母の暮らす部屋で最後の大物、冷蔵庫が到着しました。
やはりダークブラウンで統一した室内は落ち着いた色調です
大物とは言っても一人暮らし用の小さな冷蔵庫なので省スペースですしね。
それでも超小型のものは一定期間で霜取りをしなければいけないので、そこそこ大きくて、そこそこのお値段の霜取り不要なものを購入することになってしまいましたけど
面倒な作業を思えば、一定の出費は仕方がないといったところでしょうか
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
8/27にも書きましたが、確かに中古住宅の需要は多いようです。
私たちが滞在していた 9/6~9/9までの約三日の間に近所の板金屋さんが家を売ってほしいと訪ねて来たり、出入りしていたクリーニング屋さんが貸してほしいと言ってきたりしました
不動産業者さんにも何件かの引き合いがきていると聞いていたのですが、今日の午後に連絡があり、来月中には何とかなりそうだということです
大量に残してきた家財道具の一部も使ってくれそうだとのことですし、予想していたより高額で売れそうな感じではありますが・・・
なにせ築 30年の家なので、高額と言ってもたかが知れているんですけどね
母の引っ越しに伴う介護保険の手続きの際、何度聞いても聞き取れなかったのですが、なんとかいう制度の特例が適応になるため、引っ越し後も故郷の町の介護保険を受け、介護認定も受けるのだとか
なぜそんな面倒な特例を適応されなければならないのかと、市の担当者に詰め寄ってみたところ、これは国の制度なので否応なしにそうなってしまうのだそうです。
都会に出た子供が親を呼び寄せるケースは珍しくなく、介護が必要な高齢者が都会に集中した場合、その町の財政負担が大きくなってしまうため、それまで住んでいた町が最後まで負担するのだそうですけど
過疎化が進んで税収がなくなれば負担も何もあったものじゃないので、この制度もいずれ破綻するんじゃないでしょうか
私は今日、客先に出向いての仕事だったので色々と妻に任せていたのですが、9/2に購入したミニ仏壇が母の部屋に納品されました。
現物を見て母も気に入った様子だったということなので一安心です
施設の部屋の色調が白とダークブラウンなので、テレビなどを乗せるちょっとしたラック的なものも仏壇もカーテンもゴミ箱も、すでに注文した小さな冷蔵庫もすべてダークブランで統一しているんですよね。
色々と買い物をする際には、妻のお兄さん夫妻が車で遠くの店まで連れて行ってくれたり、買ったものを運んでくれたりするので大助かりです
今週はまだ手伝ってもらわなければならいこともありまして
こんな時、やっぱり運転免許を持たないのは不便だと実感します。
故郷を離れる際も妻が号泣することもなく、バスの中でお菓子をポリポリ食べているうちに隣町まで進んでいました
ほぼ一週おきに故郷を行き来し、この 40日間での総移動距離は約 3,500kmに達したと思われます。
果てしなく疲れましたが、それももう終わり
あすの午後には母がやって来ます。
午前 8時過ぎに実家を出て、少しずつ母が近づいてくる間は頭の中で、
ズ~ズン・・・ズ~ズン・・ズ~ズン・ズン・ズン・ズンズンズンズン
と、映画ジョーズのテーマが鳴り響き、母が施設に足を踏み入れる際には
ジャージャージャージャジャ、ジャージャジャジャ~ン
と、映画スター・ウォーズのダース・ベイダーのテーマが鳴り響きそうな気がするんですよね。
いえ、あくまでも、そんな気がするだけですけど
午前中にお寺に行き、遺骨を納骨堂から出し、その帰りに市役所で諸々の手続きをして来ました。
まずは転出届けですが、これは書類さえ書けばおわりです。
母が書いている間に私は遺骨を移動するための改葬許可申請をして許可証を発行してもらったので、それで終わりかと思ったのですが、別の窓口で国民健康保険の手続きが必要だとか
で、妻が母の代わりに色々と書類に記入し、やっと終わったと思ったら、さらに別の窓口で介護保険に関する手続きをせよと・・・
そこでも妻が書類に色々と記入し、長くなるので割愛しますが、スッタモンダしたものの、やっとの思いで手続きが終わったと思ったら、また別の窓口で土地の登記に関する手続きが必要だと・・・
もうやけくそ気味になって話しを聞いていると、係りの人が土地の相続がどうしたこうしたと言い出しまして。
土地と家は売却するので相続するつもりはないと答えると、
「売却するにしても一旦は相続が必要でして」
などと言ってくるので何か変だと思ったら、どうやら母が死んだと思ったらしいんですよね
母は一階のロビーで座って待っているというのに、どこをどう間違えたら死んだことになるのか、膝を付き合わせて小一時間ほど問い詰めてやりたい気分でしたが、あまりにも疲れたので苦笑いをしながら帰ってきました。
夕方には家のことをお願いしている不動産業者さんが来てまた色々と手続きの書類の話し・・・
もうイイです。
当分の間、私に書類の話しをしないでください。
またまた実家からお届けいたします。
9月 2日の仏壇店で聞いた話し。
永代供養墓に入るということ、それはつまり宗派を変えることになるという件で、さすがに我が母も悩むのではないかと思ったのですが、いともあっさり
「うん、いいよ」
という返事が返ってきました
息子としてはありがたい限りなんですけど、いささか拍子抜けしてしまいます。
明日は納骨堂から父の遺骨を移動するため、お経をあげてもらうのですが、その際は黒い服を着るべきか電話で聞いたときも、質問が終わらないうちにかぶせるように
「必要ない、必要ない」
と言ってきました
まあ、ごちゃごちゃ言われるよりマシなんですけど、それにしても、ドライ過ぎやしませんでしょうか