私ってバリバリの昭和生まれの爺さんですから、現在の医療器具や備品を見ると時代の格差を感じます
ガーゼひとつをとっても、昔は大きなものを必要な大きさに切って使っていたものですが、今はアレ用のガーゼ、コレ用のガーゼと、驚くほどの種類が準備されているんですよ。
絆創膏も普通の紙製っぽいもの、肌に優しいものも数種類、貼っておくだけで傷が癒えるものなどなど、驚くほどの種類です
中でも最も隔世の感があるのは注射器ですね。
私が子供の頃はガラス製の筒に金属製の針がついていて、大きな銀色の鍋みたいなものに並べられ、グツグツと煮沸消毒されていました
いまは感染を避けるために使い捨て、樹脂製の筒に針がついたものになっていますね。
胃ろうから栄養剤を入れるのもシリンジという樹脂製のもの。
昔と違ってそれら全てが使い捨なので医療機関から出るゴミは膨大で、尋常ではない量だと思われます
衛生面や感染防止の観点からは仕方ないと理解していますけど
でも、医療機関って地球に優しくありませんね。