昨日の病院からの帰りのバスは少し混雑していて、二人がけのシートに座った私の隣に女性が座りました。
いつもは車内で寝ているのですが、昨日のバスは停留所でドアを開閉するたびに注意を促すための大きく耳に響く音のブザーが鳴るので眠れもせず、スマホでゲームなんぞをしながら時間を潰していたんですよ。
ゲームでまばたきの回数が減ったからか、手術でまぶたが閉じなくなった右目から大粒の涙がポロポロとこぼれ落ち、左目にも涙があふれてきたため、ハンカチを取り出して必死に涙を拭いていました。
何か視線を感じると思ったら、隣りに座っていた御婦人が心配そうに私の顔をのぞき込んでいます
病院前でバスに乗った白髪の爺さんが大粒の涙をこぼして泣いているなんて、入院している妻か子供が不治の病だとか、孫が重篤な病気で臓器移植手術が必要だとか、そんなことを医師から告げられて意気消沈となっている状況だと思われたかもしれません
私と目が合った御婦人は慌てて前を向いていましたが、もう少し涙を拭いていたら心配で何かしら声をかけられたかもしれず、もしそうなったらスマホゲームをしていたからとも言えず、モゴモゴと適当な言い訳をしていたことでしょう
今後、涙が出るほどゲームをするのは控えようと思います