先月の定期検診で MRI検査を受けてきた妻ですが
経験された方はご存知の通り、あの機器が発する爆音は尋常ではありませんよね。
その数十分の検査の後半、妻は記憶がないと言います
ドン!ガン!ゴン!ギン!ゲン!ガン!と鳴り響く騒音の中、気持ち良く眠っていたのだそうです。
真夜中の暴風雨でも目覚めないほど眠りが深いのは知っていましたけど
耳栓をしていたとはいえ、瞬時にレム睡眠にまでもっていける妻は偉大だと思うところでございます
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
先月の定期検診で MRI検査を受けてきた妻ですが
経験された方はご存知の通り、あの機器が発する爆音は尋常ではありませんよね。
その数十分の検査の後半、妻は記憶がないと言います
ドン!ガン!ゴン!ギン!ゲン!ガン!と鳴り響く騒音の中、気持ち良く眠っていたのだそうです。
真夜中の暴風雨でも目覚めないほど眠りが深いのは知っていましたけど
耳栓をしていたとはいえ、瞬時にレム睡眠にまでもっていける妻は偉大だと思うところでございます
原則的に酒の席での仕事の話しを禁止していましたが、どうしても避けられない事態が起こりました。
飲み仲間 8人は仕事で蓄積した鬱憤が限界に達し、全員揃って会社を辞めると決めたんです。
実は 8人全員が同じ会社に移籍することが決まり、無職になる訳ではなかったんですけどね。
それぞれ学校を卒業して初めて勤めた会社だったため退職願の書き方も分からず、仕事帰りの本屋さんでハウツー本を購入し、居酒屋の二階を借り切って、あーだこーだ言いながら全員で退職願を書きました。
そんな時も、ママは心配しながらも優しい笑顔で我々の今後を応援してくれたものです。
同僚が失恋した時に慰めながら飲んだのも、女性社員から結婚の報告を受けたのも、面白くないことがあって憂さ晴らしに行ったのも、ママが勤める居酒屋でした。
いつも通っていた 仲間とは、
という暗黙の了解がありまして。
1.に関しては、年長者は 500円単位で端数を切り上げて金を出し、
「釣りはいらねぇ」
と大見得を切るのが常だったため、会計係は自分の分を払う必要がほとんどないので若い者 3人に持ち回りで会計をさせていた訳です。
2.に関しては、酒は綺麗に飲みたいので泥酔してはみっともない、吐くなんぞもってのほかと思っていたので、一気飲みはおろか、飲めと酌をすることもなく銘々が自分のペースで飲んでいました。
3.に関しては、酒の席で仕事の話などしても意味がないというのが共通認識だったんですよね。
先輩や上司が偉そうに言ったところで後輩や部下が次の日に覚えているかも分からず、偉そうに言った本人も単に酒の勢いということがままあります。
第一に仕事の話などしても酒が不味くなりますし。
説教された上に割り勘なんて愚の骨頂、説教したけりゃ勘定は上司が払えって話ですよ。
そんなこんなで、嫌なことは一切排除した楽しい酒の席をママが優しい笑顔で見ていてくれました。
先日亡くなった居酒屋のママとの付き合いは 30年以上に及びます。
出会った当時は自分の店を持つ前で、チェーン店の従業員と客という関係でした。
週末になれば会社の仲間と店に行き、閉店まで飲み食いしたものです
まだ 20代と若い胃袋は次から次へと酒を流し込み、食べ物を飲み込んでいました。
従業員だったママは、他のお客さんが酔っぱらって注文だけして帰ってしまった料理などを次々に運んできてくれたため、少ない金額で腹いっぱいになるまで食べることができたんですよね
そして閉店時間になると、もう一人の従業員の女性とそれぞれの車に私達を乗せ、最寄りの駅や自宅付近まで送ってくれたりしていました。
安く食べて飲み、帰りの足代も心配しないで済むという、実に財布に優しい店だったんです
『便りの無いのは良い便り』と言いますが
昨日、何年ぶりかで昔の仕事仲間からメールがありまして。
そこに書かれていたのは、若い頃から通い続けた居酒屋が火事になったという内容で、経営していた夫婦の夫は無事だったものの妻が焼死してしまったという新聞記事のリンクが貼られていました
焼けてしまった店には様々な思い出が詰まっており
亡くなったママにはとてもお世話になりました。
あまりにも突然のことに、今は頭の中が真っ白になっています。
やはり便りは無いほうがよろしいようで
妻の体調はかなり回復してきました
今回は頭痛も併発してしまったので辛そうでしたが、もう少しで復活するんじゃないでしょうか。
それにしても、風邪ってどういうルートで感染するんでしょうね
妻は札幌に行った際、高速バスの冷房を調整するのを忘れて寒いまま長時間を過ごしたこと、札幌では小雨が降っていたものの面倒なので傘を使わなかったことが原因だと言っています。
確かにそれも要因となるでしょうけど、ウイルス源がなければ感染しません。
帰りの高速バスで、やけにくしゃみをする男性がいたとのことなので、その人からの感染かもしれませんが、その彼も誰かから感染したのでしょう。
?→ バスのおっさん → 妻 → 私(?)→ ?
