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髪にまつわる話し 十三本目 ~トルネード・ヘア~

髪にまつわる話し

前回も書いたように私の現在の髪は超くせ毛になってしまい、まるでカツラのように同じ髪型しかできなくなってしまいました

生まれつき前髪の生え際にツムジがあるものですから右分けしかできなかったんですけど、今はそれに拍車がかかってツムジを中心にグルングルンと髪の毛が渦を巻いています。

その勢いといったら鳴門の渦巻きに引けを取らぬ力強さで、前髪のみならず頭頂部や側頭部にまで大きな影響を及ぼしておりまして

プロのヘアメイクさんがドライヤーやブラシ、ヘアアイロンなどを駆使すれば何とかなるかもしれませんが、素人の私がちょっとブラシで撫でつけたところで言うことを聞いてくれるような髪じゃありません。

隣の理美容室で髪を切ってもらった直後、まだ髪が短いと顕著に現れますので、とくにクセが強い前髪を伸ばして重みでハネを防ごうかと考えているところなんですけど

この歳になって、今さらロン毛もどうかってことですよねぇ。

う〜む、実に困った髪です、まったく

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倍盛り

我が家の朝食は、ほとんどがパンです。

年363日はパンを食べてるでしょうね

残りの2日は私がCT検査とかで飯抜きということでして。

そして、妻の場合は頭痛で食欲がなくて食べられないとか、そんな感じです。

毎週金曜日はポタージュの日と定めていますが、その際にもパンを食べているんですけど

パンに塗るマーガリンやマヨネーズ、クリームチーズなどは、妻の倍、いえ、3倍くらい塗る私です

元々が私は濃厚派、妻は薄味派ではありますが、手術をしてからというもの、その差が顕著になっており

過去に何度も書いていますように手術によって舌の1/4ほどが麻痺しており、味覚が衰えてしまったので濃い味でなければ満足感が得られないのが第一の理由です。

第二に、なるべくカロリーを摂取して太りたいという、実にまあ、取ってつけたような理由から倍盛り御免としつつ、ぬるま湯にチャプチャプと足をつけたままの日々を過ごしている私だったりします

でも、どうせ太るなら健康的に体重を増やさなくてはなりませんよね。

油だの脂肪だのを多く摂取して太るのは、ちょっと違うんじゃないかと

そんなこんなで、微妙に反省しているところではありますが、食べる量には限界がありますし

効率的、健康的に太るにはどうしたら良いのでしょう

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かがみうがい

食後のうがいが欠かせない私ですが、その体勢はちょっと辛いものがありまして

周囲に水を飛ばさないようにするには、顔面をシンクに限りなく近づける必要があり、そうするためには中腰の姿勢を維持しなくてはなりません。

口内を清潔に保つにはかなり長時間のうがいが必要になるため、同じ姿勢を続けていて脚がプルプルしてくることがあります

昨日の午後、微妙に腰が痛くなったのも長時間の中腰が一因しているのではないかと考えているところです。

今はまだ、ちょっと脚がプルプルしたり腰が痛くなるかもっていう程度ですけど、これからどんどん年老いて足腰が弱くなったらどうしましょう

食事や何かを食べるたびに全裸になって浴室に向かうのは面倒ですし、仁王立ちの姿勢でうがいする訳にもいきませんし。

歯のすき間を高水圧のシャワーで洗い流す、ジェットフロッサーとかジェットウォッシャーなどと呼ばれるものが最近は人気ですが、妻は
「使ってみたらどお
と言ってくれているんですけど

でも、意外に大きいんですよね、あれって。

おまけに水圧が物凄くて歯ぐきが痛いくらいだというレビューを数多く見ますので、もしそんな圧力の水が手術によってむき出しになった、普通の人じゃ感じない部位を直撃したらって、想像するだけで、もう、そりゃあ、アレですよ

