妻が子宮体癌を発症し、夫が扁平上皮癌を発症してしまった夫婦の闘いの日々
去年も書いたが、今日は母の命日。
毎年、母の誕生日や命日になると考えることがある。
それは母の好物は何だったのか、ということ。
何が好きだったとか、あれが好物なの、ということも言わなかったので、仏壇に供えようにも分からない 
歳をとってからコレステロール値が上がり、「もう、たらこ・筋子はあまり食べられないの。」と寂しそうに言っていたが、それが大好物だったのかどうかは分からない。
胃がんのため胃を切除して、少し食べられるようになった時、父に頼んでいたのは白身魚のお刺身だったが、それは赤身はダメだけど白身ならいいと言われたかららしい 
あと、ちょっと願いごとがあったとき、こっそりコーヒー断ちをしていたことがあったので、コーヒーは好きだったのは確かだ。
実の娘より、月末恒例のお姉さんの方が、知っているかもしれない 
今度、聞いてみよう。
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今日は2年前に亡くなった次兄の誕生日。
生きていたら今年で50歳になっていた。
余命3ヶ月と言われて、本人はお葬式もしなくていいと言っていたけど、兄妹とごく身内の者だけで家族葬で送った。
そこで困ったのが遺影だった。
結局は免許の更新用に撮った写真を使ったが、ちょっと悲しげな顔をしている。
私も夫も滅多に写真を撮ることがないので、とりあえず一年に一度くらいにっこり笑った写真でも撮るようにしようかと話している。
そうは言っても、そのうちと思ってなかなか行動に移せない性格 
毎年の恒例になるように、写真を撮る日を決めようかな 
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今日は長兄夫婦がやってきて、一緒にお墓参りへ行ってきた。
彼岸入りは明日なので、まだまわりのお墓にお参りに来ている形跡は少なく、うちのお墓の前には雪がこんもりと残っていたので、お彼岸の間にもう一度お供えを持って行こうと思う。
早めの晩ご飯を食べながら、長兄は、
「検診を申込んだ。俺の場合は家族に癌が多いだろ。俺以外はみんな癌になっているし。」
「両親は胃がん。」うんうん。
「弟も。」そうだね。
「妹も。」あっ、私もか 
そうだ、私も癌だったね 
一緒にご飯を食べていた、義姉と夫に笑われてしまった。
2人に1人は癌になる時代と言われているが、私の家族は5人のうち4人も癌。
自慢にならないね 
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今日は午前中に湯治から戻り、お昼からは次兄の三回忌の法要。
私たち兄妹の両親は他界しているため、次兄の法事は長兄夫婦と私たち夫婦の4人でこじんまりと行った。
叔母たちからはお花などが届いたが、あえて案内はしなかった。
兄妹だけで見送って欲しいという本人の言葉を尊重して、お葬式も家族葬で。
次兄の病気がきっかけで、大阪から北海道へ戻った訳だが、その後まさか自分も癌になるとは
次兄の分も長生きしなければと、確か去年も思ったはず。
私の治療終了と次兄の命日が近いので、今も次兄が見守ってくれているんだろうなぁと感じる 
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