投稿が新しい順 投稿が古い順

開口訓練の成果 file-2025-03 ~年6mm~

開口訓練の成果

今日現在のところ、開口訓練をした直後は36mmほど口が開くようになっています

でも、それから約12時間が経過した翌日の朝は24mmくらいしか開きません

まあ、カンロ飴は楽勝なんですけどね。

2023年11月末から訓練を開始して19mmしか開かな方のが少しずつ開くようになり、もうすぐ30mmとなったところで顎関節症を患ってしまって再び20mmに後退し、それでも訓練を続けるべしという主治医の指示で再開してから約半年。

やっと、やっとの思いで36mm

痛かったですよ〜、そりゃあもう。

アゴはギシギシ、ミシミシと音を立てるわ、ただでさえ涙が止まらない右目からアホほど涙があふれ出すわ、ほほに移植した筋はピシピシ痛むわ、舌はジンジンするわの大騒ぎです

そんな試練に耐え、耐え忍んでやっと36mm。

欲を言えば訓練直後は40mm、翌日になっても30mmくらい開いてくれると嬉しいんですけど

今のところは月間1mm、年に12mmほど開くようになればと思っています。

いえ、せめて、その半分、年6mmでも開いてもらえればと、ええ

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

髪にまつわる話し 十二本目 ~まるでヅラ~

髪にまつわる話し

抗癌剤の副作用による脱毛を経て、再び発毛すると驚くほどのクセ毛になったのは過去に書いたとおりです。

何度かの散髪でクセが軽くなると思ったりしていたんですけど

そんな淡い期待など一笑に付すかのように髪は今もグリングリンと力強く渦を巻いております

過去の髪型は典型的な七三分けだったんですけど、今は八二分け、それも限りなく九一に近い分け目となっているのは、そこから分けなければ髪が逆らってツンツンに立ってしまうからです。

なんだかなぁな感じではありますが、一つだけ利点としてあるのは朝起きても手ぐしでササッとするだけで髪型が安定します

帽子を脱いでも髪型は変わらず、髪を洗っても乾けば勝手に同じ髪型になります。

おまけに髪質まで変わって少しゴワゴワしているので、それはまるでヅラをかぶっているかのごとく

そんなことは見た目じゃ誰にも気づかれないでしょうからイイんですけどね

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 17 ~非パニック

入院中の思い出

手術後に抑制されると聞いた時には精神的なパニック状態になりましたが、実際に抑制されてみると、
「俺を自由にしろーーっ
などと暴れることもなく、パニック症状に至ることはありませんでした

まあ、手術後は麻酔やら痛み止めやら何やらで意識がもうろうとしていましたしね。

自分がどういう状態に置かれているのか考える余裕もなかったですから

手術前の主治医からの説明で、気管切開術になるので喋ることができなくなると聞いていましたし、
「声が出なくてパニックになる患者さんもいます」
とも聞かされていました。

事前に知っていたからか、話せなくてもパニックになることはありませんでしたよ

意識が戻っても、なんだか疲れていたり面倒だったりして喋りたいとか思わなかったというのが実際のところです

何日かすると、筆談が面倒になりましたから喋りたいって思いましたけど。

それでも、危惧されていたようなパニックにならずに済んで助かりました。

パニックになるのなんて嫌ですけど、それよりも、他人に迷惑をかけることになってしまうのはもっと嫌ですからね

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

if 畏怖

私は手術によって顔の右半分の人相が変わってしまったことを恥じても後悔もしていませんが、この顔を人が見た時にどう思うのか

私自身は気にしていないので宅配などで人と接する際も顔を隠しませんし、ソラくんやウミちゃんが遊びに来る際も、隣の理美容室の家族の前でも、マスクなしで顔を見せたりしています。

しかし、人によっては私の顔を見て一瞬だけギクッとした表情を浮かべることがあります

そりゃそうでしょうよ

顔にキズがあるだけでも人目を引くのに、私の場合は怪我なんてレベルのものじゃありませんから

それで傷ついたり悲しい思いをしたりするわけでもなく、
「そりゃそうだわな」
と納得すると同時に、
「ごめんね、驚かせて」
って思ったりしています。

今はまだ、病院内ではマスクが必須ですが、もし、他人に畏怖の念を抱かせたり驚かせたりするのなら、マスク不要となったとしても私だけはマスクをし続けたほうがいいんでしょうね、きっと。