これから先のこと、できれば外食、外泊したいってことを考え合わせたうえで、いろいろと対策を講じなければなりませんが、ジェットフロッサーはパスってことでしょうね。

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外食困難

2023年8月の手術から約1年7カ月が経過しましたし、同年10月から嚥下訓練を始め、11月の終わりからは開口訓練もしていますから、今は食べることに支障がなくなってきました

そりゃあ普通の人並みに食べることはできませんけど、ほとんどこぼさずに食べられるようになりましたし、苦手だった汁物だって上手に咀嚼して飲み込むことができます

かなり口も開きますから以前まで入らなかったものも入りますしね。

いつかは行って食事やらなんやらしたいと思っているHOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE

そして、再訪したいと心から願っている札幌の居酒屋

「行ける日が来るかなぁ」
という私に、妻は
「行けるよっ 行こうよっ ねっ
と、力強く励ましたりしてくれます。

しかし、何か食べた後の私はうがいを欠かすことができません。

いくら食べるのが上手になっても、いくら補綴で義歯を調整しても、食べているうちに義歯の裏側や上あごの空洞化した部分に食べ物が入り込んでしまいますから

そして、うがいをするためには相当な大きさのシンクまたは洗面台が必要になります。

普通の人がするようなうがいはできず、顔を左右に大きく振るものですから、鼻の穴や閉じきらない口からあふれる水が激しく飛び散るんですよ

球場や居酒屋のトイレにある手洗いでは小さすぎて、汚してしまうのは間違いありません。

外食に備えて水が飛び散らない方法を模索しましょうかね。

それが見つかるまでは、やっぱり外食は困難じゃないでしょうか、残念ですけど

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カフェモカ風

カフェモカとは、濃いめのブラックコーヒーにチョコレートシロップとミルクをいれたドリンクですけど

我が家では、おやつの時間に濃いめのコーヒーとミロをブレンドしてカフェモカ風にして飲んでいます

退院後に体重の維持、増加を目的にカロリー摂取するための策としてミロを飲むことにしました。

最初は私がミロ、妻がコーヒーを飲みながら3時のおやつを食べていたんですけど、食後や運動後にブラックコーヒーを飲む習慣があったので、おやつの時くらいは少し甘いコーヒーが飲みたいという妻の希望からコーヒーにミロをブレンドし、甘いだけじゃなくコーヒーの苦みもほしいという私の希望からミロにコーヒーをブレンドするようになり、結果的に同じ比率でブレンドしたものを2人で飲むようになったんです。

いえ、喫茶店でのバイト経験からカフェモカという飲み物は知っていても、実際に本物を飲んだことはないんですけどね

でも、まあ、こんな感じの飲み物なんじゃないかと、勝手に想像しながら美味しく飲んでいるところです

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老いの認識 其の弐拾伍 ~神経伝達物質~

『老いの認識』

右首のリンパ節を切除した影響で腕が真上まで上がらなくなってしまいました

それに関連しているのか、どうも以前より右手の動きがスムーズじゃない気がするんですよ。

やたらと物を落としたり、手をぶつけたりしてしまいます

おまけにパソコンのキーボードの誤打も多くなりましたし

いえ、もう歳なので神経伝達物質が減っているんでしょうね、たぶん。

反射神経や動体視力が衰えているのに加え、思いどおりに手が動かなかったり情報伝達が遅れるのですから、そりゃあ、バタバタしちゃいますよね。

これからどんどん年老いて、ますます動きが鈍化していくのでしょうが、それも老化とあきらめて、ゆっくり慎重に行動するように心がけていこうと思います

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入院中の思い出 scene 18 ~献身的

入院中の思い出

眠れない日々が続いて気力も体力も奪われ、精神的に危うい状況にあった時、看護師さんの一人が
「眠れないならそばにいますからね」
と言ってくれ、患者の容態や連絡事項のパソコン入力作業をベッドの横でしてくれました。

