予定通り病院に着き、手続きを済ませて荷物整理も終わった。
前回の入院の時、9回の抗がん剤を終えたはずの人が、隣の病室にいた!
CTの結果、まだ残っていることが分かり、薬を変えて6回追加することになったそうだ。
この病気の手強さを痛感した。
(携帯電話より)
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
妻が整腸剤やら下剤まで使って必死に排便をうながしているのには大きな理由があります。
手術後には大なり小なり腹腔内癒着が生じるものらしく、便秘が続くと癒着による腸閉塞をひき起こして病院に担ぎ込まれ、またまた手術をする羽目になることが多いのだそうです
これは術後の後遺症であり、今後一生の付き合いになってしまうと看護師さんから聞きました。
これから一生、妻は便秘と闘うのです
なんか・・・疲れちゃいそうですね
(共に闘う夫)
毎年のことだが、寒くなると手が荒れる。
今年もそろそろガサガサになってきた
手荒れとは別に、先週から抗がん剤のせいなのか
指の皮が剥けはじめている。
最初は、右手の親指と人差し指くらいだったが、
今は右手は薬指まで広がっているし、左手も剥けている。
次の抗がん剤を打ったら、また同じ症状が出るのだろうか
指の皮が薄くなっていて、まだ完治していないのに
どうしたらいいのか分からないので、
とりあえずハンドクリームでも塗っておくことにしよう
妻には現れていない副作用だが血小板も減少することがあるらしい。
血小板が減少すると止血作用が弱く、つまりは血が止まりにくくなる。
歯茎から出血するなどの症状も現れるらしいので歯磨きにも注意が必要だ。
念のため、柔らかい豚毛の歯ブラシを買っておいたが妻には必要なかった。
その他、怪我をするなどもってのほかなので、料理の際も包丁で手を切らないよう細心の注意が必要だ。
いざとなったら私が男の料理でまかなうことを覚悟していたが、こちらも出番がないようである。
それならそれで良い
準備や心構えが多少の無駄になるよりも、副作用が少ないことを喜ぶべだ。
(共に闘う夫)
今朝は、霰(あられ)が降っていた。
これは初雪になるのだろうか
急に寒くなってきたので、義母から電話がかかってきた。
「寒いでしょ。風邪ひかないように気をつけてね。
買い物に行ったりしているの?
●●(夫)に行ってもらったら?」
いえ、いえ、今は大丈夫、元気です。
買い物も、重い物を買うときには一緒に行ってもらっているし、
入院中はしんどいけど、退院して数日したら元気になるんですよ。
寒いと行っても、お母さんの所のほうがもっと寒いでしょ。
「来週は、また入院ね。
くれぐれも風邪には気をつけて、頑張ってね。」
私の両親は他界しているので、義母ばかりに心配をかけてしまい
申し訳ない
抗がん剤の治療が終わったら会いに行こう
あっ、髪の毛が生えてからの方がいいかな