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開口訓練の成果 file-2025-11 ~痛みで変わらず~

開口訓練の成果

訓練前 46mm(+1mm)、訓練後 52mm(±0mm)。

訓練前は前回から1mmしか変わっていませんし、訓練後は変わらずです。

そりゃそうだろうって思いますよ。

だってそうなんですよ、前回の補綴での対応がアレだったもんで

上あごのポッカリ空いた空洞の入口あたりに痛みを感じるので、一定以上の大きさには開けられないんです。

無理をすれば大きく開きますけど、かなり痛みが強いのに加えて限度を超えると出血してしまうんですよね

そんな状態ですから思い切って開けることなんかできません。

先日も書きましたけど、次回の補綴に関しては要検討としていますから、今の状態から脱するのは最短で26日、もし当日の担当が反りの合わない医師だったら予約変更してもらおうと思っていますので、来月まで痛いのを我慢しなければならないことも考えられます

でも、お願いしたことをやってくれないので通院する意味がありませんし

我慢しますよ、大きく口を開けなければ良いだけですから、ええ。

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人肌一番

季節が変わって食後のコーヒーもアイスからホットになりました。

手術で上あごを切除し、粘膜質の部分が露出しているため口の中が熱さにひどく敏感になっているので、あまり熱いものは飲むことができません

まあ、猫舌なのでもとから熱いものは苦手だったんですけどね

でも、今は猫舌などというレベルではなく、人肌くらいが私にとっての適温となっています。

朝に淹れたコーヒーを水筒に移しておくと昼になってもまだ熱く、なかなか口に入れることができません

お茶などは濃いめに淹れて氷で冷やしたりしていますが、コーヒーは夜になると適温に近くなりますから濃いめに淹れておくこともできませんし。

なんか面倒ですけど、今は濡れ布巾などでカップを冷やし、なるべく短時間で温度を下げる努力をしながら食後のコーヒーにありついています。

露出してしまった粘膜質の部分はどうしようもないので、これからも私はただ冷めるのを待ち続けるしかないのでしょう、残念ながら

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味覚戻る

食欲の秋ですね。

以前、味覚に問題があると書きましたけど

ここのところ、急激に感覚が戻ってきています

最悪期は以前の10%とか20%くらいしか味が分からなかったんですよ。

ところが、最近は80%くらいまで戻ってきているように思います

かぼちゃ、さつまいも、きのこに栗。

その味、その美味しさが分かりますよ、今は。

なんか、とっても嬉しいです

以前から食べることが好きでしたから、正直なところ、味覚が衰えて悲しく思っていました。

それが少しずつ復活し、妻と同じものを食べて
「おいしいねーっ」
って言い合えるんですから、こんな嬉しいことはありません

これからどんどん深まる秋。

妻と二人で好きなものを食べて、喜びを分かち合いたいと思います

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入院中の思い出 scene 32 ~噛み殺し~

入院中の思い出

入院中、いったい何回くらい噛み殺したことか

いえ、あくびを

手術をしてからしばらくの間は、一定以上の大きさに口を開けると激痛が走っていました。

ですから、あくびすらまともにすることができません

何もすることができずにヒマを持て余していたあの頃、日に何度も睡魔に襲われ、そのたびにあくびが出そうになるのを必死に噛み殺していました。

自分の顔面がそうなってしまったことにまだ慣れていないものですから、つい忘れてあくびをしてしい、右あご、右ほほに激痛が走り、ベッドの上でのたうち回ることもしばしばで、自分のアホさ加減に腹立たしさすら覚えていた日々