また、
「大丈夫ですよ、大丈夫ですから」
と、私が眠るまで手を握ってくれる人もいました。

「少し音が聞こえたほうが良いかもしれませんね」
と、ナースステーション横の小さな部屋にベッドを移動してくれ、そこで2、3日を過ごしたこともあります。

看護師さんとは良好な関係を築いていた私でしたが、長い入院でストレスがたまってしまったことと、一人の看護師さんの態度にブチギレてしまい、入院生活の最後の最後に険悪になってしまったのは今でも反省していますし、残念でなりません

どうしても好きになれない看護師さんも確かに数人だけいましたが、それ以外の人は本当に良くしてくれましたし、献身的に接してくれて長く入院している私を気遣い、やさしく看てくれました

最後の最後にとった私の態度をお詫びするとともに、心から感謝いたします。

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開口訓練の成果 file-2025-03 ~年6mm~

開口訓練の成果

今日現在のところ、開口訓練をした直後は36mmほど口が開くようになっています

でも、それから約12時間が経過した翌日の朝は24mmくらいしか開きません

まあ、カンロ飴は楽勝なんですけどね。

2023年11月末から訓練を開始して19mmしか開かな方のが少しずつ開くようになり、もうすぐ30mmとなったところで顎関節症を患ってしまって再び20mmに後退し、それでも訓練を続けるべしという主治医の指示で再開してから約半年。

やっと、やっとの思いで36mm

痛かったですよ〜、そりゃあもう。

アゴはギシギシ、ミシミシと音を立てるわ、ただでさえ涙が止まらない右目からアホほど涙があふれ出すわ、ほほに移植した筋はピシピシ痛むわ、舌はジンジンするわの大騒ぎです

そんな試練に耐え、耐え忍んでやっと36mm。

欲を言えば訓練直後は40mm、翌日になっても30mmくらい開いてくれると嬉しいんですけど

今のところは月間1mm、年に12mmほど開くようになればと思っています。

いえ、せめて、その半分、年6mmでも開いてもらえればと、ええ

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髪にまつわる話し 十二本目 ~まるでヅラ~

髪にまつわる話し

抗癌剤の副作用による脱毛を経て、再び発毛すると驚くほどのクセ毛になったのは過去に書いたとおりです。

何度かの散髪でクセが軽くなると思ったりしていたんですけど

そんな淡い期待など一笑に付すかのように髪は今もグリングリンと力強く渦を巻いております

過去の髪型は典型的な七三分けだったんですけど、今は八二分け、それも限りなく九一に近い分け目となっているのは、そこから分けなければ髪が逆らってツンツンに立ってしまうからです。

なんだかなぁな感じではありますが、一つだけ利点としてあるのは朝起きても手ぐしでササッとするだけで髪型が安定します

帽子を脱いでも髪型は変わらず、髪を洗っても乾けば勝手に同じ髪型になります。

おまけに髪質まで変わって少しゴワゴワしているので、それはまるでヅラをかぶっているかのごとく

そんなことは見た目じゃ誰にも気づかれないでしょうからイイんですけどね

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入院中の思い出 scene 17 ~非パニック

入院中の思い出

手術後に抑制されると聞いた時には精神的なパニック状態になりましたが、実際に抑制されてみると、
「俺を自由にしろーーっ
などと暴れることもなく、パニック症状に至ることはありませんでした

まあ、手術後は麻酔やら痛み止めやら何やらで意識がもうろうとしていましたしね。

自分がどういう状態に置かれているのか考える余裕もなかったですから

手術前の主治医からの説明で、気管切開術になるので喋ることができなくなると聞いていましたし、
「声が出なくてパニックになる患者さんもいます」
とも聞かされていました。

事前に知っていたからか、話せなくてもパニックになることはありませんでしたよ

意識が戻っても、なんだか疲れていたり面倒だったりして喋りたいとか思わなかったというのが実際のところです

何日かすると、筆談が面倒になりましたから喋りたいって思いましたけど。

それでも、危惧されていたようなパニックにならずに済んで助かりました。

パニックになるのなんて嫌ですけど、それよりも、他人に迷惑をかけることになってしまうのはもっと嫌ですからね

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