我が家の場合、オロナインと同様の理由でアロエクリームもこうやって減っていきます
これもまた必然なり・・・ですね
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
昨日、母の暮らす施設に行く時、事前に買っておいた服を持っていきました。
実は前回の訪問の際、長袖Tシャツの色がどうのこうのと言っていたのですが、それは耳の左から右に抜けて脳で処理していなかったんですよ、私
ところが妻は欲しがっていたのだから買ったほうが良いと言い、この街のオバちゃんからお年寄りまで御用達の店に行って物色しまして。
一応は日本製だけど見事にお買い得となっている長袖Tシャツを色違いで 2枚、それと 2-3回洗濯したら型崩れするのではないかと心配になってしまうほど恐ろしいくらいに激安で売られていたトップスを購入しておいたんです。
「値段はともかく、お義母さんが好きそうなデザインじゃない 」
という妻の見立ては見事に当たり、おしゃれ番長はことのほか喜んでおりました。
受け取った時だけではなく、部屋にいる間にも何度かお礼を言い、部屋を出る際にもあらためてお礼の言葉を口にしていたので余程嬉しかったのでしょう
それだけに、2-3回ではなく、せめて 10回くらいの洗濯に耐えてくれることを願わずにはいられません
以前にも書いたように、低血圧だったり貧血だったり薬の副作用だったりがあって、私は頻繁にクラっとしたりフラっとしたりヨタっとしたりしているんですが
それでも倒れるまでに至らず、ちょっと動作に影響が出る程度なんですよね。
ところが妻、そんな私の微妙な変化を見抜く特殊能力を持ち合わせているようです。
飲み物を取りに行こうと立ち上がり、冷蔵庫まで進む間に目の前が暗くなりかけ、少し動作が遅れると
「大丈夫 」
と声をかけてきます
ほんの一瞬、たぶん 1/10秒単位のことだと思うんですよ。
それなのに敏感に気づかれるため、若干の動揺を覚えつつ
「えっ 」
と応えると
「今クラっとしたでしょ」
などと言われます
どんなに微妙な動作の変化も見逃さない能力には目を見張るものがありまして
16回に1回くらいは単に足がしびれて動作が鈍いこともあるんですけどね。
さすがの妻もその違いは見抜けないようです
母のところに持っていく飲み物とおやつの消費量が異常な値を示しています
退院後、減りが早いとは思ってたんですけど
スポーツドリンクやお茶、乳酸菌飲料などの飲み物を数十本単位で補充しても、次に行くと底をつきかけておりまして。
まだ食べられるものは限られているので、水ようかんやらカステラ、バウムクーヘンとかチーズなどもせっせと運んで補充しいるんですけど、次に行くと残りわずかという状態なんですよね
母いわく、
「私は間食ってほどんどしないから」
・・・どの口が言うんでしょ
それにしても、あまりにも過剰消費なんじゃないでしょうか
とても一人で飲んだり食べたりしている量ではないので事情を聞いてみると、チーズと水ようかんは自分で食べていて、飲み物も水分補給に務めているので減りが早いとのこと。
その他の菓子類はマージャン仲間と一緒に食べているそうで。
はあ、さいですか
私達夫婦は、とにかく、ひたすら、せっせと働き蜂のように物資を供給するのみでございます
明日は私の誕生日なんですけど、妻は数日前からケーキはあっちの店で買おうか、こっちの店で買おうか、あれを食べようか、どれを食べようかと考えていました。
いえ、私の誕生日なんですけどね
今日、候補を2品にまで絞り込んで買い物に行き、
「どっちがいい 」
と聞かれたので
「あっちのは生クリームがのってて甘そうだから、こっちのチーズケーキが 」
と言いかけたところで妻の表情がフッと暗くなりました。
けど、明日は私の誕生日なんですよ
「やっぱり生クリームがのってるのを食べたい 」
と聞くと、コックリとうなずく妻です。
で、そちらのケーキを買い、妻はものすごく満足気にニコニコしながら店をあとにしました。
だ・か・ら、明日は私の誕生日なんですってば
そろそろ北海道も暑くなってきましたけど
寒い季節は手荒れがひどく、妻と私はオロナインを塗って就寝していました。
私は容器の端から薬を使うクセがあり、妻は中央から使うクセがありまして。
で、そんな二人で使った場合、必然的に薬はこんな感じで減っていきます
いえ、だからどうしたって話じゃないんですけど、まずはご報告まで
明日から妻の通院のお供で札幌に行ってきます。
私の第一目的はいつもの居酒屋に行くことなんですけどね
知り合いが先週の土曜日(1日)に店に行くと、割と賑わっていたとのことでしたので新しいお客さんが付いてくれたんでしょうか。
いわゆる水商売、飲食店の生存競争というのは厳しいものがありまして。
開店してから1年以内に35%が閉店、49%が2年以内、70%が3年以内に閉店しまい、10年後に残っている店は10%にすぎないのだとか
火事になってしまった以前の店は、その土地で 30年以上も続いていましたから実績はあるんですけど
新しい場所での再開ですし、こればっかりは先がどうなるか分かりませんもんね。
私としては、せめて少しでも売上に貢献できるよう、微力ながら協力させていただく所存でございます
今日は母の外来診療の日だったので病院に行ってきました。
担当医に抗癌剤治療は受けないと意思表示し、今後の経過観察の予定を聞いて来たんですよね
最初は月イチで受診し、血液検査で腫瘍マーカーの値を確認するとともに数カ月に一度の割でCT。
何事もなく半年から一年が経過すれば 3カ月に一度の受診にするそうで。
まあ、過去に妻が通ってきた道を歩むわけです
妻と同様、再発も転移もないことを祈るばかりですね
母が退院する直前に病院内にある美容室に連れて行ったんですけど。
母はその美容室をえらく気に入ったようです
仕事が早いことや料金が安いというのも要因の一つですが
カットとカラーリングをしてもらたった後、病室の人にほめられたことや、施設に帰ってからも髪型の評判が良かったため有頂天になっていると思われ。
どうやら、おしゃれ番長の琴線にビンビンと触れたっぽいんですよね。
まあ、私としても、そんな単純な母を愉快に拝見している次第ですが