8月25日の手術前の話しですが、時計が壊れかけたことで昔のことを思い出していました。
私はコンピューター界隈のはしっこに長く生息しており、パソコンが一般企業や家庭に普及していく過程を見てきた世代です。
その少し前から家電がアナログ式からマイコン制御のデジタル式に変わり、世の中がどんどん便利になってきました。
当時、若かった私は業界にいたこともあってアナログからデジタルへの移行もスムーズでしたが、ある程度の年齢に達した人たちはデジタル化の波に乗れず、会社でも家庭でも世代間ギャップが顕著になったものです
デジタル家電やオフィスのパソコンの調子が悪くなると、アナログ世代は機器をバンバン叩いて動かそうとするんですよ
アナログ機器は叩けば動くことが多かったので、その感覚が抜けないんでしょうね。
ところがデジタルは精密機器ですから衝撃に弱く、叩けば直るどころか、それは破壊行為そのものでしかありません
それをオッサンやジイサン達に説明するのにどれだけ苦労したことか
いえ、単なる思い出話なので、それだけなんですけどね。