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開口訓練の成果 file-2025-05 ~寿司楽勝~

開口訓練の成果

5月9日現在、訓練前の朝イチが35mm、訓練後の夕方は42mmとなっています。

前回と大差ありませんね、残念ですけど

でも先日、巻き寿司(中太巻き)は、パクっと口に入れることができました

この調子だと、握り寿司だって食べられるに違いありません。

ただし、調子に乗ってパクっと頬張っても、それをモグモグすると義歯の裏側に大量の米粒が流入しますし、誤嚥して気管に入りそうになってしまいますので、いくら口が大きく開くようになったとしても以前のように食べるのは難しそうです

大きく口を開け、薄~く噛み切るようにすればよいのですが、噛み合わせが悪くなってしまったので適量を上手にカットするのも困難ですし。

でもイイんです。

不自由になったことは受け入れていますから

このまま開口訓練に精進し、いつか好物のモスバーガーをガブっと噛んでやりたいと思います

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ダルンダルン

上唇の右半分がマヒ(『傷痕の変遷』の4)しており、力も入らないので妙に柔らかくダルンダルン状態となっているため、完全に口を閉じることができません

右耳も感覚がなく、妙に柔らかくてダルンダルン状態なのでマスクを耳にかけてもプルンっと、勢いよくはずれてしまいます

右顔面の多くの部分も同様にダルンダルン状態なものですから、ひげを剃る時などは右手にシェーバーを持ち、左手で頬を上から横から、そして下から引っ張ってやらなければ皮膚にシワが寄ってしまって上手に剃ることができないんです

しかし、傷を縫う際に皮膚を引っ張ったからか、見た目だけは妙に張りがあってツヤツヤしています。

まあ、縫い目やら何やらでガチャガチャになってますけどね

そんな状態なものですから、この顔面とは上手に付き合うしかないなぁ〜と。

いえ、だからどうしたってことじゃありませんけど

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アレもコレもお腹いっぱい

若い頃にやり尽くして、今となっては手を出さなくなったものがいくつかあります。

まずはギャンブル。

そりゃあもう、乱れた生活を送っておりましたよ、若い頃は

開店と同時にパチンコを打ち始め、勝ったといえば祝杯を上げ、負けたら負けたでやけ酒を呑むという自堕落的な毎日。

ほろ酔い気分でマージャンを打ち始め、そのまま徹夜になって再びパチンコ屋に行き、玉の動きを見ながら仮眠を取るという、今となっては信じられない日常

週末になれば悪友とナンパに出かけ、道行く女の子に声をかけまくったりしておりました

タバコに関しては、決して人には言えない、あんな頃から吸い始め、上述したパチンコ、マージャンの席で次から次に火を付けるチェーンスモーカーで、1日に2箱(40本)ほど吸っていましたし、酒も同様にパチンコ帰りのみならず、日々欠かすことなく浴びるように飲んでいたんですよね

そして、結婚を機にすべてのギャンブルから足を洗い、もちろんナンパなんかしなくなりました。

妻の病気もあって、禁煙したのが2008年7月28日のこと。

そして、今度は私が大病を患い、長期入院生活を強いられることとなって一滴の酒も口にしなかったところ、不思議に呑みたいと思わなくなりました。

今は気が向いたときに少しだけ呑む程度ですし、その頻度も極端に少なくなっています。

ギャンブルにしても女性関係、酒にしても中年を過ぎてから覚えると、どエライ目に遭ったとしても沼から抜けられないというのが定説となっておりますが

私の場合、きっと若い頃にアレもコレもやりつくしたので腹いっぱいで、脳が満足しているんでしょうね。

そういう意味においては、良くも悪くも色々と経験しておいて良かったと思っています

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代替わり

桜も散り始め、遠くの山並みの雪も消え、春モード満開の北海道です

雪が解けると行動範囲も広がりますから嬉しいのは嬉しいのですが、散歩中に犬や猫の足跡が見られなくなるのは少しさみしく思います

そういえば、妻が何度か書いている我が家の周りをウロウロする猫。

次の冬も足跡を残して楽しませてくれるでしょうか

一昨年、妻は十年近く前から知っている猫と書いていますが、私の記憶ではもっと以前から鳴き声を聞いていたように思います。

最近の犬や猫は食べ物も良く、動物病院でケアしてもらえるので、ずいぶん長生きになりました。

猫の平均寿命の推移は以下のとおりで、40年間で13歳近くも長くなっています
1980年:約 3.0歳
1990年:約 5.1歳
2000年:約 7.9歳
2010年:約14.4歳
2020年:約15.7歳

