投稿が新しい順 投稿が古い順

びこ痛(つう)

やせてしまったからか、座っていると尻、特に尾骨の出っ張った部分が痛くなってきます

その部分は手で触るとザラザラしており、どうやら炎症しているか、かぶれているっぽいんですよね。

そこで、何にでも効くと信じて止まないオロナインH軟膏を塗ったりして凌いでいたんですけど

そんな私を見かね、妻が小さな座布団を買ってくれまして 

ここ数日、それを敷いて座っていますが、確実に痛みが減りましたよ

これで尻のヒリヒリも改善し、オロナインの世話にならなくて済むものと思われます。

やっぱりBMI17.8の低体重、適正体重(64kg)からマイナス12.5kgのままじゃダメですね。

なんだか手足は冷たいし、いつまでも寒く感じるし、尻は痛いし

なんとか効率的、かつ、健康的に太る方法を見つけなければなりませんね

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 23 ~呼吸困難~

入院中の思い出

気管切開チューブを抜くと話せるようになるのは嬉しかったんですけど、それまで長いことチューブを通して呼吸していたので舌の使い方を忘れてしまったというか、舌に力が入らないというか、とにかくまともに呼吸するのが難しくて苦労しました。

特に体を横たえると顕著で、舌がのどの奥に落ちてくるような感覚があり、鼻呼吸も口呼吸もできなくなってしまいます

横を向いて寝たら少しマシですが、まだ手術の傷が深く残っていて痛みが強く、あお向けにしかなれません

でも、あお向けになると舌がのどに という繰り返しで、それが睡眠を妨げるから眠れない日々が続くという悪循環にもなっていました。

気管切開チューブが入っている間は昼夜を問わず痰が絡んで呼吸困難になり、死ぬかと思ったこともありましたし、軽いトラウマにったりもしましたけど、それが抜けてもまだ苦しい思いをしなければならないのかと、辛く、悲しく、それすらも通り越して怒りすら湧いてきましたよ、あのときは

自分の舌で窒息しそうになって目覚め、恐怖に耐えながら眠れるのを待つ。

もう、あんな経験はまっぴらゴメンです。

あの時ほど手術を後悔したことはありません。

でも、手術しなかったら死んでたでしょうし

やっぱり避けては通れない道だったんでしょうね、きっと

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

握りパクリ

昨夜、ついに ついに 握り寿司をパクッと食べることができました

スーパーで買ってきておいたのを晩御飯で食べんたんですけど、なんか、ちょっと感動しましたよ

だって、だって、カンロ飴はおろか、みかんちゃんですら指で上下の歯をこじ開けなければ口に入らなかったんですから。

まあ、握り寿司と言ってもロボットが握った酢飯に薄めのネタを乗せたものではありますが

それでも、15mmだった口の開きが約10カ月で42mmにまで広がったんですから、それは、ひとえに私の努力の賜物であろうと、ええ

次なる目標はモスバーガーと少し前に書きましたが、それはやっぱりハードルが高すぎますね。

海外では一般的なように、バーガーをムギュ〜って潰して食べるならアレですけど。

では、程良いサイズの食べ物ってなんでしょう

ハンバーガーより低く、握り寿司より高いもの。

・・・

ゆで卵なんか良さそうじゃありません

そうですね、そうしましょ、モスバーガーの前にゆで卵。

では、これを当面の目標にしたいと思います

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

耳に涙

何度も書いていますが、私夫婦は長きにわたって運動を日課としています。

昼に実施する体操にしても、夕方の体操にしても、あお向けになる動作があるのですが

あお向けになった時、あふれ出る涙がツツーっと目尻からこめかみを伝い、耳の穴に入ってしまうことがありまして

その右耳は2023年8月25日の手術による影響で聞こえが悪くなり、チューブのようなものを入れて水を抜く手術を受けていますので、なるべく耳に水が入ることがないようにと医師から忠告されていますから、シャワーなども耳栓をして浴びるようにしています。

そんな右耳に涙が入るので、常に忍ばせているハンカチを慌てて取り出して拭ったりしていたんですけど、今は季節の変わり目ですから、室内での重ね着は日に何度も脱ぎ着するんですよ。

そうなると、必要な時にハンカチがなかったりすることもあるので、そりゃあもう、慌てます

すぐに手で拭ったり、右を下に横を向いて流し出そうとしたり、とにかく水の侵入許すまじと必死です

こんなことなら耳栓をしてから運動を始めるべきかもしれませんね。

いえ、面倒ですよ、そんなのは

これからは、なるべく涙を流さないように努めるか、まずは左を向いて涙を反対方向に流すとか、なるべく楽に対処できる方法を考え、実践したいと思います。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 22 ~吐き気せず~

