よく、胃が小さくなったとかいう話を聞きますが、そんなことは物理的にあり得ないのだそうです。
どんなに絶食期間が長くても、死ぬ寸前まで断食をしたとしても、長期間に渡って食事制限ダイエットをしたとしても、胃の大きさは変わらないといいます。
胃が小さくなったと論理的に感じるのは、胃は筋肉でできており、それが伸びなくなって許容量が減ったことによるものなのだそうです
どんな筋肉も長期間使わなければ衰えたり固くなったりするものです。
骨折、その他の理由で長く腕や足を固定していると動かなくなってしまうのと同じで、胃の筋肉も使わなければ衰え、固くなってしまうため食べ物が入ってきても伸びることができず、少ない量でお腹が一杯になってしまうのだとか。
まさに今の私がそうです。
8月25日の手術から3カ月間は300mLの栄養剤しか胃に入れていなかったので、それが許容量となってしまったのでしょうね
今は嚥下訓練でおかゆ280g、イノラス187mL、牛乳180mL、その他に食後の薬を服用するための水を200mLほど飲みますので、それはそれは腹が膨れます。
それでも少しずつ胃の筋肉が柔らかくなってきているようで、満腹感も極端なものではなくなってきました。
このまま訓練を重ねると人並みの食事ができるようになることでしょう