以上のような感染経路で、どこかの誰かに風邪のウイルスを差し上げることになるんでしょうか
まあ、私は家から出ないことの方が多いので、ここで止まるかもしれませんけど
本格的な風邪をひくわ、頭痛を併発するわでボロボロな妻です
頭痛になると、処方薬のボルタレンを服用して痛みを抑えるのが常なんですけど
今回、妻は風邪の症状による鼻水、鼻づまりにも苦しんでいるため風邪に効く市販薬を服用しようと思い、飲み合わせに問題はないかネットで調べると素人判断は危険だと判明しました。
そこで、病院に行こうか、ドラッグストアの薬剤師さんに相談しようかと妻と話していたんですけど、とりあえず市販薬も販売している私のかかりつけ薬局に電話で問い合わせてみることにしまして。
ボルタレンと併用しても問題のない市販薬があれば買いに行きたいと伝えると、服用したい市販薬名を教えてくれたら成分による相互作用を調べられると言ってくれるではありませんか
そこで遠慮なくパブロンゴールドAはどうかと尋ねると、ボルタレンと同様の成分を含んではいるが大きな相互作用はないものの、胸焼け、胃痛などを引き起こす場合もあるので食後の早い時間にたくさんの水を飲んで服用するようにと教えてくれました。
薬局ってとても親切なんですね
そんな電話をしたのは初めてでしたが、本当に優しく丁寧に対応してくれました。
今後は薬剤師さんにもっと笑顔をふりまいて会話しようと思います
14日の木曜日に母の暮らす施設に行ってました。
いつもなら 1階でペチャクチャと話しをしているんですけど、その日は大人しく部屋におりまして。
その理由は午後から往診してもらい、冬から続いている咳を止めるために注射をして新しい薬を処方してもらうことになったのだとか。
そうか、そうかと相槌をしながら話を聞いて、自宅に戻ると電話が鳴りました。
それは往診をしてくれた病院からで、現状と今後の診療方針の報告だったんですけど
血液検査の結果から、骨粗しょう症の進行が早いため服薬よりも効きの良い注射にしたこと、貧血症も進んでいるため鉄分を補う薬を処方することになったことを知らされまして
つまり、母の言っていることと病院とでは何一つ合っていないんですよね。
いったい母は何を聞いていたんでしょ
音の伝達経路にキノコでも生えてるか、脳回路のどこかに花でも咲いてるんじゃないでしょうか
前回の留守番のときも書きましたが、妻を見送ったのを最後にあまり声を発していない私です
もう少しで妻が帰ってきますので、バス停まで迎えに行ってそのまま外食してくる予定なんですよね
いつもこのパターンで帰りに食事でも・・・と話すのですが、実際に店に寄るのは 5回に 1回とかでして。
実は二人とも外食をしても落ち着かないと言いますか、リラックスできず緊張してしまうと言いますか、なんだか疲れて帰ってくるのが常なので、そんなことならコンビニ弁当でも買って家でゆっくり・・・ということになってしまいます
でも今日は外で食べてきますよっ
何せ私の誕生日なものですから
辛党と甘党の違いこそあれ、私と妻は味の好みが極めて似ているので二人で同じものを食べては美味しいだのイマイチだのと言っているのが日常だったりする訳なんですけど
そんな私達ですが、どうしても相容れない物が一つだけありまして。
それがタイトルにも書いた『干しバナナ』なんですよね。
バナナ・チップスのようなパリパリ、カリカリのものではなく、ネッチャリ、モッチャリとした食感で、いわゆるドライフルーツの一つです。
色からも想像できる通り、熟れすぎて黒くなったバナナに酸味が増したような味でして
そりゃあ、一般的には好まれる食べ物じゃありませんよ、ええ、分かってますとも。
でも子どもの頃から、なぜかこの味が大好きなんですよね、私
それを美味しいと言って食べている私の姿を妻は呆れたように横目で見たりしています
そんな干しバナナはこの町では手に入らないので、妻が四カ月に一度行く札幌での検診のときに買ってきてくれるのを首を長~くして待っている変わり者の私です、はい