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カテゴリーA

先ごろ希少がんの新しい分類(NCRC)が発表になりました。

内容を確認したところ、私の場合は、がんの発生が少ない臓器であるカテゴリーAの『中咽頭』に分類されるようです。

さらに、それの亜種なのですから、やはり希少中の希少種なのでしょう

自分で自分が嫌になりますよ、まったく 

なにも、そんな珍しい病気になることはなかろう、って

多くの症例と同様に歯ぐきに腫瘍ができたなら、ここまで大掛かりな手術は必要なかったでしょうし、上あごをごっそり切除することもなかったことでしょう。

だとすれば、もう少し食べるのも会話も楽だったんじゃないかと

こんな珍しい病気になってしまったばっかりに、リハビリはしんどいし、食べるのも苦労するし、会話も楽じゃないし

でもまあ、悔やんでも仕方ありませんね。

なってしまったものは、もうどうしようもないですから

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二刀流

今年もメジャーリーガーの大谷くんは大活躍で、今日はついにドジャースでは初となる投手を務めました。

結果は1失点でしたけど、今後を期待させる内容だったんじゃないでしょうか

結果、チームも勝ちましたしね

これからも、二刀流で活躍する姿を見守り続けたいと思います。

で、二刀流と言えば、妻もそう言えるでしょう。

2024年末にトースターを買い替えましたが、それまで使っていたものは捨てずに保管しておりまして。

油ハネの可能性があるグラタンを加熱する際などは、もう汚れがこびりついて落ちなくなってしまっている古いトースターを使います。

いつ捨てても良いと思ったら気兼ねなく使えますから、ええ

IHクッキングヒーターの魚焼きグリルは掃除が面倒なので使わないようにしていますから、どうしても焼き魚が食べたくなったら古いトースターを使おうと思っています。

遠赤外線効果で美味しく焼けるので、焼き鳥とかにも向いてますね

油ハネしたり、煙が出て庫内がいぶされるような調理の際は、今後も古いトースターの出番となるでしょう。

こうなってくると、いつまでも妻が二刀流を続けられるよう、トースターには頑張ってもらいたいものです。

超アナログの機械ですから簡単には壊れないと思いますけど、できるだけ大切に使ってあげることにします

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斜め開き

開口訓練の成果で口が大きく開くようになってきたのは嬉しいのですが

右あごの関節が固いのか、右頬の筋が固いのか、下あごが右下に向かって開くようになってしまいました

自分では真下に向かって口を開いているつもりなのに、鏡で見るとあごが右へ右へと開いていくではありませんか

ただでさえ下あごの位置がズレてしまっているのに、このままではどんどん顔が曲がってくるのではないかと不安になります。

そこで、最近の開口訓練では、左下左下に下あごをこじ開けるように心がけるようにしました。

そんな雑なやり方を強行して良いのか、多少の不安もないではありませんが

とりあえず、次回の診察の際に訊いてみることにします。

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治癒力高め?

私って自然治癒力が高いんでしょうか

例えば血管。

妻は2008年に子宮体がんを患い、入院と化学療法の際に点滴やら何やらで血管が細くなってしまいました(『傷痕の変遷』の8)が、それが少しずつ回復して今に至ります。

その妻と同じくらい、入院中に酷使して針を入れるのが難しくなった私の右腕の血管が復活しているのは以前に書いたとおりです。

妻が17年かかって復活したのと同じくらいの血管が、わずか1年半で復活するなんて

嚥下訓練では口の中の手術痕が痛くてまともに食べられませんでしたが、退院した1カ月後には理学療法士さんや主治医が驚く早さで固形物を飲み込めるようになりました。

人によっては痛みが消えても嚥下が上達せず、いつまでも流動食や簡単に舌でつぶせる嚥下食に頼る人もいるのだそうで、私のようにケロッとして何でも食べられるようになるのは珍しいのかもしれません。

