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夏の忘れ物

ごめんね、君のことを遠ざけていた訳ではないんだ。

そう、今年の夏は何だか慌ただしくて君と会う時間がなかっただけさ。

そりゃあ何度も会いたいと思ったよ。

決して君のことを忘れた訳じゃないんだ。

だから機嫌を直しておくれ。

来年の夏はきっと会えるから。

それまで元気でいてね扇風機ちゃん。

・・・ 

という訳で、今年の夏は扇風機を一度も使いませんでした 

というより、そもそも扇風機を出すことすら忘れていまして 

何度も帰省していたこともあるのでしょうが、この町では真夏日(最高気温が30℃以上)も熱帯夜(最低気温が25℃以上)も経験しなかったんですよね。

大阪の夏を経験している私たちにとっては楽勝の夏でした 

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転居案内

昨日のことになりますが、母の転居案内を投函しました。

はがきに印刷する文章を作成してやって見せたところ、それで良しとの回答が得られたので印刷し、昨年末に引き継いだ年賀状の住所録を基に宛名印刷までしてやり、転居後 20日目にしてやっと発送の運びとなった訳です 

なぜこんなことまでしてやらなければならないのかと思わないでもありませんが、握力の弱った手で何枚もの宛名を書かせるのもアレですし・・・ 

とにかく、また一つ気になっていたことが終わりました。

あまりにも膨大で気が遠くなるくらいあったミッションも、一つずつ遂行していれば終わりが見えてくるものです 

あと少し、あと少しで私夫婦は成し遂げられるに違いありませんっ 

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続・おしゃれ番長

実はこの町で古くから営業されている婦人服の店の方を妻が良く知っておりまして。

店に行って母が施設にいることなどを話すと、訪問販売をしてくれることになりました 

そこで何点か見繕って持って行き、母の目の前に広げて選ばせたんですけど・・・ 

さすがおしゃれ番長、気に入らないものは袖も通さず、気になったものを次から次に試着し、あっという間に 3着をお選びになり、迷わずご購入なさいました 

それも値札など見ずに買うんですから、そりゃあもう、ええ 

私たちも合計金額を把握していないので、いくらになったのかドキドキが止まりません 

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おしゃれ番長

実は私の母、おしゃれ番長でして 

今回の引っ越しで、どれだけの衣類を処分したことでしょう。

100着、いえ、200着以上はあったかもしれません。

母は物に頓着しないので、不要と判断したものはどんどん捨てます。

しかし、今回はちょっと捨てすぎたようで 

先日、そろそろ秋冬物を準備しようとしたところ、明らかに冬物の数が少なく 

結局は新しいものを購入することになってしまいました 

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早口言葉

夕方近くになって母の施設に行ってきました。

まず職員さんと田舎で治療(投薬)中で今は中断している骨粗しょう症に関して話をしていたのですが、この『こつそしょうしょう』ってもの凄く言いづらいですよね 

これを三回くり返して言える人はアナウンサーになれるんじゃないでしょうか。

先週、ニュースを見ていて思ったんですけど、高速増殖炉もんじゅの、『こうそくぞうしょくろ』も言い難いったらありゃしません 

原稿をスラスラ読めるアナウンサーってやっぱりすごいなと思ったりしますけど 

さすがのアナウンサーも三回くり返しては言えないでしょうね 

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至れり尽くせり

母が入居した施設は本当にありがたい所でして 

部屋の掃除はトイレや洗面所はもちろん、床の拭き掃除までしてくれます。

洗濯機と乾燥機が備えてあるので自分でも洗濯はできるのですが、お願いすれば職員さんが気軽に引き受けて代行してくれます。

入浴は曜日とか時間は決まっておらず、好きな時に入れますし、着替えだけ持って行けばシャンプー、リンス、ボディー石鹸もありますし、フェイスタオルやバスタオルも常備されており、人工的ではあるものの温泉成分の湯に入れます。

持病があっても病院に行く必要はなく往診に来てくれますし、処方薬は薬局が配達してくれます。

飲み忘れがないように、その処方薬は施設側が管理してくれて、食事が終われば水とともに運んできてくれます。

お金の管理が面倒であれば上限 3万円まで預かってくれ、そこから往診や処方薬の費用を支払ってくれますので、私たち家族は定期的にお金を補充するだけで済みます。

看護師さんが常駐しているので、もし気分や具合が悪くなれば 24時間対応してくれます。

買い物の代行もしてくれますし、実際に店に行ってみたければ付き添いもしてくれます。

施設では定期的に各種のイベントも開催されます。

・・・ 

そんなこんなで我が母は本日、施設のイベントで 1時間半かけて札幌まで行き、ジンギスカンを食べてきたようです。

毎日そんな極楽な生活をしていたらボケやしないかと、家族としては若干の不安が胸をよぎらないでもありません 

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廃棄物

実家では捨てるものが山ほどありました。

いえ、母が持ってきたのは主に衣類で、99%の物は捨ててくることにしたんですよね 

それでも実家を購入される方が使ってくれる家具もあるとかで、すべて廃棄にならなかったのは幸いです。

ところで、ずっと母と暮らしていたゴリラの縫いぐるみなんですけど・・・ 

廃棄するのは忍びないので、我が家に引き取って一緒に暮らすことにしました 

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人の振り見て

どこまで若い気でいるのか知りませんが、我が母は自分のことを差し置くことが多いようでして 

施設の隣の部屋の人のことを
「隣のおばあちゃんがね」
などと言ったりしていますが、85歳の母がそう言うほど年上なはずがありません。

先日も書いたように、施設の皆さんと仲良く話ができるようになったと思ったら、
「同じ話を何回もする人がいてねぇ」
「何回聞いても、初めて聞いたように応えてあげるの」
などと胸を張って言う母です 

耳たぶを思いっきり引っ張りながら大声で
「おまえが言うなぁあああ!」
と言ってやりたい気分ですが、本人にはまったく自覚症状がないのでしょう 

『人の振り見て我が振り直せ』と言いますが、母には通用しないことわざですね 

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遺影縮小

遺影というのは大きなものでして、母の部屋にそんな大きな写真を飾る場所はありません。

そこで写真スタジオにお願いして普通の写真サイズに縮小してもらったんですよね 

祖父と祖母は二人一組にし、左右に写真を入れてパタンと閉じることのできるフォトフレーム。

父は一人独立したフォトフレームにしてミニ仏壇の中に納め、お彼岸でもあるのでついでに手を合わせてきました 

お彼岸に仏壇に手を合わせるなんて何年ぶりのことでしょう 

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危惧は杞憂

昔の母は気が強く、ちょっとヒステリックなところがありまして・・・ 

まあ、いわゆる激情型というやつですね。

そんな母が施設で他の入居者さんとうまくやっていけるのか一抹の不安がありました。

おまけに施設に入居しているのは 90%が地元の人で、350キロも離れた町からやって来た気の強いよそ者の婆さんがうまく馴染めるのか、孤立する可能性も少なからずあることは覚悟しておくべきではないかと危惧していたんですけど・・・ 

それは杞憂に終わりそうです。

施設にはみんなが集まる、ホテルでいえばロビーみたいな場所があるのですが、母は朝から晩までそこに入り浸りで、他の入居者さんと仲良く話をしながら一日を過ごしているのだとか。

さすがに 40年近くも営業職をしていただけあります。

腐っても鯛、いえ、破れても小袖・・・いえ、切れても絹切れ・・・いえ・・・ 

まあ、とにかく妻と二人で安堵し、胸をなでおろしたりしているところです 

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