懐かしい場所、懐かしい店に行ってきた。
あまりにも久しぶりで、その店自体が存在するのか不安だったが、今も細々と営業を続けていた。
人も料理も味わいも、そのすべてが懐かしい
やはり体に染み込んだ記憶が呼び覚まされる。
そう、こういう雰囲気の中で生きていたんだ
(共に闘う夫の携帯電話)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
妻と一緒に病院に行き、医師の話を聞く。
「あくまでも主観ですが」
という前提で聞かされた内容は、
1. ガン細胞は他への転移、リンパへ乗っていないのではないか。
2. 進行期は Ib ではないか。
3. 抗がん剤治療までは必要なく、手術での摘出が可能ではないか。
ほっとしたのと同時に肩の力が抜ける。
ガンであることに変わりはないが、Ic と言われていたのが ステージIb になったのだから喜ばなくてはいけないだろう。
ただし、いずれも主観であるため、やはり摘出して検査しなければ正確なところはわからない。
今後の予定は妻が書いている通りだが、手術でリンパ節まで摘出するので回復に時間がかかるため、退院は術後約 3週間後ということだ。
ファミリーハウス(宿泊施設)は、借りられる最長期間である 30日間で申し込む。
(共に闘う夫)
いろいろと気になってネットで検索しまくっている私です。
やっぱり気になっているのは以前に調べた生存率でして
Ib だって Ic だって ステージI に変わりなく、だとすれば生存率は 75~95%ということになります。
で、検索した結果、96年現在の資料がありました。
□□□ 追記 □□□
その後、2008年現在の新しい情報を入手
病期 | 5年生存率 |
---|---|
I期 | 92.5% |
Ia期 | 95.1% |
Ib期 | 94.4% |
Ic期 | 86.5% |
II期 | 88.5% |
IIa期 | 91.8% |
IIb期 | 86.7% |
III期 | 70.2% |
IIIa期 | 79.2% |
IIIb期 | 56.3% |
IIIc期 | 54.3% |
IV期 | 16.7% |
これだと Ic であっても 86.5%です。
なぜ Ic より IIa や IIb のほうが高いのかという疑問は残るものの、古い情報より大幅に生存率が伸びています。
2008年現在であれば、もっと良くなっているんじゃないでしょうか
なんだかとっても希望が湧いてきました
(共に闘う夫)
妻が禁煙したのには理由があります。
手術の際の麻酔の副作用で喫煙していると激しくタンがからみ、ものすごく咳が出るのだとか
開腹手術のあとで咳き込もうものなら痛いし苦しいし、せっかく縫い合わせた傷がバリン!と開いてしまうかもしれません
そんなことになっては一大事なので妻はタバコを止めた訳です。
私はそれに釣られているだけですけど
(共に闘う夫)
いろいろと考えた結果、やはり経済性を考慮して妻の入院中は病院が用意している施設に宿泊することに。
ネットカフェ難民になると宿泊料は安いが自炊できないので毎日が外食となってしまうことと、シャワーを利用するたびに料金が加算されるので結果的に割高になってしまうことが判明
2-3日のことであれば気にする必要はないかもしれないが、最低でも10日間、まぁ普通に考えれば二週間の連泊なので差額は大きくなる。
大学の付属病院ということは大学生が大勢いる訳で、若者が多いということは近所にネットカフェくらいはあるものと思われる。
数日に一度、時間単位で利用すれば金額的にも大きな負担はないし、仕事に大きな支障もないだろう
(共に闘う夫)
入院中は妻に同行すると決めた。
妻が入院を決めた病院のWebページを見ると、ファミリーハウスなる宿泊施設があるとの情報。
病院とは徒歩 7分の距離にあり、冷蔵庫や電子レンジ、IHクッキングヒーターなどが完備され、自炊も可能になっている。
おまけに宿泊料金は一泊 2000円と格安だ。
ネットカフェ難民になる手もあるが、やはりベッドで眠れるのは嬉しい。
これでネット環境が整っていれば問題ないのだが、さすがに光も ADSLも来ていないようだ。
施設を利用するか、一時的ネットカフェ難民になるか
難しい選択だ
(共に闘う夫)