スーパーに買い物に行くと、もうクリスマスや年末年始の食材がたくさん並んでいます
夫は29日に退院をしますが、嚥下訓練中なのでおかゆとイノラス・牛乳で栄養を摂っています。
食べることの出来るものが限られているため、お節もお雑煮も作らなくていいのですが、お節で食べたいものがあれば単品で買って食べて良いんだよと言ってもらいました。
「黒豆、栗きんとん、伊達巻は好きでしょう」
確かにそうです
早速、今日は小さめの黒豆を1袋、購入してきました
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
今日の嚥下訓練では大きな進歩がありました
まず、280gのおかゆに5gの塩を入れても傷にしみません
若干の塩味でおかゆが食べられる他、食材と水280gに5g塩で味付けしたり、5g以上の出汁の素やコンソメなどが使える可能性が高まったことになります。
お湯で茹でただけの食材よりずっと味の幅が広がりますね
次に、紙コップ1/3の水を用意して粉末の麦茶、ほうじ茶、そしてインスタントコーヒーを溶かして飲んでみたところ、すべて痛みなく飲むことができました
いやぁ〜美味しかったですよ。
とくに4カ月ぶりに飲んだコーヒーといったらもう、格別の味でして
一口目こそ子供が初めて飲んだコーヒーのようにひどく苦く感じましたが、二口目、三口目と進むにつれ本当に美味しく、なんだか涙が出そうになってしまいました
お茶もコーヒーも飲めることが分かったので、1階のコンビニで買って飲むことだってできますよ。
たったそれだけのことですが、私にとっては大きな出来事です。
爺さんのPCR検査の結果、今日のところは陰性だったそうです
念のために明日の朝も検査するそうですが、きっと大丈夫なんじゃないでしょうか。
だから言ったじゃねーか、、寒い寒い言ってないで布団を増やせってよ
単に風邪ひいたんじゃねーの 爺さんはよ。
でも個室に入ってラッキーだったこともあります。
明日の妻との面会は個室でゆっくりできるかも知れません
今もChatworkで話をしながらブログを書いていますが、声を出して会話できます。
なんだ、爺さんグッジョブじゃん
とりあえず、明日の朝の検査も陰性であることを願います。
深夜1時に目が覚め、トイレに行ってベッドに戻るもなかなか眠れず、これは久々に眠れない夜を過ごすのかと覚悟したところ、朝5時の採血で看護師さんに起こされました
いつの間にか眠っていたんですね。
それにしても隣のベッドの爺さんは、夜中に棚を開けてゴソゴソとしてみたりしてたかと思えば急にイビキをかいて寝たり、寝てたかと思えば急に起き上がってトイレに行き、戻ってきたかと思えば直後に寝息をたてていたりと、忙しいので気になって仕方ありません
そんなことを気にしつつも眠っていたんですね。
あの眠れなかった日々、こうして眠れる日は二度と来ないのではないかと、とても不安なまま過ごしました。
今は眠れるようになったことに心から感謝しています
年賀状について夫と話しましたが、結論は出ませんでした。
義母の分はうちで印刷をして出していましたが、本人に聞いたところ止めてもいいと言っていたので、来年の年賀状から出さないことにしました。
我が家の年賀状は、夫はやめてもいいし、私がまだ出したいのであれば出してもいいと言ってもらいました。
私は枚数は少なくなりましたが、まだ出したいと思っています。
ただ年賀状の印刷は私が宛先、夫がデザインを担当して分担しています。
夫が家に戻るのは29日
年賀状だけ購入しておいて、届いた方だけに送るようにしてもいいかなと考えているところです。
そうすれば、うちの年賀状が届いたから送ってくれる人というのも分かります。
出す人、やめる人を見直すきっかけにもなりそうです