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出血度合い

母は運が良かったのか悪かったのか、今回は出血があったから貧血になって失神して検査、がん発見に至りました。

つまり、出血もなくがん細胞が増殖し続けたなら発見はもっと遅れていたことになります

出血もなく痛みも痒みも感じないまま暮らしていたら末期の手遅れ状態になっていたことでしょう。

しかし、ちょっと疑問に思うことがありまして

医者は横行結腸がんのステージ2だろうという見立てですが、ステージ2で輸血が必要なほど出血するでしょうか

経験則で広さより深さ、転移の度合いでステージが決定すると理解してはいるんですけど。

それにしても、あれだけの出血量でステージ2・・・ホントなんですかね

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母に関するetc. 16

『母に関するetc.』一覧

  • 16:00に病院着。
  • 午前中に外科病棟に移った母を見舞う。
  • ほどなくして担当の看護師さんから入院計画書を渡されて説明を受けて同意。

  • 16:30くらいに執刀医から手術および輸血に関する説明を受けて同意。

  • 明日は14:00から麻酔科の説明を聞く予定。

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せん妄

入院した途端にボケ度が格段にアップしてツッコミ所が満載の母ですが

そういう状態を『せん妄』と呼ぶのだと、ネットで調べた妻が教えてくれました。

引っ越しや入院など環境が激変した際に発症することがあり、多くは老人に見られる症状なのだそうです。

せん妄状態の人は何かに集中することができず、新しい情報が処理できないため最近の出来事を思い出せなくならしく

そのため、自分の周りで何が起こっているのか理解できなかったり、現在の時刻や場所が突然分からなくなる見当識障害と呼ばれる状態になるのだとか。

思い当たるフシだらけです

母は今日が何日なのか、何曜日なのか、この病院は何という病院なのか、しまいには、ここは本当に病院なのかと何度も何度も聞いてきますし、自分がガンになったという状況も理解できずにいる状態が続いておりまして。

そんな症状は一生モノではないらしく、通常は回復可能らしいんですけど

母の場合は元々がボケボケなので、どうなることでしょうね

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お届け物ラッシュ

母の手術の日程が決まったので、施設に連絡したんですけど

一通りの話が終わると、この数日間で通販の品物が4点ほど届いている言われまして

退院までには時間を要するので
「食べられるものなら食べちゃってください」
と伝えると、
「いえ、それがすべて美容関係のものなんです」
ですって

私達夫婦がまだ把握できていない定期購入品があるんでしょうか

母はどこまでおしゃれ番長なんでしょう

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母に関するetc. 15

『母に関するetc.』一覧

  • 14時過ぎ病室訪問。
  • ペットボトルのお茶やら何やらを補充。
  • 母の希望により5月分のカレンダー補充。
  • 本人にも医師から手術日程の知らせがあったとのこと。
  • 適当な会話をして15時過ぎに帰宅。

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母に関するetc. 14

『母に関するetc.』一覧

  • 14:00くらいに病室訪問。
  • 母のボケボケ度合いがまた進み、小一時間のうちに今日は何日か、何曜日かという質問を 10回くらい受ける。
  • ペットボトルのお茶、ポカリスエットなどを補充。
  • 洗濯物を受けて取って帰宅。
  • 17:00くらいに病院から電話があり、以下のことを伝えられる。
  • 22~23日 外科病棟に移動。
  • 24日(水)手術。
  • 19:30くらいに別の人から電話があり、上記と同様のことを伝えられたのは、院内での意思疎通、連絡が円滑ではないためか。

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六人目

今回、母がガンだと分かったんですけど。

実は身内がガンになるのは六人目なんですよね。

発症順に

  1. 妻の母
  2. 私の父
  3. 妻の父
  4. 妻の兄
  5. 私の母

・・・

これはもう、国民病だから仕方のないことなのかも知れません。

しかし、いくら一生涯だと二人に一人がガンになる時代とはいえ、恐ろしさすら覚えてしまいます

この調子だと、次は私の番かもとか思っちゃいますね

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運命

数年前、まだ母が故郷で暮らしている頃、大腸炎で入院したことがあるんですけど、その際にガンの兆候はなかったんでしょうか

今回、母が失神したのは貧血が原因ですが、その貧血の原因は腸からの出血ということです。

2018年に貧血症が進んでいると指摘されたんですけど、その時は腸に異常はなかったんでしょうか

色々と考えないでもありませんが、それはそれで仕方のないことではないかと。

これで母が 50歳や 60歳であれば、どこかの誰かに文句の一つも言ってやりたくなるかも知れませんが

もう 90近いので、自分も含めた誰かを今さら責めるつもりもなければ後悔することもありません。

私は無信者ですが、きっと神の思し召し、運命だったのでしょう

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母に関するetc. 13

『母に関するetc.』一覧

  • 面談のため10:00来院を告げられたので行ってみるも長らく待ちぼうけ。
  • 約3時間遅れの12:50になってやっと呼ばれる。
  • やはり貧血状態が思わしくないため一時退院は無理とのこと。
  • 心臓の検査の結果、手術に耐えうるだろうとの医師の判断。
  • 22日~26日に手術を実施する方向で話をする。
  • 母はそのままエコー検査に向かうため、その場で別れる。
  • 同じ質問を何度もする母のため、昨日購入したメモ帳
    横行結腸がん

    出血

    貧血

    手術 ← 22日~26日

    施設に帰る
    と書き残して帰宅。

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自然治癒

病院の廊下を歩く母の後ろ姿を見ていて気づいたんですけど

まだ故郷で暮らしていた2015年から16年、母は右足に強い痛みを感じていて歩くのもままならず、同じ姿勢で座っているのさえ辛いという時期がありました。

ところが、ゆっくりではあるものの足を引きずる訳でもなく普通に歩いておりまして。

その件を聞いてみると
「あれ そういえば、いつの間にか痛いの治ってる」
などと言うではありませんか

治療もせず勝手に治るなんてことがあるんですかね

やはり我が母は不死身。

今回の横行結腸がんも、ちょっと気合を入れたら自然治癒するんじゃないでしょうか

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