病室の斜め向かいの人とは少しだけ会話をしています
病室での会話はほとんどありませんが、診察に呼ばれるタイミングが一緒だった場合、診療科に向かうエレベーターの待ち時間、エレベーターの中、1階の廊下を歩いている間、だまっているのもどうかと思い、私から話しかけたのきっかけです。
その男性はイブキさんという名で、自転車に乗っている時に車にはねられ、アゴを骨折したほか、むち打ち症、両腕の痺れが残ってしまったとのこと
イブキさんはとても物静かで病室ではベッドにいるのかどうか分からないほどです。
大いびき二大巨頭が去って迎えた初めての夜、私はよく眠れましたが、私のイビキでイブキさんが眠れなかったのではないかと心配していたんですけど、イブキさんも自身のイビキで私が眠れなかったのではないかと心配していたということをリハビリの先生から聞きました。
私と同じような考え方、感性の持ち主なんですね
深く話をすれば気が合い、仲良くなれそうな気がしますが、イブキさんは今月末には退院するようなので、あまり仲良くなると退院後に寂しくなること必至ですから、程よい距離感を保ちつつ、当たり障りのない会話を楽しむことにします