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税務処理準備

母がこちらに来るにあたって実家を処分したので、土地と建物の売却益が少なからず口座に振り込まれたのは昨年秋のこと。

少し前にも書きましたが、税金がどうなるのか不安だったので市役所で話を聞いてはきたのですが、何だか面倒なのでグズグズしたまま放置してたんですよ 

驚いたことに、何の連絡もしていないのにも関わらず、すね毛までむしり取ってくれることで多くの国民から敵視されている税務署から譲渡所得に関する確認が郵送されてきました 

色々と書いてありましたが、単純には

  • なんか家とか土地とか売ったみたいだけど本当のところはどうなの 
  • 売ったとしたら儲けがあったんじゃないの 
  • 儲かったならちゃんと申告してね 

という内容でして、不動産を購入した金額と売却した金額を書き込んで返信するハガキまで丁寧に同封されています。

土地の購入価格や家の建築費など今更わからないので税務署に電話で問い合わせると、金額が分からないなら売却益をそのまま申告せよとの御達し 

税金の支払いは 1円でも少ないほうが助かるので、30年前くらいに家を建て替えたときの金額なら分かると伝えてみたところ、
「購入価格や建築費ではなく評価額が対象となるので 30年前に建てたのであれば評価額は限りなく 0円に近いですね。」
という血も涙もないお言葉 

しかし、色々と話していると
「その売却益だと控除の範囲内なので税金の支払いは必要ないでしょう」
などと言い出すではありませんか 

つまり、税金を徴収するほどの金額じゃないという訳です。

それならそれで、最初から言ってくれたら無駄に時間を浪費せずに済んだじゃありませんか。

えらく疲れて文句を言う気力も失ってしまいましたよ、ホント 

税務署員の惚れ惚れするような対応には惜しみない拍手を送ってやりたいと思います。

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帰るところだから

今日は買い物のついでに母の顔を見に行ってきました。

特に何を伝えるでもなく、特に用事がある訳でもなく、本当に顔見せ程度ではあったんですけど 

部屋に入って 20分もしないうちに、母と仲良くしていただいているハラダさんが訪ねてきまして。

ハラダさんの部屋の清掃が始まったので遊びに来たらしいのですが、私達がいるのを見ると遠慮して帰ろうとするので、荷物を持って私達が退室することにしました。

ハラダさんが
「お客さんがきているんだったら・・・」
と言うと、母は
「お客って言っても子どもたちだから」
と、ハラダさんを招き入れようとします。

私達も
「どうぞ、ゆっくりして行ってください」
と声をかけるとハラダさんは
「まだ来たばかりじゃないの
と気遣ってくれたのですが、母ときたら
「いや、今帰るとこだったの」
などと涼しい顔をして言ってのけてくれます 

そりゃ遠慮して帰るつもりではいましたけどね 

憎たらしいので
「来週は月末と月初があって忙しいから来られないかもよ」
と言ってやると、
「あっそ」
とニコニコしながらドアを閉めてしまいました 

まあ、イイんですけどね 

部屋を行き来するほど仲良くしてくれる人がいると私達も安心ですから。

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まだ少し

午後から施設に行って母と会ってきました。

小一時間ほど話をしてきましたが、ますます会話がスムーズになり記憶力が元に戻ってきているようです 

先週会って話したことも覚えていますし、何カ月も前に購入した化粧品の金額も1円単位まで覚えているようですし、名前を覚えた職員さんの数も増えていましたので、順調に回復しているようだと胸をなでおろしたりしている私達です。

しかし、帰宅してから気づいたのですが、あれだけ妻の通院を気にしていた母なのに今日は先週の外来のことを聞かれませんでした 

やっぱりまだ完璧ではなさそうですね 

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餌付け

本日、妻は定期通院のため札幌に行っていましたので、なんとなく一人でぼんやりとあの当時のことを思い出したりしていたんですけど 

入院していた大学病院の外には遊歩道があり、何箇所にもベンチが置かれてタバコの吸殻入れもあったので、喫煙者はそこでタバコを吸いながら患者さん同士で談笑したりしていました。

妻も私も禁煙していましたが、運動不足解消と便秘防止のため毎日何度も院内を散歩してしており、私もそれに付き合っていたんですよね 

たまに外の空気を吸いに出ると、そこにはタバコを吸いに多くの患者さんがウロウロしておりまして。

そんな中、あまり患者らしくなく、病衣を着ていない初老の男性が端のベンチに腰掛け、白いトレーにラップという、明らかにスーパーで購入してきたと思われる生肉をカラスに食べさせていました 

