年末年始に向けた買い物で近所を歩き回る。
8月の入院、手術が終わった後、たった数カ月で妻がこんなに元気に動けるようになるとは想像もできなかった
現代医学、それと人間の回復力というのは素晴らしいものだ
しかし、今日はちょっと元気に行動しすぎて時間がなくなり、大掃除をパスしてしまった
まあ、それも良い。
これから先も生きていく時間はたっぷりある。
掃除くらいいつでもできるのだから
(共に闘う夫)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
いよいよクリスマス、大晦日、正月と、怒涛のような年末年始に突入か。
それが終われば間髪いれずに妻の入院だ
何が何だか訳が分からず、
「わー!」
と言っている間に 1月中旬になってしまうのだろう。
それでも良い。
いや、むしろそれは良いことだ
今年の夏、先のことなど分からなかった。
年末があるのか、新年が来るのかさえも分からなかった。
先のことを心配したり、考えたりできるのは幸せなことだ
(共に闘う夫)
更年期のホルモンバランスの乱れで体温調節がうまくいかないらしく
たった今まで
「寒い」
と言っていた妻が、突如として
「暑い」
と言ってホットカーペットの上から逃げ出します
一緒に買い物をしている途中、
「暑い」
と言い出すので振り返ると、まるで湯上りのような顔しています
ええ、それは間違いなく、ひとっ風呂あびた雰囲気でして。
顔を赤くして鼻の頭に汗をかいたりしています
これは更年期障害の代表的な症状らしいので仕方ないんですけどね。
それでも妻の場合は短時間で戻るので少し楽なのかもしれません