今日は三カ月に一度の通院でした。
私の持病は発作性心房細動ですが、実は担当医も最近になって少し心臓の調子が良くないみたいでして。
循環器科の担当医が転勤になるのをきっかけに、どうせ薬の処方だけだからと内科に引き継いでくれたので、今は 3カ月に一度の割で内科だけ通っているんですけど、ある日、その内科の担当医が不安気に聞いてきました。
「あれですよね、心臓ってちょっと止まったら分かりますよね 」
との問いに
「そうですね、私なんかしょっちゅう止まりますもん」
と答えると、顔がパッと明るくなり
「ですよね~ 」
と返してきます。
「なんか気持ち悪いですけど、すぐ動きますしね」
との問いに
「そうですよ、そのまま止まっちゃうことはないみたいですよ」
と答えると、
「ですよね~ 」
と妙に安心したリアクションが返ってきます。
そこで、
「どうしたんですか 」
と聞くと、
「いえ、私も最近になって不整脈がでるようになりまして 」
ですって。
やはりお医者さんでも専門外のことは分からなかったり、自分の身に何かが起こると不安になったりするものなんですね。
「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ」
と、どっちが医者なんだか分からないセリフを言ったりしながら診察室を後にする私です。