ええ、そうします、そうしましょ

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 16 ~やりなおし

入院中の思い出

手術直後は話すこともできず、おむつをして朝から晩まで寝ている生活。

まるで赤ちゃんみたいです

やっと筆談ができるようになっても頭に浮かぶのはひらがなばかり。

小学校低学年で教わる漢字すら書くことができません

痒いところがあっても自力で痒くこともできず、胃ろうから入れるのは離乳食のようなドロドロしたもの

それからは気管に声を出すことができる器具をつけて話せるようになったり、少しずつ漢字を思い出して簡単なものから書けるようになったりと、まるで人生をやり直している感じでした。

そんな気がしていたのは私だけで、はたから見れば単なる寝たきりの爺さんであり、少しずつ回復していく患者に過ぎないでしょうけど

でも、この歳になって自分が目まぐるしく変化するのを体験することなんてできるものじゃありません。

そういう意味においては、ちょっとだけ良い経験になったと、なんとかポジティブなシンキングにしようと努力している私だったりします

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

上あご受難

私が患ったのは扁平上皮癌に分類される上顎がんという珍しい病気ですが、兄ちゃん先生
「せめて下あごだったらなぁ」
と、くやしがっています

というのも、最近の医療技術をもってすれば、下あごなら人工骨での再生が可能なものの、上あごは最新技術をもってしても難しいのだそうです。

「よりによって上とはなぁ」
と、自分のことのように悔やんでくれる兄ちゃん先生ですが、なってしまったものは仕方ありません

そりゃあ、とっても不自由な思いもしていますし、味覚も衰えてしまったので昔みたいに食事を楽しむことができないのは私も悔しいですけどね。

それでも少しずつ右顔面の感覚が戻ってきていますので、味覚も徐々に回復してくれることを願っています。

やはり美味しいものは美味しく、以前と同じくらいのテンションで
「おいしーねーっ
と、味わいながら妻と食事を楽しみたいですからね

上あごを受難してしまったのは不運ですが、死ななかっただけマシ。

明石家さんまの座右の銘、
『生きてるだけで丸儲け』
を心に刻みつつ、粛々と味覚の回復を祈りたいと思います。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

カテゴリー・チェンジ

ブログ記事のカテゴリーを『抗がん剤治療 – 通院』としておりましたが、このたび『経過観察一年目 – リハビリ』に変更いたしました。

もう昨年の7月末から抗がん剤治療は中止しているので早々に変えたら良かったんですけど、いつ再開になるのか分からない状況が続いていたのでタイミングがつかめなかったんですよね

しかし、1月24日の通院で抗がん剤治療の継続は不要であろうと主治医から提案があり、妻と話し合った結果、体力が削られる治療を今さら再開することもなかろうという結論に至り、昨日の通院で中止を決定しましたので、これを機にカテゴリーの変更と相成った訳でございます

実は迷ったんですよ。

2023年8月25日の手術を起点として『術後◯年』とするか、上述した2024年7月に投薬を中断した日からを『経過観察』にするか、それとも完全に中止を決定した昨日からを『経過観察』の開始とすべきか

なんだかよく分からなくなってしまいましたし、過去記事を変更するのも面倒なので、今日からカテゴリーを変更することにしました。

まあ、なんにせよ、順調に回復しているのは嬉しいことです

抗がん剤治療を中止した今後も再発、転移がないことを祈りつつ、しめやかに新カテゴリーを追加します。

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

通院 2025-03-05 MRI検査 口腔外科

今日は口腔外科の受診日でした。

  • 往路
    • 07:35 風強く粉雪が舞う中バス停へ
    • 数分遅れで到着したバスは高校生が乗っていなかったのでガラ空き状態
      • 昨日が高校受験の日だったのが関係しているのか
    • 着席直後から眠りに落ちて降車10分前にアラームで覚醒
    • 5分遅れで病院最寄りのバス停着
    • 外は吹雪もようで持参した傘は役に立たず
    • アウターのフードを目深にかぶって病院へ
  • MRI検査
    • 採血と造影剤のためのルート確保をされると覚悟するが検査の際に採血も同時に済ませるとのこと
    • しばし待たされた後、病衣に着替えて検査室へ
      • 閉所恐怖症が微妙に残っているためマフラーを顔に乗せ、目を覆って検査開始
      • 検査中、強い背中のかゆみを必死に耐え忍ぶ
      • 採血、造影剤注入してラスト10分
    • 10:40検査終了
  • 口腔外科
    • 検査から戻ると待合はえらい混みよう
    • 11:07診察開始
      • 血液検査は問題なし
        • 若干の貧血状態が認められるとのこと
        • 先月意識を失ったことを伝えるが、「気をつけてくださいね」とのお言葉のみ
      • 12日までに連絡なければMRI検査の結果も問題なし
      • 抗がん剤治療を中止すると正式に申し入れ
        • その方針で問題ないものと思われるので尊重するとのこと
    • 11:20診察終了
  • 会計
    • 実は前回通院の際に精算し忘れた支払いがあったため合わせて決済
    • 支払い終わり前回分もと診察カードを端末に入れても無反応
      • 窓口で問い合わせると今の支払いが前回分で、今回分はまだ精算処理中とのこと
    • 直後に迫る発車時間のバスをあきらめコンビニで昼食購入
      • 食堂の外来用テーブル混んでおり、周りの目を気にしつつ食事
    • 食べ終わると処理が終わっていたので支払い
    • 調剤薬局へ処方箋を送信
    • 次のバス時間が迫っていたので急いで薬服用、うがい、トイレなど済ませてバス停へ
  • 復路
    • バスはそこそこの混み具合
    • 座席確保に成功し、そのまま爆睡
    • 降りるべきバス停への到着10分前にアラームで覚醒
  • 調剤薬局
    • 処方箋送信済みのためスムーズに受け取り完了
  • 帰宅
    • 14:40帰宅
    • 約7時間の通院終了