その他、感覚が戻ることはないだろうと言われた右顔面の多くの部分に感覚が戻ってきていますし

何より、一度は詰まったと思われる右脳の血管が別ルートで再生していますからね

ひょっとして、私には人並み以上に優れた自然治癒力が備わっているんじゃないでしょうか

もしかすると、腕や足を切り落としても生えてくるかもしれません

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二人のトラウマ

昨日の私の誕生日は、妻と二人でささやかながら祝うことができました

33年間の結婚生活の中で、一緒に私の誕生日、二人の結婚記念日を祝えなかったのは2023年だけだというのに、それがトラウマ、悪夢、厄日、凶日だったと、私たち夫婦の間では共通の認識となっています。

2023年は誕生日も病室で迎え結婚記念日に至っては看護師さんと険悪な関係になるなど、嫌な記憶しかないんですよね

それだけに、退院してから初めての2024年の誕生日、そして結婚記念日では、何事もなく普通に迎えられるだけで幸せなのだと実感しました

ということは、それは厄日や凶日なんかじゃなく、小さな幸せに気づかせてくれたので大安、吉日と解釈すべきかもしれません。

そうですね、ネガティブに捉えるよりポジティブに受け止めるべきですね

そのほうが精神衛生上も良いでしょうから

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HEX四十路

今日、13日は私の63回目の誕生日です

数え年だと40ですよ、四十路。

いえ、ヘキサの40、10進数で64歳なんですけどね

長いことコンピューター界隈に生息している私は、32歳になった時に16進数(HEX)にすれば20になると気づき、年齢を問われるたびに
「ヘキサのはたち(二十歳)」
と答えて失笑を買ったりしておりました

あれからさらに32年の時を経て、来年はいよいよ満でヘキサの40。

次に切りの良い年齢は50HEXですが、10進数に直せば80歳。

・・・

ギリですかね まだこの世に存在しているのでしょうかね 私は。

その次の60HEXとなると96歳。

無理ですね、たぶん

今から32年後なので、アホほど医学や科学が進歩して96でも何とか暮らしているかもしれませんけど。

いえ、なにも、そこまで生きなくたって。

せめて静かに死なせていただければと、ええ

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二十九年酢

1996年から1日30ccの酢を飲み続けています。

大さじ2杯を水で割ってゴクゴクと

たぶん6月くらいから始めたと思うので、もう丸29年。

それは10,592日になりますから、計317,760cc(約318リットル)の酢を飲んだことになります

私も妻も入院期間中は飲めませんでしたが、料理でも酢は使いますから1人310リットルくらいは飲んでいるんじゃないでしょうか

仕事で北海道から大阪に転勤になったのが1994年の秋。

その翌年から強烈な暑さに負けて夏バテしてしまい、まともな食事ができなくなってしまいました

何がきっかけだったのか今となっては思い出せませんが、健康のために酢を飲もうということになりまして。

ミツカンが『からだにワンスプーン!』というキャッチフレーズで、毎日継続して大さじ1杯(約15ml)の食酢を摂取することを推奨し始めたのが2006年3月3日からなので、私たち夫婦は10年も早く、それも倍の量を摂取してきたことになりますね

単に健康目的で飲み始めたのですが、思わぬ効果として、まったく夏バテしなくなったんですよ

前年までの辛さがウソのように、外気温が39℃に達しようかという猛暑、酷暑の中でも食欲旺盛で、何でも美味しく食べたりしていました。

北海道に帰ってきてからも酢を飲み続け、気づけば29年

私たち夫婦は2人合わせて620リットルくらいの酢を体内に取り込んだことになります。

一般的に、人は体重の約60%が水分ですが、私たちは夫婦の30%くらいは酢でできているかもしれません

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告白 2025

妻も書いていますが、微妙な味はほとんど感じることができなくなってしまいました。

不思議に『甘味』と『酸味』は感じますが、それ以外の『塩味』、『苦味』、『うま味』は感覚が乏しく

なので、食材の味を活かしつつ、出汁のうま味と薄塩、少量の醬油で味付けしたような和食系は限りなく無味に近いんですよ。

以前までは、妻と二人で
「これは美味しいねーっ
「これはイマイチだね
などと、感想を言いながら食べていましたが、今は一口目、二口目までは少し味がわかっても、食事を進めていくうちに味がしなくなり、最後は味のしないものを無理に流し込んでいるような有り様でして

