妻の子宮体がんのステージ(病期)が IIIc だったことは以前に書いていますが、その他にもグレード (Grade) というものがあり、それは三段階に分かれているそうです。
Grade 1 (G1(高分化腺癌)) | 充実性増殖の占める割合が腺癌成分の5%以下であるもの。 腺は増殖しながら腺構造は保たれており、核分裂像は少ない。 |
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Grade 2 (G2(中分化腺癌)) | 充実性増殖の占める割合が腺癌成分の6~50%のもの。 あるいは充実性増殖の割合が5%以下でも細胞異型の著しく強いもの。 腺構造に乱れが生じ、中には腺腔が明らかでない増殖が混在する。 |
Grade 3 (G3(低分化腺癌)) | 充実性増殖の占める割合が腺癌成分の50%を超えるもの。 あるいは充実性増殖の割合が6~50%でも細胞異型の著しく強いもの。 腺腔構造がほとんど消失し、核分裂像が多くなる。 |
妻の場合はグレード1で、癌の中でも大人しい奴だったらしく。
これがグレード3みたいな暴れん坊だと、なかなか退治するのが厄介なのだと教えられました。
医師に
「グレードが1で良かったですね」
と言われましたし、
「もうちょっと早く来てたら手術だけで済んだのにね」
とも
深く反省しているのか、
「はい」
と、やけにしおらしくお返事する妻です
とにかく完治して治療が終わり、経過観察に入ることになりました。
(共に闘う夫)