ICUの思い出

先日、夫が入院中の思い出としてクロカワさんのことを書いていました。

私は夫が手術をした翌々日から16日間ICUに通っていたのですが、話しやすかった看護師さんの一人がクロカワさんでした。

男性の看護師さんは2名で、役職はなかったようですが新人にアドバイスをする立場でした。

ICUで1週間になろうとしていた土曜日に、診察はあってもリハビリはなかったので少し時間があると思ったらしく、クロカワさんは一緒に勤務をしていた新人の看護師さんに、夫の洗髪をやろうと声をかけていました。

ベッドに寝たまま、頭を少し下げるような体制にして、泡の出ないシャンプーを使って洗おうとしていたのですが、結局うまく出来なくて水を使って洗い流してくれました

声をかけた割に、2人で相談しながら試行錯誤をしながらの洗髪

あとで聞くと、ICUにいるのは術後の翌日、長くても3日くらいで、洗髪が必要なほど長くいる人は少ないため、いつも患者さんにやっていることではなかったようです

それでもクロカワさんは頭を洗ったらさっぱりするよねと言ってくれたんです。

私が看護師さんになろうと思った理由を尋ねると、若いときに整形外科に入院をしたことがあり、患者の経験があったので看護師を目指そうと思ったんだそうです

夫には、眠るための作戦会議だ!と声をかけてくれ、睡眠導入剤をどのタイミングで投与をするか考えて、自分の勤務のない日は申し送りとして伝えておいてくれました。

私達の子供くらいの年齢ですが、とても頼りになるお兄ちゃん的な存在です

ランキングに参加しています。 宜しければクリックしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です