深夜から早朝にかけての嵐。
闇を切り裂く稲光り。
大地を揺るがす雷鳴。
屋根を強く打つ雨音。
窓を激しく叩く横殴りの雨。
不気味に響き渡る風音。
雨は雹(ひょう)に変わって轟音に包まれ、荒れ狂う空。
・・・そんな中でも気持ち良さそうに寝息を立てる妻
(共に闘う夫)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
わたしのなぁかでおねむりなぁさあい
Wind is blowing from the Aegean・・・
おぉんなはこぉい~ (singing by ジュディ・オング)
という訳で久々に妻が頭痛でダウンしています
以前ほどではないものの、最近にしてはキツ目なのだそうでして
土曜の祭り、昨日は友だちと会い、今度の木曜日にはまた人に会う約束があるようなので、その谷間で良かったといえば良かったのですが。
頭痛になどならないほうが良いんですけどね
(共に闘う夫)
妻が帰ってきましぇ~ん つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
夕方、昨年 11月のミニクラス会の際に決めた正式なクラス会を開催するための打ち合わせに出かけ、すでに 5時間が経過しています。
少し前に e-mailが届きましたが、まだ帰ってくる気配がありません
おじゃましているお宅のご主人が今日は不在ということもあって騒ぎ放題みたいですから、きっと話しが盛り上がっているのでしょう
不良主婦はいつになったら帰ってくるんでしょうか
(共に闘う夫)
かねてより療養中だった妻の叔母が亡くなり、通夜と告別式に参列するため妻は現地で一泊してくることになりました。
家に一人でいるのは妻が患者仲間と温泉旅行に行った2009年11月25日以来、約2年4カ月ぶりのことです
明日の朝はゴミ出しをするよう指示を受けていますし、朝食の準備もしなければなりませんし、定期通院の予約も午前中にしてありまして
色々と考えると落ち着かないんですけど、今夜は眠れるでしょうか
通夜の席、妻が夜遅くまで起きていられるのかも心配ですけど
(共に闘う夫)
楽しい予定があると妻が頭痛になる確率が高いようだ。
2009年クリスマス直前、2010年02月の温泉旅行、同年ゴールデンウィーク、なぜか私より楽しみにしていたバレンタイン・デーで、なおかつ大阪旅行の直前、2011年お盆休み、正月直前、そして今回の外出予定前と、一部を抜粋しただけでこれだけの確率である
幼い頃、遠足など楽しい行事の前になると熱をだす子がいたが
いや、だからどうしたという訳ではない。
ただ懐かしく思い出したりしているだけだ
(共に闘う夫)
お寿司屋さんを始めとした業界の思惑なのでしょうが
ここ北海道でもずいぶんと恵方巻き、節分そば、焼きイワシが広まり、すっかり一大イベントとなっています
私たちが大阪で暮らした十数年の間に浸透したのでしょう。
以前は恵方巻きなど聞いたことすらなく、転勤した大阪の職場で初めて話を聞いたときは絶対に 「かつがれている」 と疑い、「だまされてなるものか」 と思ったものです
御多分にもれず、今日は我が家も巻き寿司、そば、イワシの 3点セットで晩御飯にしましたが
妻は厄除けまんじゅうを食べる関西の文化が、まだ北海道に上陸していないことを心底くやしがったりしています
(共に闘う夫)
びっくりドンキーで妻は普通に 150グラム、私は 300グラムを注文し、私のハンバーグを少し妻に分けて食べていたのですが、そろそろ完食するのが苦しくなってきたこともありまして。
妻もそう言うものですから、それじゃあ二人とも 150グラムを注文し、私が妻から少しもらって・・・
ここまで話した段階で妻の表情がふっと陰りました
どうしたのかと聞くと、
「もらえないどころかハンバーグを取られるなんて悲しすぎる」
とのことで、想像すると切なくなるのだそうです。
今日は二カ月に一度の外来の日。
妻は早朝から遠出をし、高速バスに揺られ、疲れて帰ってくることになるので晩御飯はびっくりドンキーで済まそうという話しをしていた昨日の夜の出来事だったんですけど。
しかたないので私は今日も 300グラムを注文することにしましょう
(共に闘う夫)
井上きみどり先生の『オンナの病気をお話ししましょ。』『もっとオンナの病気をお話ししましょ。』を今さらながら読破
書かれている一文字、一文字を読み、描かれている線の一本まで細かく見てしまう性質なので漫画を読むのは人一倍時間がかかってしまう
いつも就寝直前までパソコンに向かっていることが多く、たまに早く切り上げて時間があるときに少しずつ読み進めたので余計に時間を必要とした。
読み終えて思ったのは、この本は女性が読むべきであるのはもちろんだが、男性、夫、会社の上司も読むべきものだということだ。
病を理解されず苦しんでいる人も多いだろう
本作を読むことによって少しでも理解が進めばと思わずにいられない
(共に闘う夫)