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おやつ事情

以前にも書いた通り、母はチョコレートだのチーズだのを間食しています。

その他にも和菓子などを買っていくこともあるのですが、それは残念ながら日持ちしないので、あまり多くは持っていけません。

母の好物の和菓子を冷凍できないものか我が家で実験してみたんですけど 

冷凍したものを解凍して食べてみたところ、風味も食感も問題ないことが分かったんですよね。

先日、次はたくさん買ってきて冷凍庫に入れておくと伝えると、実に嬉しそうな顔をしておりまして 

「だからと言ってバクバク食べたらダメなんだからね」
と念を押すと、
「うん」
と、良いお返事をする母です。

妻が
「冷凍庫が使えるんだから暑くなったらアイスも入れておけるね」
と言うと、母の体がピクッと反応し、顔がパッと明るくなりました 

どうやら夏場のアイスクリームを凄く期待している様子でして 

本当に子どもと一緒です。

いえ、子どもみたいに可愛くなんかありませんけどね 

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診断結果

午後から母のところに行ってきました。

施設に着くと、すぐに職員さんと常駐の看護師さんが寄ってきて18日の状況の説明があり、今日はすでに体調が回復して食事も普通にできているなどの報告をしてくれまして 

14時になると医師の往診があり、その時には血液検査の結果も聞けるだろうとのことでした。

私も一緒に診断結果をきいたのですが、今回の件は血圧が下がりすぎたのが原因だろうということです。

母は血圧を下げる薬を服用しているのですが、それが効きすぎて意識喪失の直後は上が 80、下が 40しかなかったのだとか。

実際に倒れた時はもっと低かっただろうと 

血圧の薬は、服用を開始した直後は理想の数値でも、服用を続けると徐々に効きすぎるようになることも珍しくないのだそうで、母の場合もそれに該当するだろうと服用する量を半分にしたところ、血圧も 130-80に落ち着いて体調も良くなったとのことです。

