桃の皮を上手に剥ぐ方法って話じゃなく、太ももの皮が剥がされたって話です
右顔面を切り開いて上あごの骨を削り取る(『傷痕の変遷』の4)手術で右ほほの肉も失ったため、腹筋を切除(『傷痕の変遷』の5)して移植し、それを覆うために太ももの皮膚を切り取って(『傷痕の変遷』の6)移植しました。
で、皮を剥ぎ取られて数日経った太ももがこれ。
皮っていっても表面の薄い皮膚ではなく、まあまあガッツリ剥ぎ取るものなんですね
大量の鎮痛剤を投与されていたからか、このときは痛みを感じることもありませんでしたが、治りかけにひどく痒くなったのを覚えています。
抗がん剤治療の副反応で体が痒いのか、治りかけの傷がかゆいのか、その両方だったのか、とにかくボリボリしては看護師さんに叱られたりしたものです
あれだけバリボリと掻いていたのに脚のすねみたいに痕は残っておらず、今ではどの部分が切り取られたのか分からなくなりました。
まあ、たかが皮膚ですからね
他の切り傷や穴みたいに痕が残らなくて当然ですけど。