扁平上皮癌などという大病を患ってしまった私ですが、長い入院期間に改善したものもありまして
まずはコレステロール値。
40代で心房細動と診断された際にコレステロール値の高さも指摘されました。
それから約2年もの間は動物性脂肪を避けることになり、妻はなるべく肉を使わないで毎日の食事を用意してくれて、夫婦揃って油分が足りずに肌がカッサカサになるという生活を続けましたが、その努力の甲斐もなくコレステロール値は改善せずに投薬治療となってしまい、薬を飲み続けること20年。
闘病で体重が激減したからか、病院食が奏功したのか、酒を絶ったのが幸いしたのか、とにかく薬に頼らずともコレステロール値が正常になったのは幸いです
次に改善したのが、その心房細動。
通常で100超え、運動時には200を超える心拍数を薬で抑えていましたが、それでも平均で70台半ば、体調が悪ければ80や90も当たり前といった感じでした
ところが入院生活を経た今、相変わらず薬は飲んでいますが心拍数は60台で安定しています。
不整脈で一日に何度も脈が飛んだりしていましたが、今はそれも数日に一度くらいに減っていますので、11月の内科の受診で薬の量を減らすことが決定し、それでも問題なく心臓は動いてくれるようです
もしかして、もしかすると、薬をやめても問題のない心拍レベルになったんでしょうか
以前に書いたように慢性鼻炎もアレルギーもなくなりましたし。
病気をして色々と失うものも多かったんですけど、それに反して得るものも少なくなく、まさにトレード・オフといったところですが
今のところは失った物のほうが大きいので、決してバランスはとれているとは言えませんけどね