今夜まで何か食べても良いと言われています。
手術前最後の食事を何にするか
実に悩ましい問題です
最後はカップ麺の中で一番好きなものにするか。
冷凍食品やコンビニ弁当の中でもハイカロリーな、こってり系のものを食べるか。
夕食まで、もうあまり時間はありません
さて、何を食べようか
考えていても仕方ありませんね。
16時を過ぎたらコンビニに行って店内を物色し、これだと思うものを買ってくることにします
妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
ピークを迎えていたニキビ様発疹ですが、ここ数日で少しずつ良くなってきました
まだ全身にブツブツはあるものの、頭皮にまで広がっていたブツブツは減ってきていますし、最もひどかった脚のブツブツも少し減ってきています。
こんな状態で手術を受け、ろくに動けないのに体のアチコチが痒いなんて嫌だと思っていましたが、ギリギリのタイミングで沈静化に向かってくれたようです
このまま症状が治まってくれると嬉しいのですが、また違う場所に出るかもしれません。
最初は二の腕やふくらはぎから始まり、頬や鼻、おでこへと移り、それが軽くなった思ったら首、そして脚のスネからヒザですもんね
ほぼ全身に発疹が出たので、もう出るところはないと思うんですけど、どうなんでしょう
明日の手術の後はICUに入りますから、この病室で過ごすのも今日までです。
この病室に一人きりになってから今日で28日目。
先程、スタッフさんがベッドメイキングをし始めたので、
「ついにどなたか入院するんですか 」
と、聞いたところ、
「明日からね」
・・・なのだそうです
結局、手術前は最後まで一人でしたね。
明日は朝9時から手術予定なので、今から荷物をまとめたりしている訳ですが
それほど大荷物ではないと思っていたのに、入院してから妻に届けてもらったものもあり、なかなかのボリュームになってしまいました。
ICUがどの程度の広さか分かりませんが、荷物をおいておくスペースはあるんでしょうか
明日に控えた腫瘍の摘出手術、その後の回復具合などに関して、妻がとっても不安そうにしています。
それとは逆に、今のところは自分でも驚くくらい落ちついている私です
でも、妻の気持ちは良く分かります。
かつては私が手術する妻を見送り、帰りを待つ身でしたから
妻が無事に手術を終えて帰ってくるのか、無事に悪性腫瘍を取り切ってもらえるのか、ありとあらゆる不安が胸をよぎり、ありとあらゆる事を心配したものです
おまけに今の病院はコロナ禍対応を継続中ですから、妻は手術室に向かう私を見送ることも、病室で帰りを待つこともできません。
自宅で手術結果の電話連絡を待つことしかできないのですから、その分だけ不安も大きいことでしょう。
でも大丈夫ですよ
脳や心臓の手術とは違いますし、大量出血の可能性がある内臓系の手術でもありませんから。
何事もなく、私は無事に帰ってきます
手術後、私はICUで何日か過ごすことになりますが、病院内の案内にはCCUという表記もありました。
Google先生に訊いてみたところ、ICU(Intensive Care Unit)は「集中治療室」、CCU(Cardiac Care Unit)は「循環器疾患集中治療室」であるとのこと。
そうだったんですね
他にもHCU(High Care Unit)「高度治療室」、SCU(Stroke Care Unit)は「脳卒中集中治療室」などがあるそうです。
主治医の話では、私もICUを出た後、HCUに入るそうなんですけど
この病院のどこにHCUがあるのかは謎です。
ここのところ、ゲップオヤジの生存確認ができません。
以前までは、歯を磨くタイミングが一緒だったので洗面所では目撃していたんですけど
いえね、会いたくはないんですよ
洗面所でもデリカシーの無さ全開で、足元までベチャベチャに濡らしていくような奴ですから
もう退院したならそれでイイですし、もし一時退院や一時転院しているのなら、私の手術後に戻って同室になるのだけは勘弁してもらいたいなぁと。
望みはただそれだけです
今日も今日とて、蒸し暑い日が続いております
いったいどうしちゃったんでしょ
私の勝手な予定では、手術する頃には涼しくなっていて、術後は楽にリハビリできるはずだったんですけどね。
誰がこんなに暑くなれと言った
太陽、ちょっとこい
まあ、ごねていても涼しくなる訳じゃありませんし。
そろそろ寝ることにします。
おやすみなさい。