今まで朝一番の投稿には
『入院生活◯日目』
というタイトルを付与しておりましたが、今後に控える手術、リハビリが本格的な入院生活となるため、今までのタイトルを
『検査入院生活◯日目』
に変更いたしました。
取り急ぎ、ご連絡まで。
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
昨日の投稿の続きになりますが、私の左足のスネにはアザがあります。
全身紫色の仮死状態で生まれた私は、取り上げられて数分後にやっと産声をあげたとのことでして
そして、自発呼吸が始まると紫色だった肌が少しずつ普通になってきたらしいのですが、母に初めて抱かれたときは、まだ左半身が紫色のままだったので、それを見た母は
「なんて可哀想な子を産んでしまったのだろう」
と、私の将来を悲観したそうです
しかし、左半身全域だった紫色の肌も、顔が普通になり、腕が普通になり、胸が、上半身すべてが・・・と、徐々に範囲が狭まって、最後に左足のスネにトランプのダイヤ型のアザを残すのみとなりました。
綺麗な足ではないので人様にお見せできる代物ではありませんが
形はビローンと伸びてしまったものの、今でもクッキリとアザは残っています。
まるでホクロの集合体のように見えますが、たしかに私ってあまり顔や体にホクロがないんですよね。
約61年が経過しても消えないこのアザは私のシンボルとなっており、
「身元不明死体になっても足を見たら分かるね」
などと、妻は言います
確かにそうなんですけど
まあ、そんな事態になった場合には、身元確認をお願い致します。
今回持参したノートパソコンは、昨年末のAmazonブラック・フライデー・セールで購入したものです。
頭の片隅には、ちょっとだけノートパソコンがほしいという思いがありましたが、決して積極的なものではなく、漠然と思っていただけだったんですよ。
ところがセール内容を見てみると、30%、50%OFFは当たり前、中には70%OFFなんていうのもありまして
そこで目に飛び込んできたのが、WindowsマシンではなくChromebookというGoogleのChromeOSで動作するノートパソコンです。
価格は驚きの2万円台
タブレットよりも圧倒的な低価格じゃあ〜りませんか。
そこで思わずポチってしまった訳ですが、結果的には大正解でした
入院する前から趣味で続けていることに活用して大いに役立っていましたし、今回みたいに狂ったように更新しているブログもノートパソコンがあってのことです。
おまけに病室にある棚の鍵がかかる引き出しにもピッタリなので盗難の心配もありません
このノートパソコンから自宅のデスクトップパソコンを遠隔操作して仕事もしてますし。
日々のメモ、ブログの更新、妻とのLINEなどなど、病室で大活躍しております。
ああ〜、本当に買っておいて良かったぁ〜
ただ、これに頼りすぎるため、フリック入力は速くなっていませんが
4月の抜歯以来、ずっと歯ぐきからの微量出血が続いています
一日中ではなく、何時間かに一度くらいの割合で口の中に血の味がパーっと広がるんですよ
それを主治医に伝えると、
「わずかな出血でも続くと貧血になるおそれがありますので気をつけてくださいね」
と言われました。
入院以来、採血で計500ccは軽く抜かれているので今さら感はありますが、院内運動で階段の昇り降りをする際などは、しっかり手すりにつかまるようにしています
もともと赤血球が少ない体質らしく貧血気味なので、余計に気をつけなければなりませんからね。
過去に母が貧血気味と診断されましたが、それは大腸がんによる微量出血が続いていたからだと思われます。
手術をしてからは一度も貧血で倒れたという連絡がありませんからね。
わずかな出血でも続くと怖いものです
以前、背が縮んだと書きましたけど
今回の入院の際、身長と体重を計測しました。
その時、
「身長は171.6ですね」
と言われたんですよ
背が縮み続け、もう170センチそこそこしか無いと思っていたので驚きです
で、思い返してみると、毎年の健康診断で行く病院が使っている身長計は経年劣化が著しく、支柱がグラグラしているような代物なんですよね。
そんなもので測るから結果が不安定だったり、毎年傾きが激しくなっているからどんどん低く計測されるんじゃないでしょうか
とにかく、私の身長は悲観するほど縮んではおらず、四捨五入すればまだ172センチと言っても差し支えないくらいはあるのだと判明しました。
そんなわけで、みなさん、私の身長は172センチでございます
私達夫婦が、あまり大きな音を立てずに暮らしていると書いて思い出しました。
大阪に住んでいた頃、知り合いから
「二人ともおとなしいねぇ」
と言われていたことを
いやいや、関西人のパワーとしゃべくりが凄くて圧倒されているだけだと、その時は思っていました
しかし、以前にも書いた通り、北海道に帰ってきてからも朝の散歩で知り合った御婦人たちに
「静かなご夫婦ですねぇ」
と言われたことがあります。
どうやら私達夫婦って静からしいです
今回の病気は4月の抜歯をきっかけに発覚しましたが、実はそれより前に予兆はありました。
その抜歯した奥歯は、1年前の2022年4月にも痛くなって兄ちゃん先生に診てもらっているんです。
何度か通い、レントゲンを撮っても原因が分からず、本当に痛いのが上の奥歯なのか調べるために歯ぐきに麻酔注射をしてみましたが痛みは治まりません
兄ちゃん先生も
「麻酔しても痛いなんて」
と不思議そうにしていましたが、とりあえず3日分の抗生物質を処方してもらい、それを服用したところ痛みが完全に消えました
それから一年後、痛みが再発して兄ちゃん先生のところに行き、色々あって現在に至る訳です
予兆とも言える一年前、痛いのに原因不明だったのですから、口腔外科の看板を掲げてCTなどの設備が整っている歯科に行ってみるべきだったかもしれません
その時もすでに腫瘍はあったのでしょうから、一年早く対処できていた可能性があるわけです。
いずれにしても手術は必要なので、腫瘍が大きい小さいの差でしかありませんけど
でも、やはり小さい方が手術範囲も小さかったでしょうしね。