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審判前夜

妻が子宮体がんであることは間違いないが、問題はどれだけ進行しているかである。

気分はドヨ~ンと暗くなってしまうが、冷静に考えれば考えるほど何かがおかしい ん~

妻の不正出血は一年以上も続いており、それが病気によるものであるとするならば、自覚症状が出てから一年以上は経過しているということであり、もの凄く進行してしまっているのではないかと不安がつのる。

しかし、どこからどう見てもツヤツヤと血色の良い顔をしており、とてもじゃないが病人とは思えない。

腹筋、腕立て伏せを軽々とこなし、毎朝30分以上の散歩をしてガシガシと自転車に乗って買い物までしている。

本当に妻の体内にがん細胞が増殖しているのだろうか ?

医者が言うのだから子宮体がんに違いないのだろうが、きっと初期段階であるに違いない。

…と、できるだけポジティブ思考で明日の結果を聞きに行くことにする。

(共に闘う夫)

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不正出血

妻の不正出血が一年以上も続いていたことが。
気にしつつも妻が病院に行かなかったことが。
いや、病院に行くように私がきつく言わなかったことが。
嫌がろうと無理に病院に連れて行かなかったことが。

・・・すべてのことが後悔となる しょんぼり

いくら後悔しても仕方がない。

結果を厳粛に受け止めるだけだ ふんっ

(共に闘う夫)

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情報収集

ネットで色々と検索してみた。

子宮体がんは、50歳以上の人が多いとか、肥満・糖尿病・高血圧の人がなりやすいなど、どれも当てはまらないことばかりだ ドクロ
唯一、当てはまるのは出産経験がないということ。

治療は、まずは手術するしかないようだ。
ただ、手術でしっかり取れたら治癒率は高そう。

やっぱり不正出血があったら早めに診察を受けること、となっている。

どの程度までほっておいても、大丈夫なんだろうか?
いや、ほっておいて大丈夫な訳はない・・・・。

今は不正出血があるだけで、どこも痛くないし、体はなんともない。
だから、末期ということはないよね?

ネットで調べてみても、自分の症状が分からない限り、参考になるようで、ならないものが多かった。
それでも何か自分にとって都合の良いことはないだろうかと、検索してしまう。

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子宮体がんの特徴

頭痛に悩まされるのも可哀想だが、鎮痛剤を飲んで眠っている時間が長いので、その間は病気のことも忘れられるだろう。

子宮体がんの特徴をネットで調べてみると以下のような情報があった。

子宮体がんの発生に女性ホルモン(エストロゲン)が関与していることから、20~30才代の生理不順や不正出血のある女性、あるいは閉経前後の女性に発生がみられる。
閉経前後の不正出血のある女性、若年層の女性も生理不順や不正出血が持続する方は体がんの検診が推奨される。

つまり、どう考えても不正出血はまともな状態ではないということだ ドクロ

妻が最初に書いているように出血は一年以上も前から続いていたのだから、もっと早く病院に行っていれば良かったのである。

いや、責めても仕方がない 滝汗

行き難い病院であることは確かだし、気が進まないのは理解できる。

さらに、もっと強硬に病院行きを勧めなかった私にも責任はある しょんぼり

(共に闘う夫)

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初めての通院

不正出血は去年の年頭から、1年以上も続いていた。
でもまだ生理が終わっていないし(当時は44歳)、これは単なる生理不順と、ほっておいた。

しかし、こんなにも続くのはおかしい ん~
と、夫に連れられて、渋々産婦人科へ行った。

エコー検査で子宮内に血液が溜まっていると言われた。
子宮頸がん・子宮体がんのがん検査(粘膜)をしてきた。
がん検査で何でもなければ、ホルモン調整をすることになるらしい。

結果は1週間後。

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