入院中の思い出

手術前の抗がん剤(PCE療法)は劇的に効いてくれましたが、劇薬を使った割には吐き気に悩まされることはありませんでした

実は覚悟してたんですよ。

妻が化学療法を受けていた頃は吐き気との戦いだったのを知っていますし、
「私は片頭痛で吐き気に慣れてたけど
「でも、弱いんだよね、男子の人って、吐き気とかに
などと、怖いことを涼しい顔で私に言っていましたし

そんな妻の姿を見ていましたから、抗がん剤で吐く、毛が抜けるって当たり前のように考えていたんです。

まあ、ご多分に漏れず毛はごっそり抜けましたけど、今は妻が治療を受けていた頃より格段に吐き気止めの効能が高くなっており、PCE療法を開始した日から終了までの約1カ月間、一度たりとも吐くことはありませんでしたし、胸のむかつきすらありませんでした

食事も朝昼晩と普通に食べられたので、つらい思いは一切ありませんでしたね。

医学、薬学は目覚ましい進歩を遂げており、おかげで私は極端な苦しみもなく手術前薬物療法を終えて、その効果から悪性腫瘍が劇的に小さくなり、壁深達度T4Aのステージ4という死の一歩手前の状態だったにも関わらず、今もこうして生きながらえているわけです。

どこのどなたか存じませんが、ありがたい薬を開発していただき、誠にありがとうございました

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

開口訓練の成果 file-2025-05 ~寿司楽勝~

開口訓練の成果

5月9日現在、訓練前の朝イチが35mm、訓練後の夕方は42mmとなっています。

前回と大差ありませんね、残念ですけど

でも先日、巻き寿司(中太巻き)は、パクっと口に入れることができました

この調子だと、握り寿司だって食べられるに違いありません。

ただし、調子に乗ってパクっと頬張っても、それをモグモグすると義歯の裏側に大量の米粒が流入しますし、誤嚥して気管に入りそうになってしまいますので、いくら口が大きく開くようになったとしても以前のように食べるのは難しそうです

大きく口を開け、薄~く噛み切るようにすればよいのですが、噛み合わせが悪くなってしまったので適量を上手にカットするのも困難ですし。

でもイイんです。

不自由になったことは受け入れていますから

このまま開口訓練に精進し、いつか好物のモスバーガーをガブっと噛んでやりたいと思います

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

ダルンダルン

上唇の右半分がマヒ(『傷痕の変遷』の4)しており、力も入らないので妙に柔らかくダルンダルン状態となっているため、完全に口を閉じることができません

右耳も感覚がなく、妙に柔らかくてダルンダルン状態なのでマスクを耳にかけてもプルンっと、勢いよくはずれてしまいます

右顔面の多くの部分も同様にダルンダルン状態なものですから、ひげを剃る時などは右手にシェーバーを持ち、左手で頬を上から横から、そして下から引っ張ってやらなければ皮膚にシワが寄ってしまって上手に剃ることができないんです

しかし、傷を縫う際に皮膚を引っ張ったからか、見た目だけは妙に張りがあってツヤツヤしています。

まあ、縫い目やら何やらでガチャガチャになってますけどね

そんな状態なものですから、この顔面とは上手に付き合うしかないなぁ〜と。

いえ、だからどうしたってことじゃありませんけど

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 21 ~行動変化~

入院中の思い出

ICUで眠れない日々を過ごしていたある日、気づいたんですよ、看護師さんたちの気遣いに。

日勤と深夜勤の看護師さんでは、明らかに動きが違うんです

昼間は患者を寝かせないためか、気遣う必要がないからか、ドアの開け閉めやゴミ箱のフタの開け閉めは、バタンバタンとうるさいくらいに音を立てます。

ところが夜中になると、そーっと静かにドアを閉め、ゴミを捨てる際には足で操作して開閉するゴミ箱のペダルを静か〜に踏んでフタを開け、ゆっく〜り足を離して閉めるように心がけているようでした

