北海道ではかなり前から秋の虫が涼し気な音色を奏でていますが、今年はトンボの数が極端に少なく感じるのは、夏が異常に暑かったからでしょうか
子どもって、特に男子って、やたと昆虫が好きなものでして。
もちろん例外的に虫が苦手な男の子もいますけど、昭和の子どもの9割以上は少なからず昆虫が好きだったり興味があったりしたんじゃないかと思います。
私もご多分に漏れず虫は大好きで、クワガタムシ、カブトムシから始まってカミキリムシ、テントウムシ、ゴミムシやダンゴムシにアリンコまで、様々な虫を捕獲しては家に持ち帰り、母親から冷ややかな視線を向けられつつも飼育ケースに入れてその動きを観察していました
それでも、そこは子ども。
数日後には虫の存在などすっかり忘れて放置しておくものですから、その死骸にハエがたかってウジがわき、飼育ケースが凄絶にして悲惨、おぞましい状態となってしまったことも一度や二度のことではありません
そのたびに後片付けをする羽目になった母親からこっぴどく叱られたりしましたが、また親の目を盗んでは虫を捕獲して飼育ケースに入れるということを繰り返していたんですよね。
私の故郷、そして実家のあったところは田舎町のさらに郊外、農家さんから買った土地に家を立てていましたから周りは田んぼと畑ばかりで、春はチョウチョだらけ、秋にはトンボの大群となっていました。
秋に田んぼのあぜ道を歩き、虫取り網をブンッと振り回せば稲穂からトンボが一斉に飛び立ち、空が暗くなるほどでしたからね
アカトンボからシオカラトンボ、オニヤンマ的な大きなものまで、ありとあらゆるトンボが住んでいたように思います。
そんな状態ですから網を適当に振り回していれば、ものの数秒で何十匹も捕獲することができたものです。
さすがに、この歳になれば苦手な虫もいますが、今でも多くは平気で手づかみすることも可能なのは、この経験があるからこそでしょう
以下は『田んぼのジャンボなトンボ』をAI生成したもので、左がGemini、右がChatGPTの作品です。
いえ、それだけです、失礼しました。