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院外散歩ならず

病院の外に出て、せめて敷地内だけでも散歩できないものかと、その可能性を探ってみました。

看護師さんにそれとなく訊いてみたんですよ、それとなく。

話を聞いてくれた看護師さんは、
「私もいいと思うんでうよねぇ」
と言ってくれましたので、喜び勇んで
「ですよね、ですよね
と、グイグイ迫ってみましたが、
「でも上がね〜、病院側が許可しないでしょうねぇ」
と言われてしまいました

それでも多少の抵抗は試み、
「この病院に中庭はないんですか
と訊いてみましたが、
「それがないんですよね」
とのことでした。

そんな訳で、私が模索した院外散歩の可能性はゼロということで

まことに残念な結果となってしまいました

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入院生活三十六日目

今日の診察の際に左上の犬歯のことを伝えなければなりません。

果たして治療してもらえるでしょうか

そして、今週はエコーとかCTの検査があります。

たしかエコーは7日だったと聞いていますが

なにも七夕の日に検査しなくてもいいと思いません

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消灯 2023-07-02

もうすぐ消灯の時間です。

夜中に何度も目が覚めるのは変わりありませんが、最近は消灯時間前に眠くなることも多くなってきました。

眠れない時用に持参した本もなかなかページが進みません

それでも、今夜で2冊目を読み終えると思われます。

約17日で1冊のスローペースですね

今夜は一気に最後まで読み切るとしましょうか。

それでは、おやすみなさい。

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定位置

夜の決まった時間に妻とLINEのビデオ通話をしています

原則として病室での通話は禁止されていますから、場所を移しての会話を楽しんでいますが、その場所はすでに固定化され、定位置となっておりまして。

コンビニの買い物と運動を兼ねて階段で1階まで降り、買い物を済ませた後で待合スペースにある椅子に座って通話を始めるのが日課になっているんですよね。

ただ、妻と話をする時間と職員さんの交代時間が重なっているらしく、廊下はそこそこの人通り

何度か同じ人も通っているでしょうから、きっと
「また電話してる」
と、思われているに違いありません

病院中にうわさが広まり、
「19時半の男」
などと言われているのではないかと、ちょっと心配です。

でも、そんなことは気にしません

では、そろそろ1階に行って妻とビデ通する準備をしますか

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受け取らず

この病院は郵便物も宅配も受け取ってくれないようです。

廊下から聞こえてきた患者さんと看護師さんの会話ですが、
「郵便物は出せますか
「1階に郵便をだすところがありますよ」
「郵便の返事は病院宛にできますか
「申し訳ありません、そうれはできないんですよ」
「通販の荷物とかは
「ごめんなさい、それもだめなんですよね」
とのことでした。

患者さんに家族や親しい人がいるなら良いのですが、近くに誰もいない場合はどうしたら良いのでしょう。

入院していて必要なものを通販で購入して受け取ることもできません。

私の場合は妻が一生懸命に世話をしてくれていますから問題ありませんが

孤独に生活している人は、病院でも孤独でいなければならないのでしょうか

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家電担当 2023-07-02

夫が入院をするまでずっと2人暮らしで、家電は夫の担当でした。

大阪に住んでいるころはビデオの録画予約は私の担当でしたが、それはビデオテープの時代で、DVDレコーダーに買い替えたときをきっかけに夫がやってくれるようになりました。

その後、DVDレコーダーの調子が悪くなり現在はブルーレイレコーダーを使用していますが、ほとんど触ったことがありませんでした

夫の検査入院が決まり、最初に頭に浮かんだのは録画が出来ない、録画再生も出来ない、テレビの切り替えも出来ない

まずメモを準備して、テレビからの切り替え、録画の予約方法、再生したあと残す必要のないものは消去するなど、一通りの手順を教えてもらい書き留めました。

1ヶ月経って今は出来るようになりましたが、夫が入院をしてからはテレビや録画を見ること自体が減ってしまいました。

夫はテレビを見ない生活をしているようですが、私も週末に録画していたものを見るくらいで、今の生活に慣れてきました

今日の血圧
朝 110-65(心拍数 75)
夕 123-68(心拍数 78)

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点滴棒

この病院は築年数が経っているので設備が古いものもあります。

今、必要とする患者はコロコロ押して歩くことのできる点滴棒(イルリガードル台)、を使っていますが、各ベットの天井からも点滴棒(天井走行ガードルハンガー)がぶら下がったままになっているんですよね。

もう誰も使わないので撤去しても良さそうなものですが、撤去費用を払うよりは放置しておいたほうを選んだということなんでしょうか

それはそれで構いませんよ。

私は輪の部分にハンガーを引っ掛け、タオルや洗濯物を乾かすのに有効活用していますから

ある意味、とっても便利なのでこのままにしておいてください

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口腔外科 ≒ 歯科

今日は診察がない代わりに口腔外科の先生が回診に来てくれました

その際に、左上犬歯の歯ぐきが痛い件について相談し、
「口腔外科で普通の歯科みたいな治療はしていただけるんでしょうか
と聞いてみたところ、
「治療するライセンスは持ってるんですけどねぇ」
「歯医者さんのように上手じゃないと思いますけど
と、照れながら仰っていました。

上手じゃなくても状態を確認し、それに見合った治療をしていただけるなら十分です。

やはり明日の診察の際に主治医に診てもらうことにします

それにしても口腔外科と歯科って、ほぼ等しい(≒)のであって、完全に等しい(=)訳ではないんですね。

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病院食限界間近

出された物を淡々と食べる毎日を過ごしてきましたが、それもそろそろ限界に近づきつつあります

今まで病院で出される食事なので減塩、糖分カット、薄味なのは仕方がないと諦めていました。

魚料理が多いのも、ここが港町であること、コストを考慮すれば仕方のないことだろうと

しかし、今はそれを食べるのが辛く感じるようになってしまいまして

出されたものを無理に食べる、できるだけ残さず食べきるということがストレスとなってきてもいます。

そんな訳で、食べたくないものは食べない、食べきれないものは残すと心に決めました

病院側は私が痩せていくことを問題視していますが、もう気にしてなんかいられません。

食べ残しで不足したカロリーは菓子パンやハイカロリーなお菓子を食べてでも補いますよ。

おまけに看護師さんが言っていました。
「ストレスで痩せる人も多いんですよ」
と。

だったら可能な限りストレスフリーにするのが健康面からも一番なんじゃないでしょうか

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SSサイズ

最近の女性の看護師さん、みんな手が小さいんですよ。

コロナ対策で何をするにしてもプラスチック手袋を着用するんですけど、それがみんなブカブカで

これだけ多くの人の手に合わないのですから、最小はSではなくSSにしてあげるべきじゃないでしょうか。

この病院で使っているNIPROの製品を検索すると、ちゃんとSSがありますよ。

血管注射とかもやりづらそうで、患者側も怖いですから

ぜひ、どうかひとつ、SSサイズの仕入れをば。

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