入院中の思い出 scene 35 ~開口訓練開始当初~

入院中の思い出

開口訓練が始まったばかりの頃、力加減をどうしたらよいのか分からず当惑していました。

主治医に言われたとおりに器具を使ってみたところ、あまりの痛さにあごが取れるんじゃないかと思っちゃいましたからね、ええ

力を入れると、なんかメリメリって音が聞こえますし

ほほに移植した腹筋が本当に定着し、それなりの強度があるのかも分からないので、もし力ずくで口を開いてプチって切れてしまったらどうしようかと思ってしまいましたもん

恐る恐る主治医に訊いてみたところ、
「大丈夫ですよ」
と、半笑いで応えられてしまいましたけど

いくら大丈夫と言われても不安は拭いきれず、そろりそろりと力を加えたりしたものです。

おまけにあごの関節、くちびるの切り傷、口の中の傷にほほの傷など、ありとあらゆる部分に激痛が走るので、力を込められるはずなんかありませんよ、マジで。

でも、いつまでも小指の爪の先がやっと入るくらいしか口が開かないのも困りものなので、それはそれは必死に続け、激痛に耐えながらグリグリと口をこじ開ける地獄のような訓練を続けてきました。

そして、やっと人並みくらいに口が開くようになりましたが、だぁ〜れもほめてなんかくれやしません

主治医にも口をガーッと開いて見せているんですけどね。

えらい、よく頑張ったと言ってくれるのは妻だけです

まあ、私の努力をそばで見てくれている人が近くにいるというのは嬉しいものですけど

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