ICUでは様々な管が体に入れられ、心電図などの計測機器ともつながれており、おまけに麻酔やら鎮痛剤やらの影響で思い通りに体を動かすことができなかったため寝たきりの状態が続きました。
それでも徐々に意識だけはハッキリしてくるので自由に動けないことがストレスだったりしておりまして
そんな中、妻の面会以外に心の拠り所となったのは、ベッド脇にあるテレビに映し出されたメージャーリーグのエンジェルス(2023年当時)で活躍する大谷くんの姿です。
今年(2024)優勝したドジャースでも彼は大活躍でしたが、あの頃も大谷くんが躍動する姿を見てとても勇気づけられました
昼夜逆転していたので、早朝5時からメジャーリーグの中継を見たりしながら妻が面会に来てくれるのを待ったものです。
視聴者からのメッセージでスポーツに打ち込む姿に感動したとか、力をもらったなどという内容がテレビ中継の中で紹介されることがありますが、以前までは
「へぇ~、そんなもんかねぇ」
と思ったり、テレビで紹介されたいがための作り話なのではないかと疑ったりしていたんですよ
しかし、そういうことって本当にあるのだと実感させられました。
大谷くんは私にとって救世主です