぐに点滴を中止してもらいました

そんな副作用があるのだろうかと思っていましたが、同室になったイブキさんも同様の経験をしたとのことでしたので、確かに悪夢を見る薬だったんでしょう。

夢にまで作用する薬というものが存在するなんて

くわばら、くわばら

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。