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

入院中の思い出 scene 15 ~早朝の風景

入院中の思い出

前回の続きで、昼夜逆転してしまって眠れぬ日々を過ごしていたときのことです。

寝たきりの状態から少しマシになり、ベッドを出てトイレに行ったりするくらいには体力が回復したものの、まだまだ眠れない日は続いていました

睡眠導入剤を大量に投与しても深夜2時くらいに目を覚ましてしまい、それっきり眠ることができない日が多く、そんなときは何時間も外を見続けて朝になるのを待ったものです。

とにかく眠れず、夜が嫌で嫌で仕方なく、外が白々と明るくなってくると安心できました

いつも見ている住宅街の道路にはオレンジ色の街灯が並んでおり、たまに車が通ると
「こんなに早い(遅い)時間に車に乗ってどこに行くのだろう
などと考えたりする日々。

必ず3時くらいに明かりが灯り、車庫から乗用車が出ていく一軒家を見ながら
「3時、4時から始まる仕事ってなんだろう
などと、寝不足で回転の鈍くなった頭でいくら考えても答えなどみつかるはずはありません

季節は夏から秋、そして冬へと向かう頃でしたから日の出はどんどん遅くなり、暗くて長い夜を過ごさなければならないのは本当に苦痛でした

もう二度とあんな生活に戻りたくないものです。

いえ、戻るりませんよ、私は 

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

通院 2025-02-28 耳鼻科 補綴

今月最後の通院。

  • 往路
    • バスに乗った直後から爆睡
    • 降車10分前にアラームで覚醒
  • 耳鼻科
    • 検査機器の調子が悪いとかで長い待ち時間
      • 待ちくたびれて抗議する患者多数
    • 今までと異なる医師の診察
      • 聴力検査の結果は問題なし
      • 鼓膜に装着のチューブに異常なし
        • 細菌感染などなければ今後も入れっぱなしにするとのこと
    • 待合では、もうギガがないと言う旦那さんに私のは無制限だから使ってと言う奥さん
      • なぜ俺が5ギガなのにお前は無制限なんだと詰め寄る旦那さん
      • どうせ使わないでしょ、いや、俺だって孫の写真や動画見るし、などと言葉の応酬でケンカ勃発
      • この病院にはフリーWi-Fiありますよと教えたかったが名前を呼ばれたので伝えられず
      • そのまま口腔外科に向かったためケンカの結末は不明
  • 補綴
    • 30分遅れで受付するも、すぐに呼ばれて口腔ケア開始
      • 綺麗な状態が保たれているので今後も続けるようにとのこと
    • 隣の診察室から聞こえる爺さんと医師の妙な会話
      • じゃあ、入れ歯を作り直すの?
        いや、そうじゃなくて
        じゃあ、今日はなに?
        入れ歯の調子が悪くて
        じゃあ、その入れ歯は?
        それがどこにいったんだか・・・
    • それほど待たされずに補綴開始
      • 口を大きく開けると前後2カ所に痛みを感じる件
        • 当該箇所を削って調整し、痛みが大幅に軽減
      • 食べ物が義歯の裏側に入る件
        • 樹脂を追加して調整してもらったが大きな改善はみられず
        • 次回も調整の必要あり
    • 会計
      • 昼を過ぎていたため待ち人数少なく、すぐに清算完了
      • 昼食用のパンなど購入するも、次のバスに間に合いそうだったので停留所まで猛ダッシュ
    • 帰路
      • 混んでいる車内で空いた席に座る際、窓側に荷物を置いて通路側に座るバカが意外に多いのが不思議
      • 今日は処方薬がないためバス停から直帰

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。