いつしかあくびの際に大口を開けないクセがつき、もう痛みがなくなった今でも全力、全開のあくびをしていません。

まあ、しようと思っても頭の中の感覚と実際に開く口の大きさが異なるので、昔のようにボワワ~ンと大あくびはできないんですけどね

全力のあくびができないくせに、しっかりと右目からは涙が流れたりしまして。

ほんと、困ったものです

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病院の常識は世間の非常識 ~補綴費用~

病院の常識は世間の非常識

病院の世間とのズレは義歯補綴だってそうで、調整してもらうたびに料金が発生しています。

メガネだったら作ったレンズに問題があれば無償で作り直してくれますよね

メガネフレームだって満足できるまでフィッティングを繰り返し、かけ心地を良くしたり、ずれ落ちないようにしたり、とことん顔に合うように無償で調整してくれる訳です。

ところが義歯に関しては調整のたびにお金を取られます

その気になれば、いつまでもフィットさせず、長く通わせて料金を取ることだって可能なわけですよ。

おまけにリコールの概念も普通と異なります。

一般にリコールといえば無償で修理・交換・返金などの措置を行うことですが、補綴の場合は予約票に間違いなく『リコール』と表記されているのに

調整してもらったら費用が発生するんです

なんじゃそりゃ  だったらリコール扱いにするなよっ

ろくに要望も聞いてくれないくせによっ

通っているのは、そんな悪徳医師でも病院でもないので、それが医療業界の常識なんでしょうけど。

やっぱり一般的な感覚とは少し違いますね。

隣の理美容室のソラくんとウミちゃんは、人体に関する何らかの博士や医者になると言っていますが、なるべく常識的感覚を持ったまま希望の道を歩んでくれるよう願ってやみません

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義歯補綴の現状 〜折れそうな心〜

義歯補綴の現状

前回の通院では、あまり私の要望を聞き入れてもらえず、とても満足できる状態にはなりませんでした

私が不満に思っていることや改善要望を伝えても、
「ここは、こうなって、こうですから、そうなるはずないんですけどねぇ」
とか、
「それは理論的にあり得ないと思うんですけどねぇ」
などと様々な理由をつけて、なかなか調整してもらえないんですよ

何度も何度も言って、ぶつぶつ言われながらも何とか調整してくれるという状況でして。

もうブチ切れる寸前なんですけど、医師との関係を悪化させるのもいかがなものかと、なんとか冷静に対応しようと努めているところです

でも、なんか、これ以上やっても、これ以上通っても、理想どおりにはならないんじゃないかと。

いえ、たぶん、なりませんね、きっと

柔らかい部位に硬い義歯を入れているので、隙間をなくすことなんかできないでしょうし、口を動かせばどうしても隙間が広がって食べ物が上あごにできた空洞に流れ込むのは仕方のないことだと分かっています。

でも、できれば少しでもその量を減らすことができれば

米粒は仕方ないにしても、納豆の粒くらいは流入を防ぐことができれば

そう思って通院を続けてきましたが、
「もうこの程度でイイや」
と、今は諦めモードに入りつつあり、通うのが億劫に感じるようになってきました。

特にあれこれ言ってくれる女医さんには、もう診てもらいたくないなぁ  と。

もう少し他の先生に調整してもらい、それでも劇的に改善しないのであれば、そろそろ補綴で通院するのは止めたいと思ったりしている今日このごろでございます。

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通院 2025-10-17 補綴

今日も朝早くから通院でした。

  • 準備
    • 慌ただしく朝食、身仕度を整えるも、少し時間に余裕があるためスマホでゲーム
    • 季節による服装がいつも分からなくなるため、今日のファッションを写真撮影
  • 往路
    • 08:32 2分遅れでバス到着
      • いつもの席を確保
      • 柔らかい陽を浴びつつ爆睡
      • 09:45 アラームで覚醒
    • バスは遅れて運行中で10:00の予約に間に合うか微妙
    • 09:52 10:05 13分遅れでバス到着
  • 受付
    • 10:10 10分遅れで受付完了
    • 待ち合いは、まあまあの混みよう
  • 補綴
    • 10:22 診察開始
      • 金属部分を調整してもらったところ、全体的なズレが生じてしまい、口にフィットしなくなってしまったことから右ほほに圧痛がある件を調整
        • ただし、何度も要望したにも関わらず金属部分には手を付けず当たる部分を少し削ったのみ
      • 前回の調整で追加した樹脂が上あご部分に強く当り、一定以上の大きさに口を開くと強い痛みを感じる件を調整
        • これも何度も要望を繰り返して渋々といった感じで少しだけ削ったのみ
      • 細かな要望をするものの、あれこれ理由をつけてなかなか聞き入れてもらえず
      • 空洞部分への食べ物流入に関しては時間切れで調整してもらえず
    • 10:48 会計書類受け取り
  • 会計
    • 10:50 会計受付
    • 11:08 精算完了
  • 耳鼻科
    • バスまで時間があるため耳鼻科で予約変更を試みるも調整つかず
      • 結果、11月は他の病院も含めて4度の通院が確定
  • 復路
    • 11:41 バス停着
    • 11:48 4分遅れでバス乗車
      • 車内かなり混みようなれど毎度の席を確保して直後に爆睡
      • 13:03 アラームで覚醒
    • 13:20 8分遅れでバス到着
    • 13:25 無事帰宅