太らなければいけないので、それなりの量を食べたいと思っていますが、美味しいと思わない、思えないものを無理に詰め込むのは辛いものでもあります

食事は楽しくとるものでありたいと考えていましたので、妻にはそのことを深く話していませんでした。

先日、数日先までの献立を二人で考えている時、あまり積極的になれない私を妻が案じてはいけないと、素直に今の味覚のことを告げました。

妻は私を不憫に思ったり、寂しかったり、悲しかったり、複雑な感情だったと思います

しかし、素直に話して良かったのではないかと

いままで、ずっと、何年も、何年も食事の用意をしてくれていますが、これからは手の込んだ料理ではなく、インスタントでも冷凍食品でもチルドでも、徹底的に簡略化、効率化を優先して家事の負担の軽減を図ってもらって差し支えありませんから。

いえ、そんなことはありませんね

私のことはさておき、妻には美味しく食事をしてもらいたいですから。

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立腹案件 case.19 ~不届者~

『立腹案件』

今日の午前中、買い物をしていたときのことです。

混む時間帯だったので、レジには長い列ができていました。

一通りの買い物を終えて列に並んでいると、疲れたら座って休むこともできる自前のカートを押したかなり御高齢の女性が、私の横に並んでいる妻をカートでグリグリしてきます

一列になっていなかった私たちも悪いですし、棚に並んでいる商品がほしいのかと思いましたが、どうやらそうではなく順番を抜かそうとしているらしいんです

私が
「後ろに並んでね」
と、伝えると一応は素直に列に戻りました。

そのままレジが近づいて、いよいよ次が私たちの番だという時になったとき、となりの列では順番を無視した年配の女性が空いたレジに向かおうとしたため、店員さんに制止されていましたが、
「私はあの空いたところに行くんだから」
と、食ってかかる始末で

それでも店員さんに
「順にご案内していますので」
と注意されると憮然とした表情でどこかに行ってしまいました。

シッ、シッ、二度と顔見せんなやっ オバハンっ

それに触発されたのか、先ほどの御高齢の女性が
「わたし具合が悪いから先にお願い」
などと、店員さんに言いはじめまして

前者と同様に
「順にご案内していますから」
と言われても、
「いや、私ね、具合が悪いのっ」
と、体弱いアピールをしていました。

さっきカートでグリグリした元気はどこいったんだっ このババァ

たまにマナーの悪い人を見かけますが、一度に二人も見たのは初めてです。

腹立たしくもありましたが、なんだか妙に暗い気分になってしまいますね、ああいうのって

女性であろうと、年上であろうと許せませんよ、不届者は

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咀嚼音

外食をするのが難しいと以前にも書きましたが、それには咀嚼音(そしゃくおん)も影響しています。

手術によって(『傷痕の変遷』の4)口を完全に閉じることができなくなってしまったので、ものを食べるとクチャクチャ、ペチャペチャと音を立ててしまうんです

こればっかりは、どんなに気をつけようと、どれほど慎重になろうと避けることができません。

これでは周りの人に不快感を与えてしまいますから、会食はもちろん、外食だって個室でも使わせてもらわなければ難しいと思います

いえ、食後のうがいが必須なので個室でもダメなんですけどね。

外食はともかく、一緒に食事をしている妻が不快に思わないのか訊いてみたところ、
「だいじょうぶ、ぜんぜん気にならないよ」
と言ってくれました

ただし、不快ではないものの、
「入れ歯ってカチカチ音が鳴るんだなぁ」
と思ったとのことです。

そう言えば子供の頃、食事中に祖母の入れ歯がカチカチ、コツコツと音を立てるのはなぜだろうと思った記憶がありますが、それと同じなんでしょうね、今の妻は

たぶん感覚がないので上下の歯が噛み合うタイミングがつかめず、必要以上に強く歯が当たってしまうのと、私の義歯の場合は顔面右側部分が宙に浮いた状態になっているので反響しやすいのだと思います。

それはともかく、妻が咀嚼音を気にしないでいてくれるので助かりました

もし不快な思いをしているのなら食べる気が失せるでしょうし、私も申し訳ありませんからね。

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