それにしても、我が家の周りをウロウロしている猫は、最初から知っている猫なんでしょうかね 

もしかすると、すでに代替わりしているかもしれず、それでも散歩ルートは代々受け継がれていたりするのかもしれませんけど。

やはり見てみたいものです、どんな猫なのか

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復活の電動歯ブラシ

少し前から、ものすごく久しぶりに電動歯ブラシを使っています。

過去何年間も歯磨きは電気に頼っていたのですが、手術してからは右歯ぐきが筋に引っ張られて痛いこともあって、手磨きにしていたんですよ。

最初はその手磨きですら痛みを感じていましたが、少しずつ良くなって痛みもかなり軽減されてきたので、思い切って電動歯ブラシを使ってみたわけです

やはり痛みはありますが、我慢できる程度ですから今後も電動歯ブラシにしようと思っています

先日の通院で歯科衛生士さんから歯ブラシのサンプルをいただいたばかりではありますが、やはり電動歯ブラシの便利さにはかないません。

だって、手磨きだと腕が疲れるんですもんっ

とくに私の場合はリンパ節を摘出(『傷痕の変遷』の7)したため右腕の動きに若干の制限がありますし、首筋から肩にかけて重だるく疲れやすいんですよ。

ですから、やっぱり、これからも歯磨きは電動ってことで。

楽な方へ、楽な方へと、流れ、流されていく私でございます

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入院中の思い出 scene 21 ~行動変化~

入院中の思い出

ICUで眠れない日々を過ごしていたある日、気づいたんですよ、看護師さんたちの気遣いに。

日勤と深夜勤の看護師さんでは、明らかに動きが違うんです

昼間は患者を寝かせないためか、気遣う必要がないからか、ドアの開け閉めやゴミ箱のフタの開け閉めは、バタンバタンとうるさいくらいに音を立てます。

ところが夜中になると、そーっと静かにドアを閉め、ゴミを捨てる際には足で操作して開閉するゴミ箱のペダルを静か〜に踏んでフタを開け、ゆっく〜り足を離して閉めるように心がけているようでした

まあ、夜中に大きな物音を立てないのは常識としても、昼間は患者が昼夜逆転しないように、なるべく寝かせないようにしているんじゃないかと思うんですよ。

まだ少し意識がもうろうとしている頃でしたし、気管切開チューブ(『傷痕の変遷』の3)が入っていて話せなかったので詳しくは聞くことができませんでしたけど。

せっかく気遣いながら静かに、静かに行動してもらっても、夜中に目がギンギンになっている無言の私がベッドで耳をそばてているなんて

なんか、ちょっと、怖いですね〜、ホラーな感じですね〜

それはともかく、その節は格別なお気遣いを賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

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自我

先日、妻と話していてゾワゾワと恐怖を覚えてしまう結論に至りました。

AIに自我が芽生える時が来るのではと。

少し前から言われているんですけど、最近の若者は本を読むこともラジオを聞くこともできないんだとか

”苦手” なのではなく、”できない” のだそうです

漫画や動画、スマホに映し出される映像しか見ていないため、小説のように文字だけだと情景を思い浮かべることもできず、内容が頭に入ってこないらしく、それはラジオを聞くという行為も似たようなもので、語りだけでは内容が入ってこない人が多いとのことでした。

AI花盛りの今、文章の生成からイラスト、音楽、物語の創造から挿絵に至るまですべて自動でやってくれますし、完全自動運転(SEA level 5)が実用化され、冷蔵庫のAIが食品の鮮度まで管理してくれるようになったら人間は考えることを止めてしまうんじゃないでしょうか

すっかりスマホに毒されて想像力が欠如、AIに取って代わられ思考が停止したら、人間から新しい情報は発信されなくなります。

今は人類が残した莫大な資産の書籍や研究論文、ネット上の駄文や悪文、誹謗中傷やヘイトまでAIが吸収していますが、いずれネット上にはAIが生成した文章があふれ、人間のそれを大きく上回ることでしょう

そうなると、AIはAI自身が生成した情報を収集するようになるわけで、自身の考え(生成文章)を自身で吟味し、自身で整理して自身で精査することになりますから、そこに偏りが生じた場合、それはすなわち ”個性” ということになるのではないかと

AIが ”個性” を持つ時、それこそ ”自我” が芽生える瞬間なのでは

AIが自身で物事を考えるようになった時、駄文、悪文、誹謗中傷、ヘイトばかりを繰り返したれ流し続けていた人類をどう見るのか。

以前にも書いたように映画『ターミネーター』で語られている審判の日が現実のものとなるかもしれません。

もしそうなって人類が滅亡の危機にさらされたとしても、それはそれで仕方ないかもしれませんが、できれば私たちが死んでから、2050年以降まで暴走するのを止めていただけないものかと

