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セーフ

夏服がほしいオーラを全開にしていた母ですが

金曜日の訪問の際にハンガーラックに吊るしている服を春物から夏物に交換したんですよね。

そうしたら出てくるわ、出てくるわ 

20着以上はあるんじゃないでしょうか。

そんなに持ってきたとは母も思っていなかったようでして、さすがに新しいものが欲しいなどとは言い出しませんでした。

それでも吊るした服を見て
「着ないのもあるし、こんなに持ってこなくてもよかったのに」
などと、ささやかな抵抗をみせていましたけどね 

とりあえず、今夏の服の購入は回避できたように思うのですが、どうでしょう

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同意

今日は三カ月に一度の通院でした。

私の持病は発作性心房細動ですが、実は担当医も最近になって少し心臓の調子が良くないみたいでして。

循環器科の担当医が転勤になるのをきっかけに、どうせ薬の処方だけだからと内科に引き継いでくれたので、今は 3カ月に一度の割で内科だけ通っているんですけど、ある日、その内科の担当医が不安気に聞いてきました。

「あれですよね、心臓ってちょっと止まったら分かりますよね
との問いに
「そうですね、私なんかしょっちゅう止まりますもん」
と答えると、顔がパッと明るくなり
「ですよね~
と返してきます。

「なんか気持ち悪いですけど、すぐ動きますしね」
との問いに
「そうですよ、そのまま止まっちゃうことはないみたいですよ」
と答えると、
「ですよね~
と妙に安心したリアクションが返ってきます。

そこで、
「どうしたんですか
と聞くと、
「いえ、私も最近になって不整脈がでるようになりまして
ですって。

やはりお医者さんでも専門外のことは分からなかったり、自分の身に何かが起こると不安になったりするものなんですね。

「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ」
と、どっちが医者なんだか分からないセリフを言ったりしながら診察室を後にする私です。

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ほとばしるオーラ

今日の午後、施設に行って来ました。

やはり母は夏物の服が欲しいらしく 

もう体中から欲しいオーラがほとばしっておりましたです、はい 

直接的な要求はありませんでしたが、
「そろそろ夏服と入れ替えなきゃ」
とか
「いっぱい持ってきたからイイんだけど」
「ところで、いつも買っている服屋さんはどこにあるの?」
などと、それとはなしに、かつ、ちょっと大胆にグイグイと迫ってきます 

私も妻も聞こえないふり、気づかないふりで聞き流して帰ってきましたけど 

やはり放っておかずに対処してやるべきでしょうか 

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ぬるま湯

母は話をするたびに施設の食事が美味しいとか、職員さんが親切で感じの良い人ばかりだとか言っており、とても気に入っている様子です。

入居者にも意地の悪い人などおらず、和気あいあいと暮らしているようでして 

そういう話を聞くと、家族としても安心ですし、良くしてくれる職員の皆さんにも感謝するばかりです。

ただ一点だけ難を言えば、何もかも施設の人たちがやってくれるので体を動かすことが極端に減ったことと、病院通いなどの必要もないので歩くことも少なくなってしまって全体的に運動不足なんですよね 

最近は、ますます足腰が弱ってきたようで少し心配したりしている私と妻なんですけど 

私達も運動せよ、散歩せよと、スパルタ的に強くは言うことができず、母はぬるま湯のように楽な毎日を過ごしております。

まあ、本人がぬるま湯で満足してるのであれば、私達も生暖かく見守っていく所存でございますが 

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嫌な予感

オシャレ番長な母は、そろそろ新しい夏服がほしいと言い出すのではないかと 

冬物、春秋物は購入しましたが、夏服は実家から持ってきたものしかありませんから。

いえ、単なる想像と言うか、予想なんですけどね。

今のところ口にも出していませんし、態度にも現れてはいないんですけど 

なんか、こう、嫌~な予感がしまして 

何となく雰囲気がとても怪しいとでも言いましょうか。

母の周りに微妙なオーラが漂っているようで、なんだか頭痛がしてきます 

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毎度の奇襲

「ええ、そりゃあ驚きましたよ」(共に闘う夫 談)