心臓、腎臓の数値は悪いものの、それは以前からで悪化している訳ではなく、今回の要因ではないとのことでしたので安心しました 

まあ、部屋に入って母の顔を見た瞬間に復活しているのは分かりましたけどね 

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緊急連絡

午前中、母の暮らす施設から電話がありました。

何事かと思ったら、すでに回復したものの母は意識喪失となった上に、何度か嘔吐したとのことです 

すぐに担当医の指示を仰ぎ、点滴を開始したところ今は少し落ち着いたという報告でして 

すぐに駆けつけなければならない状況でもないようですし、医師の診断を受けたらまた連絡してくれるということで一旦は落ち着きました。

そして午後に再度の連絡があり、血液検査の結果待ちですけど、たぶん心臓系ではないかと 

また意識がなくなり、救急搬送するような事態にでもなったら連絡をくれるとのことです。

さすがに80を過ぎた超高齢者ともなると、いつ何が起こるか分からないものですね。

こんな時、もしまだ田舎で一人暮らしを続けていたら・・・と考え、施設にお世話になって本当に良かったと心から思いました 

もう少ししたら、こちらから施設に電話して母の容態を聞き、夕食は普通に食べられたかなど確認した上で問題なさそうなら母の部屋に電話してみようと思います。

まだ具合が悪そうなら・・・明日にでも行ってみなければなりませんね。

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母の日に

妻が母の日のプレゼントをどうしようか悩んでおりまして。

遠く離れて暮らしていた時はネット注文で花でも送っておきゃあ済んだんですけど、あまりにも近くに暮らしているとそういう訳にもいかないらしく 

私としては、別に何もしてやることはないと思うんですけどね。

何もなかったことにして、スルーしてしまえば良いのではないかと 

しかし、母が入居している施設では細かくイベントを開催しているんですよね、これが。

間違いなく母の日にも何かしらの行事があると思われ 

そうなると母も気づくでしょうからやっぱりスルーするのは難しそうです 

妻はちょっと良い物を思いついたようですけど、そういうのは誕生日とかクリスマスとか、大きめのイベントに取っておけば良いのではないでしょうか。

母の日くらいなら好物の菓子でも買って食べさせておけばイイんですよ 

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ゴリラのぬいぐるみ

実家から連れてきたゴリラのぬいぐるみは我が家に馴染んでいます。

こどもの日も近いということで、妻が折り紙で兜を折ってやりました 

機嫌良さそうにするかと思ったんですけど 

相変わらず憎たらしい顔ですね 

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おやつ補充

妻も書いていますが、今日は午後から母の施設に行ってきました。

妻の風邪が長引き、先週は顔を見に行けなかったんですよ。

母のことは知ったこっちゃありませんが、妻の風邪が施設の方々に感染しては大変ですからね 

私達の顔を見るなり、母はチョコレートが食べたい、チーズが食べたいなどと言いまして 

そんなことだろうと、両方とも持っていって補充してやったところ、たいそう喜んでおりました。

おやつの補充を待っているだなんて 

相変わらず母親というより子どもの世話をしている気分ですよ、まったく 

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取材回想録 追記

描かれた漫画で、私が妻にもしものことがあったら自分も死ぬというくだりがありますが、実は正確な表現ではありません。

妻の後を追って自殺しようとか、そういう意味ではなく 

言葉で伝えるのも難しいのに文章で伝えられるのか分かりませんが、つまりはこういうことです。

あの日、あの時、頭のなかに浮かんだのは、
「もしかしたら妻は長く生きられないかもしれない」
「一人になるのは辛すぎる」
「一人で生きて行けるだろうか」
「いや、待てよ
「妻の葬式をやり、初七日、四十九日、納骨を無事に済ませよう
「それが終わっても辛すぎたら一人で生きる必要なんかないや」
「辛いのを無理に我慢せずに死にたくなったら死ねばいいや」
という感じでした。

後追い自殺と何が違うのかと問われれば明確な答えなどありませんが、とにかく死のうと決意したわけではなく、
「もし辛すぎて耐えられなかったら無理に生きていなくてもイイもんね」
という程度のアバウトというかファジーというか、実に曖昧な感情だったように思います 

・・・ 

やはり上手には伝えられませんね 

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取材回想録 -4-

実は取材を受けて回答した内容は、出版業界で言うところのゲラの状態で描かれていた内容と、実際に掲載された内容では一部異なります。

それは同じ病気に悩む人の参考、一助になることを目的とした漫画であるため、逆に不安感や失望感を与えないよう慎重に内容が吟味された結果なのでしょう 

その部分を気にすることなく読み進める人も多いでしょうが、どんな些細な事でも慎重には慎重を期するという井上きみどり先生、出版社、そしてそれを指摘された監修の竹内医師の方針には頭がさがります。

だからこそ、多くの人に支持される作品になるに違いありません 

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おしゃれ番長 その七

先日、妻が一人で施設に行った際に浮上した収納問題 

室内を確認してみると、それほど衣類の置き場所を必要としないことが分かり、大規模なレイアウト変更などせずに済みそうです。

それでもまあ、クローゼットに入り切らないほどの衣装持ちなんですよね番長は。

「みんな綺麗な服を着ているから」
「素敵な服を着ている人が多いの」
などと言うので、肩身の狭い思いをさせないように買ったりしてはいるんですけど 

どこからどう見ても、施設内で一番派手な格好をしているのは母なんですよね。

他の入居者の方を見ても清潔にはしていますけど、とくにデザイン性に富んだものをお召しの方は・・・。

あのセリフは母の作戦で、私と妻はまんまと乗せられたんでしょうか 

だんだん腹が立ってきましたよ 

先日も、もう着ないという服を処分したばかりなんですけど、その理由というのが
「体の線が出ちゃうから・・・」
ですって 

ダルマみたいな体型のくせに体の線も何もあったもんじゃないと思うんですけどねっ 

このまま文句ばかり書いていると、腹が立つのを通り越して殺意が芽生えそうなのでこの辺でやめておくことにします。

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取材回想録 -3-

井上きみどり先生は涙もろい・・・というより感受性豊かなのでしょう。

質問に対し、何気なく答えたことで涙されていました。

いったいどうしてしまったのか、なぜ泣いているのかと、こちらが慌ててしまうくらいでして 

「奥さんがガン告知をされたと聞いてどう思いましたか
という質問に対して
「首に縄をつけてでも早く病院に連れて行かなかったことを後悔し、申し訳なく思いました。」
と答えると、目をウルウルさせます 

「病気を通して夫婦の絆に変化はありましたか
という問に対して
「病気を境に絆が太くなったとか強くなったということはなく、昔からずっと同じですね。」
と答えると、またまた涙をこぼされます 

こちらとしては、感動的な話しもなく実に申し訳ないという気持ちで答えているのに、きみどり先生には特別なスイッチがあるらしく、思いもよらないところで涙されるので驚いたり戸惑ったすることもしばしばでした。

しかし、それくらい感受性が豊かな人でなければ作品を通して人を感動させたり笑わせたりできないのかもしれません 

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