夏の間、夜になると病室の窓からパチン!という音がたびたび聞こえていました。
最初は何の音だろうと不思議に思っていたのですが、明かりにつられて虫が窓に激突していることが判明。
空を飛んでいて、
「おっ 明るいところがあるじゃん 」
と、ガラス窓があることに気づかず向かってくるのでしょう。
寒くなって虫が飛ばなくなったと思っていたら、虫の激突より大きな音がするようになりました。
パチン!などという可愛いものではなく、ガンッ!という大きな激突音です
ある日、その正体を見ることができました。
鳥です、鳥
間抜けな鳥が、ガラスがあるのにまだ空中が続いていると勘違いし、窓に激突するんです。
虫は激突してもすぐに立ち直って飛んでいきますが、鳥は激突したあと落下してしまいます
そのまま地面に落ちてしまうのでしょうか、それとも途中で我に返り、飛んでいくのでしょうか
それは今でも謎のままです。