まあ、夜中に大きな物音を立てないのは常識としても、昼間は患者が昼夜逆転しないように、なるべく寝かせないようにしているんじゃないかと思うんですよ。

まだ少し意識がもうろうとしている頃でしたし、気管切開チューブ(『傷痕の変遷』の3)が入っていて話せなかったので詳しくは聞くことができませんでしたけど。

せっかく気遣いながら静かに、静かに行動してもらっても、夜中に目がギンギンになっている無言の私がベッドで耳をそばてているなんて

なんか、ちょっと、怖いですね〜、ホラーな感じですね〜

それはともかく、その節は格別なお気遣いを賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

通院 2025-05-02 補綴

今日も朝から通院でした。

  • 往路
    • 09:20くらいに出発
    • バス停では大きなクマバチがホバーリング
      • 春を実感しながらも刺されたら嫌なので横目で睨みつつバスを待つ
      • 3分遅れでバス到着
    • 下車するお年寄り2人連続で支払いにすったもんだしたため遅れは7分に拡大
      • 車内混んでおり、いつもと違う場所に着席
      • 3つ目の停留所で空いたので席移動
      • のちに爆睡
    • アラームで目覚めると車窓から桜並木
      • 残念ながら天候今ひとつでピンクが霧にかすむ
    • 定刻から15分遅れてバス到着
  • 受付
    • 受付できたのは予約3分前
    • 歯科口腔外科の受付は1分前
    • 待ち時間ゼロで診察室へ
  • 補綴
    • 補綴前の口腔ケアで使う歯ブラシが気持ち良いため市販品か尋ねると医療品であるとの回答
      • 毛の硬さは柔らかめ、天面フラット・カット、3列植えで小さめの形状であると教示を受ける
      • 歯科衛生士さんの多くが同様の仕様の歯ブラシで歯を磨いているとのこと
      • 歯科衛生士さんが優しく、サンプルにと歯ブラシ1本いただく
    • 補綴では義歯の最深部と上あごの間に食べ物が入り込むので誤飲が心配と報告
      • それを受けて、かなり細かな調整をしたため時間が長引く
    • 次回予約は6月20日10:15
  • 休憩
    • 院内のコンビニで昼食のパンを物色
      • 店の規模が小さいためラインナップはいつも同じ
    • いつもの通り院内レストランで昼食
      • 惣菜パンは食べ飽きたのでサンドイッチにしたが、しなしなのレタスが噛みきれずに一苦労
      • 補綴の調整も虚しく、相当量の食べ物が義歯の裏側に流入
      • 来月20日まで我慢かと軽くため息
  • 会計
    • 自動精算機には御高齢の女性
      • 先日のケンタッキーの女性と同様、一人でなんとか精算までたどり着く
      • 現代社会に順応できている御老人も多いのだと実感
      • ただし、次回予約券と領収書を取り忘れていたので呼び止める
  • 復路
    • 雨が降った形跡あるが止んでいたので急ぎ足でバス停に向かう
      • やたらと風強く、バスを待つ間に体が冷える
    • バスは定刻どおりに到着
      • さほど混んでおらず、いつもの席を確保
      • 寝過ごさぬようタイマーをセットしたが、スマホ・ゲームに興じて気づけば降車のバス停
    • バスを降りると、こちらも負けじとかなりな強風
      • 瞬間的に前に進むのが困難になるほどの風にあおられる
    • 帰宅したのが14:30くらいなので本日の外出は5時間程度

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 20 ~立ち直り~

入院中の思い出

私、よっぽど動けなくなるのが怖かったんでしょうね

ですからICUで意識が戻ってすぐに体を動かし始めました。

もちろん、体のアチラコチラに管が入れられたり電極を繋げられたりしていましたから動くといっても限定的で、最初は足首の曲げ伸ばしだけしていたような、ボヤッとした記憶があります。

脚が動かせるようになると、あお向けでヒザを立て、そのまま左右に倒して体をひねる動作を加えました

本当はもっと動かして運動不足の解消と、筋力の回復に努めたかったんですけど、腹部にはCVポート造設された胃ろうがあり、胸には心電図やら脈拍、血流などを計測するためのセンサーやら電極が貼り付けられ、腕には何本もの針が刺さって点滴が繋がれている状態でしたから動かすことすらできません

それでも点滴の数が減り、ゆっくりなら動かしても良いとなると、リンパ節を切除した右肩のリハビリのつもりで日に何度も腕の上げ下げを繰り返していました。

お陰で順調に筋力、体力とも回復し、理学療法士さんが
「えっ  脚を上げられるんですか
「う、腕も耳につけられるんですね
などと感心していましたし、歩行訓練で病棟の端まで歩いている姿を見た看護師さんに
「ええっ  歩けるんですか
と、驚かれたりしたものです

手術前、朝から晩まで病棟内をウロウロと歩き回ったり屋上階で運動したりしているのを見た看護師さんが
「偉いですねぇ~」
「でも、そうやって努力すると術後の立ち直りが早いですよ」
と、言っていましたが、事実、その通りとなりました。

こんな時、普段から運動を習慣づけておいて良かったと実感しましたよ、本当に

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。