バスに揺られて 2023-10-02

今日も病院には往復バスで行ってきました。

夫も書いていますが、近くまで行ったのに会うことは出来ませんでした。

予定通り私は別室で、タブレットの画面越しに、夫が同席をしている医師の説明を聞いてきました。

まず最初に病理検査の結果

  • 上顎の切除したところをスライスするように切って検査をした
  • 抗がん剤が効いて腫瘍は小さくなっていたので、取り切れた
  • 紡錘(ぼうすい)細胞癌というバラバラにできやすい種類の癌だが、一塊になっていたので切除が出来た
  • 病理検査の結果を見ても、骨の中に腫瘍が出来ていたため、発見しにくいものだった
  • リンパ節の検査結果は前に伝えられた通り
  • 予防の意味もあり、リンパ郭清手術をしたが、転移はなかった
  • よって、追加の治療(抗がん剤・放射線治療)の必要はなし
  • ただ、あごの骨は血のめぐりが良いため、今後もCT検査などで経過観察を続け、必要があれば放射線治療などを考える

皮弁移植の再手術について

  • 前回は血管がうまく繋がらなかった
  • 血栓が出来ないようにヘパリン(血液サラサラになる薬)を入れていたが、詰まってしまった
  • 成功率は90%くらいの手術だったが、残念ながら90%に入らなかった
  • 口の中の皮弁は、皮膚、脂肪、筋肉の層になっているが、手術をしながら見るが、取るところが多いと思われる
  • 水曜日の手術は、大胸筋皮弁(だいきょうきんひべん)を移植する
  • 切り離さずに持ってきて鎖骨の下を通して口の中に通す(医師の言葉とおりで、正確な意味は分からないが、持ってくるのは血管のことだと思われる)
  • 口の中が生傷になるため、太ももの皮を大胸筋皮弁につける
  • ICUにいるのは、1週間程度
  • 大胸筋皮弁の移植の成功率は95%
  • うまくいったかは、ICUにいる間に判断が出来ると思われる
  • うまく行かなかった場合は、また手術をすることになる
  • 手術は午後1時に夫を迎えに行き、2時スタート、手術時間は4時間の予定で夜6~7時に終わる
  • 前回のように強い薬で眠らせることはないため、抑制の必要はないと考えている
  • 手術日の翌日には、ICUでの面会は可能と思われる

以上がメモをとってきた内容です。

説明を聞いて、夫は思ったよりも大掛かりな手術だと言っていました。

確かに、ちょっと口の中のくっついていないところを取りましょう、程度ではなかったです。

現在、喉には話せるチューブが入っていますが、また話せないものに戻りますし、痰も出ることでしょう。

私はただ今回の手術が無事に終わり、これが最後の手術になることを願っています。

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“バスに揺られて 2023-10-02” への2件の返信

  1. リンパ節に転移がなくてよかった!
    明日の再々手術が成功するように祈っています。
    ご主人が早く退院できて、またおふたりで散歩ができますように。

    1. ●sekkoさんへ
      本当に、リンパに転移がなく、腫瘍は取りきったと先生が言っていたのでホッとしました。
      明日の手術の成功を祈っていただいてありがとうございます。
      私も祈り続けます。

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