何度か目撃しましたので、それは古くなって食べられなくなった肉ではなく、カラスに食べさせるためにわざわざ購入していたものと思われます。

周りの人たちも奇異な目を向けていましたけど、あれはいったい誰だったんでしょう。

そして、いったい何の目的でカラスに生肉をたべさせていたのでしょうか 

・・・ 

どこの誰か知りませんが、そんな彼に幸多からんことを願わずにはいられません。

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急襲

午前中、急に母がやって来ました 

となりの理美容室でシャンプーとブローをしてもらったのだそうです。

そりゃあ慌てましたよ、慌てましたとも、ええ。

ただし、キッチンにいた妻が偶然にも店に車を横付けして降り立つ母の姿を見ていまして 

しかし、先月の25日に白髪染めとカットをしてもらっているので、
「見かけたのは本当に母なのだろか」
「茶色い杖をついていたのできっとそうだ」
「いや、母に違いない」
「あのズングリムックリした体型からして間違いない」
「でも早すぎやしないだろうか」
などと、妻とあーでもない、こーでもないと話し合っているうちに玄関のチャイムが鳴りました。

故郷で一人暮らししていた頃は、毎週必ず美容室に行って髪をセットしてもらっていたという、おしゃれ番長全開バリバリな母ですから何をやっても驚きはしませんけどね 

髪をセットしてもらってご満悦な母は、機嫌よくペチャクチャ話をして帰っていきました 

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譲渡所得の申請

確定申告だ何だという時期になってまりました。

昨年、故郷の土地と建物を売却したので少なからず母の口座に入金がありまして。

後で問題になってもアレなので市役所の税務課で話しを聞いたところ、そいうことは税務署に問い合わせてほしいとのことだったんですよね 

暮らしているこの町は規模も小さく税務署などありません。

JRに30分ほど揺られた町にはありますので、それほど遠くはないんですけど 

手続きのために何往復もするのは面倒なので、とりあえず電話で問い合わせてみようと思います 

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進歩

機械の操作を覚えるのが苦手で極端な方向音痴の母は、施設に備えられている洗濯機を使うこともできず、施設内にある売店にすら行くことができませんでした。

しかし、最近は洗濯機の操作、その後の乾燥機の操作もできるようになったと言います 

そして、売店でジュースなどを買って知り合いの部屋を訪ねたりもしているらしいんですよね 

きっと記憶力が回復したことも手伝っているんでしょうけど。

少し前にも書いたように自分ではできなかった髪のセットも出来るようになりました。

少しずつでも何かができるようになってくる、そんな話を聞いたりそんな姿を見ていたりすると、なんだか母親というより子供を見ている気分です 

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益々回復

今日の午前中に突然やって来た母を家に迎え入れ、妻との会話に耳を傾けていると、前回の訪問で言ったことをしっかり覚えているようです 

何度も念を押したことではなく、話の途中で出た内容なのに忘れずに実践したとのこと。

一時期は本気で心配した記憶力も、90%以上は以前の状態に戻ったのではないでしょうか 

昨年末で母は85歳になりました。

家族の私達が半ば諦めかけていたのに、そんな歳でも復活するんですね。

なんとしぶとい婆さんなんでしょう 

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おしゃれ番長 その六

昨日書いたヘアドライヤーの件もそうなんですけど。

隣の美容室で、くせ毛だからパーマの必要はないのではないかと言われていた母ですが、もう何十年もパーマヘアだったものですから納得はしていなかったらしいんですよね 

しかし、施設の人たちからも
「それくらいのウェーブの方が似合う」
とか、
「パーマはかけない方がいい」
などと言われてその気になったらしく、自分で髪を整えるために購入したのがテレビ通販のドライヤーだったという訳です。

実は昨日の訪問の際に口紅を 2本持っていったんですけど、それも隣の美容室で取り寄せてもらったちょっとエエやつでして 

施設内の食堂に行く時や、みなさんと歓談するときも髪を整え、口紅をしてから部屋を出るので減りが早いのなんの 

口紅の消費量は妻より圧倒的に多い母だったりします 

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テレビ通販

少し前に書いたように母の記憶能力が上向き、元気になってきたのは嬉しいのですが 

それでも一時期の記憶を失っているのは厳然たる事実なんですよね。

こちらに来る前、持っていく物、捨てる物を選別した際、ヘアドライヤーのたぐいは必要ないと。

何度確認しても
「自然乾燥してるから」
「腕が疲れるだけだし」
などと言っていた母です。

自分でそう言ったことを忘れているようで、
「こっちにドライヤー持ってこなかったら」
などと言いつつ、
「だからテレビ通販でこれ買ったの」
と、えらく立派なドライヤーを自慢げに見せてくれました 

いわゆる『くるくるドライヤー』というやつなのですが、聞けばお買上金額が 12,000円くらいなのだそうでございまして 

カールドライヤーなど家電量販店に行けば 1,000円くらいから売っているんですけどね。

まあ、おしゃれ番長なので仕方ありませんし、以前まで面倒だとかやりたくないと言っていたことができるようになったのは、実に喜ばしいことだと思えば、それはそれで良いのではなかろうかということで 

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