私が患った上顎がんは年間700人から800人くらいの罹患率なのだそうです。
なおかつ上顎がんにおける紡錘細胞がんの割合は約10%から20%らしいので、年間70人か160人くらいしか発症しないということになります。
年間のがん患者数は約100万人らしいので全体のうちの0.007%から0.016%ですね。
そりゃあ手術や治療をしたくなるでしょうよ、医者であれば
そして手放したくありませんよね、私のことを。
だって希少の中の希少な病気なんですから。
いえね、2023年5月19日の入院から8月25日の手術の日までの間、やけに待遇が良いと思ったんですよ。
主治医はとても親身になって話を聞いてくれますし、足の指の色が変わったと言えば皮膚科を予約してくれますし、看護師さんにゲップオヤジとの同室は嫌だと言えば別々にしてくれますし、一時退院してまた入院してもずっと使っていたベッドに戻れましたし、4人部屋なのに手術する日まで28日間も個室状態でしたし
ところが手術が終わると途端に私に興味がなくなったのか、塩対応が目立つようになりました
何を相談しても
「手術の影響ですね~」
と、軽~く受け流されますしね
まあ、いいです。
いざとなったら他の病院でセカンド・オピニオンを受けますよ いいんですか
医療記録への同意も破棄しますよ いいんですね
超希少種の私を逃してしまうことになりかねませんよ、えっ
厚遇せよとは言いませんが、せめて親身に相談にのってくださいな。