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入院中の思い出 scene 31 ~激痛歯磨き~

入院中の思い出

自力で一定以上の大きさに口を開けようとするだけで痛くて仕方なかったので、歯科衛生士さんの口腔ケアを受けるのは、それはそれは辛いものがありまして

2023年8月25日の手術から11月5日までの約2カ月間は歯磨きをすることができませんでした。

口の中の傷や、あらわになってしまった粘膜質部分にブラシが当たってはいけないというのが理由だったと記憶しています。

どうせ胃ろう(『傷痕の変遷』の2)から栄養分を注入するだけですから、何も口にしていないので歯の汚れなどないと思っていましたが、実は唾液とか分泌物だけでも汚れは付着するんですよ

その汚れを落とすため、毎朝の診察の前に歯科衛生士さんが歯ブラシで磨いてくれました。

粘膜質の部分に付着した汚れもスポンジブラシとピンセットを駆使して剥ぎ取ったりするんですけど

その圧力によって、限界の大きさより、さらに大きく強制的に口を開くことになるものですから、『激痛』よりもっと痛い、『爆痛』とでも言いましょうか、そりゃあもう、10段階で17くらいの痛みに襲われ、診察台に座っていても、つま先までピーンと伸びて両手は空をつかんだまま体が固まったりしました

歯科衛生士さんが慌てて
「だ、だいじょうぶですかっ
と聞いてきますが、返事なんかできる状態じゃありませんよ。

数十秒は固まって、その後に蚊の鳴くような声で
が、がんわりわふ(がんばります)」
と、答えるしかない毎日でした

もう、まるでドMの変態プレイみたいで、情けないからか、痛いからか、単に目が閉じないからか、診察台で流した涙の量は、たぶん52.8リットル位に達したものと思われます 

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ももはぎ

桃の皮を上手に剥ぐ方法って話じゃなく、太ももの皮が剥がされたって話です

右顔面を切り開いて上あごの骨を削り取る(『傷痕の変遷』の4)手術で右ほほの肉も失ったため、腹筋を切除(『傷痕の変遷』の5)して移植し、それを覆うために太ももの皮膚を切り取って(『傷痕の変遷』の6)移植しました。

で、皮を剥ぎ取られて数日経った太ももがこれ。

皮っていっても表面の薄い皮膚ではなく、まあまあガッツリ剥ぎ取るものなんですね

大量の鎮痛剤を投与されていたからか、このときは痛みを感じることもありませんでしたが、治りかけにひどく痒くなったのを覚えています。

抗がん剤治療の副反応で体が痒いのか、治りかけの傷がかゆいのか、その両方だったのか、とにかくボリボリしては看護師さんに叱られたりしたものです

あれだけバリボリと掻いていたのに脚のすねみたいに痕は残っておらず、今ではどの部分が切り取られたのか分からなくなりました。

まあ、たかが皮膚ですからね

他の切り傷や穴みたいに痕が残らなくて当然ですけど。

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開口訓練の成果 file-2025-10 ~舌がチリチリ~

開口訓練の成果

開口訓練の最中、そして終わって少しの間、麻痺している舌の右側面にチリチリとしびれた感じが残ります

これが舌に苦みを感じるのと極めて似た感じで脳に伝わるんですよ。

今は訓練中と後だけですけど、少し前まではずっとチリチリしていましたから、それで絶え間なく口の中がニガニガだと感じていたんじゃないでしょうか

で、今日の成果は

訓練前 45mm(±0mm)、訓練後 52mm(±0mm)

前回と変わりありませんけど、今も力を加減して口を開くようにしているので想定の範囲内です

「あわてない あわてない、ひとやすみ ひとやすみ」(by 一休さん)

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