のんびりと朝風呂などしていると、どこからともなく話し声が 

耳をすませば我が家の中のことで、妻の独り言にしては声が大きすぎます。

「そうですね、確かに嫌な予感はしたんですよね」(前出の夫)

浴室から出て服を着ていると、聞き覚えのある笑い声 

そうです、母です。

また何の連絡もせずに奇襲攻撃してきました 

「首でも絞めてやろうかと思っちゃいましたよ、ええ」(夫)

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今季初アイス

先月、アイスという単語に過敏な反応を見せた母ですが。

今日はとても良い天気で道産子にとっては暑いくらいだったものですから、施設の近所にあるスーパーでアイスクリームを買って母に会ってきました 

定番のおやつを冷蔵庫に入れ、アイスも買ってきたと告げると
「わぁ嬉しい~
と、ニコニコしながら食べておりました。

私と妻の分も買って行ったので一緒に食べていたんですけど 

一番嬉しそうにしていたのは妻だったような気がするんですよね、これが 

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差別

足が痛い母は、面倒がって室内ですら歩きたがりません。

私達が顔を出したときなど、洗面所から持ってきたものも自分では元に戻さず、2メートルと離れていないゴミ箱にすらゴミを捨てようとしないんですよね。

私達がやるので甘えているんじゃないでしょうか 

そのくせ、妻の着ている服の糸が解れているの見つけ、サッと立ち上がってハサミを取り出したりします 

妻の病院通いに関してはいつも気にかけているようで、今度の病院はいつだとか、前回はいつで問題はなかったかと聞いてきたりするんですけど 

何度も言いますよ。

ええ、何度だって言ってやりますとも。

私だって通院してるんですけどねっ

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自制心

母のおやつに関しては以前に書いた通りでして、これは好みだろうか、これは気に入って食べるだろうかなど、妻も色々と考えながら買って行ったりするものですから、時には必要以上に多くの物資が届けられたりするんですよね。

前回の訪問の時がそうで、冷凍保存が可能と判明した饅頭、母が好むかと持っていった白玉ぜんざい、今季もそろそろ終わりかと思われる干し芋、その他に定番のキャンディーチーズにチョコレート、いつも食べているドライフルーツと、かなり多めの補充となりました 

まあ、子どもじゃあるまいし、あるだけ食べたりはしないだろうと思っていたんですけど 

今日の午後、母の施設に行って冷蔵庫を確認すると、あれもこれも食い尽くされており、かろうじて饅頭が2個だけ冷凍庫に入っているではありませんか 

あれから一週間、一週間しか経っていないんですよ 

いったいどんな勢いで食べているんでしょ 

ダメですね。

これからは綿密な在庫調整をして、食べる量を制限しなくては。

まったく、母の思考回路には自制心というものが備わっていないんでしょうか 

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舌も滑らか

一時期は極端に低下して私達家族を絶望させてくれた記憶力も戻り、最近では細かな事も問題なく覚えているようになった母ですが、今度はしゃべりにくそうにしていた滑舌も元に戻ってきたようでして。

母と仲良くしていただいているハラダさんですが、その『ハラダ』が言いづらかったようで、普通に話していると
「ハララさん」
とか
「ハアダさん」
になってしまい、自分でも
「うまく舌が回らない」
などと少しイラつきながら
「ハ・ラ・ダ・さん」
と、区切ってゆっくり言ったりしていたんですけど 

最近になって会話の中に『ハラダさん』というワードが出てきても、普通の速度で問題なく発音できるようになってきたんですよね 

医学的に見て、本当にそんなことってあるんでしょうか 

でも、実際に我が母は怪しくなった記憶力も滑舌も間違いなく復活しています。

もしかすると再生能力を持つホヤとかヒトデの遺伝子が組み込まれているのかもしれません 

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