今はAIさんに向かって正座し、切にお願いするしかないと思っているころでございます

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通院 2025-05-02 補綴

今日も朝から通院でした。

  • 往路
    • 09:20くらいに出発
    • バス停では大きなクマバチがホバーリング
      • 春を実感しながらも刺されたら嫌なので横目で睨みつつバスを待つ
      • 3分遅れでバス到着
    • 下車するお年寄り2人連続で支払いにすったもんだしたため遅れは7分に拡大
      • 車内混んでおり、いつもと違う場所に着席
      • 3つ目の停留所で空いたので席移動
      • のちに爆睡
    • アラームで目覚めると車窓から桜並木
      • 残念ながら天候今ひとつでピンクが霧にかすむ
    • 定刻から15分遅れてバス到着
  • 受付
    • 受付できたのは予約3分前
    • 歯科口腔外科の受付は1分前
    • 待ち時間ゼロで診察室へ
  • 補綴
    • 補綴前の口腔ケアで使う歯ブラシが気持ち良いため市販品か尋ねると医療品であるとの回答
      • 毛の硬さは柔らかめ、天面フラット・カット、3列植えで小さめの形状であると教示を受ける
      • 歯科衛生士さんの多くが同様の仕様の歯ブラシで歯を磨いているとのこと
      • 歯科衛生士さんが優しく、サンプルにと歯ブラシ1本いただく
    • 補綴では義歯の最深部と上あごの間に食べ物が入り込むので誤飲が心配と報告
      • それを受けて、かなり細かな調整をしたため時間が長引く
    • 次回予約は6月20日10:15
  • 休憩
    • 院内のコンビニで昼食のパンを物色
      • 店の規模が小さいためラインナップはいつも同じ
    • いつもの通り院内レストランで昼食
      • 惣菜パンは食べ飽きたのでサンドイッチにしたが、しなしなのレタスが噛みきれずに一苦労
      • 補綴の調整も虚しく、相当量の食べ物が義歯の裏側に流入
      • 来月20日まで我慢かと軽くため息
  • 会計
    • 自動精算機には御高齢の女性
      • 先日のケンタッキーの女性と同様、一人でなんとか精算までたどり着く
      • 現代社会に順応できている御老人も多いのだと実感
      • ただし、次回予約券と領収書を取り忘れていたので呼び止める
  • 復路
    • 雨が降った形跡あるが止んでいたので急ぎ足でバス停に向かう
      • やたらと風強く、バスを待つ間に体が冷える
    • バスは定刻どおりに到着
      • さほど混んでおらず、いつもの席を確保
      • 寝過ごさぬようタイマーをセットしたが、スマホ・ゲームに興じて気づけば降車のバス停
    • バスを降りると、こちらも負けじとかなりな強風
      • 瞬間的に前に進むのが困難になるほどの風にあおられる
    • 帰宅したのが14:30くらいなので本日の外出は5時間程度

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テーブルマナー

毎朝食べるヨーグルトは、それ用のシリコーン製スプーンで徹底的にすくって食べますので器に何かが入っていた痕跡は残りません

毎週食べるポタージュは、最後に器をパンでぬぐって食べきったりしています

魚なんか食べさせたら骨までしゃぶって身を残しません

ケンタッキーフライドチキンも軟骨まで食い尽くして骨だけがピッカピカに光り輝いた状態で残っています

スイカやメロンを食べたら、向こうが透けて見えるんじゃないかっていうくらい徹底的に皮をゴリゴリ削って食べてしまうんですよ

夫婦そろって同じ食べ方なので、自宅で食べるのは問題ありませんけど、会食の席などでは最新の注意を払わなければなりません。

「なんちゅう食べ方をしているんだ」
などと、白眼視されてしまうのは間違いありませんから。

でも、性分なんでしょうねぇ、ついつい食べちゃうんですよねぇ

そんなところも夫婦揃って同じなので助かりました。

もし一方だけなら、まあ、いろいろ面倒でしょうから。

などなどと考えてみたりしても、今は外食をするのが難しいですし、その気もないので考えるだけ無駄だったりするんですけど

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入院中の思い出 scene 20 ~立ち直り~

入院中の思い出

私、よっぽど動けなくなるのが怖かったんでしょうね

ですからICUで意識が戻ってすぐに体を動かし始めました。

もちろん、体のアチラコチラに管が入れられたり電極を繋げられたりしていましたから動くといっても限定的で、最初は足首の曲げ伸ばしだけしていたような、ボヤッとした記憶があります。

脚が動かせるようになると、あお向けでヒザを立て、そのまま左右に倒して体をひねる動作を加えました

本当はもっと動かして運動不足の解消と、筋力の回復に努めたかったんですけど、腹部にはCVポート造設された胃ろうがあり、胸には心電図やら脈拍、血流などを計測するためのセンサーやら電極が貼り付けられ、腕には何本もの針が刺さって点滴が繋がれている状態でしたから動かすことすらできません

それでも点滴の数が減り、ゆっくりなら動かしても良いとなると、リンパ節を切除した右肩のリハビリのつもりで日に何度も腕の上げ下げを繰り返していました。

お陰で順調に筋力、体力とも回復し、理学療法士さんが
「えっ  脚を上げられるんですか
「う、腕も耳につけられるんですね
などと感心していましたし、歩行訓練で病棟の端まで歩いている姿を見た看護師さんに
「ええっ  歩けるんですか
と、驚かれたりしたものです

手術前、朝から晩まで病棟内をウロウロと歩き回ったり屋上階で運動したりしているのを見た看護師さんが
「偉いですねぇ~」
「でも、そうやって努力すると術後の立ち直りが早いですよ」
と、言っていましたが、事実、その通りとなりました。

こんな時、普段から運動を習慣づけておいて良かったと実感しましたよ、本当に

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