入院中の思い出 scene 31 ~激痛歯磨き~

入院中の思い出

自力で一定以上の大きさに口を開けようとするだけで痛くて仕方なかったので、歯科衛生士さんの口腔ケアを受けるのは、それはそれは辛いものがありまして

2023年8月25日の手術から11月5日までの約2カ月間は歯磨きをすることができませんでした。

口の中の傷や、あらわになってしまった粘膜質部分にブラシが当たってはいけないというのが理由だったと記憶しています。

どうせ胃ろう(『傷痕の変遷』の2)から栄養分を注入するだけですから、何も口にしていないので歯の汚れなどないと思っていましたが、実は唾液とか分泌物だけでも汚れは付着するんですよ

その汚れを落とすため、毎朝の診察の前に歯科衛生士さんが歯ブラシで磨いてくれました。

粘膜質の部分に付着した汚れもスポンジブラシとピンセットを駆使して剥ぎ取ったりするんですけど

その圧力によって、限界の大きさより、さらに大きく強制的に口を開くことになるものですから、『激痛』よりもっと痛い、『爆痛』とでも言いましょうか、そりゃあもう、10段階で17くらいの痛みに襲われ、診察台に座っていても、つま先までピーンと伸びて両手は空をつかんだまま体が固まったりしました

歯科衛生士さんが慌てて
「だ、だいじょうぶですかっ
と聞いてきますが、返事なんかできる状態じゃありませんよ。

数十秒は固まって、その後に蚊の鳴くような声で
が、がんわりわふ(がんばります)」
と、答えるしかない毎日でした

もう、まるでドMの変態プレイみたいで、情けないからか、痛いからか、単に目が閉じないからか、診察台で流した涙の量は、たぶん52.8リットル位に達したものと思われます 

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選考終了

今日は午前中に義母の住む施設へ届け物をして、それからスーパーに向かいました。

そして早々におせちの注文をしてきました。

昨日は2社のうち、どちらにしようか夫と相談をしたのですが、結局は昨年と同じものにしました。

パンフレットを見ていると、価格は上がっていないし品数も変更無し

味も量もちょうど良かったので、これでいいだろうという結論です

今年はこっちにしてみる でもハズレだったら と思うと、食べたことのあるものを頼むのが無難なところ。

その感覚も夫と一緒なので、お互いに助かります。

あとは同じものを頼んだとしても物価上昇のおり、味も質も変わりがないことを願っています

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歩き姿

私って歩く際の姿勢が良いのだそうです。

いえ、そう言ってくれたのは妻なんですけどね

「だから人目をひくのかも」
と付け加える妻。

やけに人から見られるのも、歩く姿勢が良いので、良く言えば堂々と、悪く言えば威圧的、デッケー態度で歩いているからなのかもしれません

そう言われれば、若い頃から歩く姿勢などには気をつけてきたように思います。

背を丸めて歩かないという単純なことから始まり、両手をパンツのポケットに入れないようにしていました。

両手を入れるとスーツの上着がめくれ上がり、尻が丸見えになってしまうからです

人様にお見せするほど美しい尻じゃありませんし。

また、少し重いものを運ぶ際もなるべくショルダーバッグは使わず、リュックサックなどもってのほかと決めていました。

スーツ姿でショルダーストラップを肩にかけると荷物の重みでズリズリと上着の胸がはだけたり、首の部分が後ろに引っ張られたりして、『抜き右衛門(着物の衣紋抜き(えもんぬき)が転じた言葉)』状態になってしまうのが嫌だったんですよ

誰が見ているわけでもないんですけど、それが私の偏った美意識といいましょうか、小さな見栄、こだわりとでもいいましょうか

でも、痩せすぎの爺さんになってしまった今、大手を振ってノシノシ歩かず、廊下の隅をコソコソっと歩いたほうが良いのかもしれません。

いえ、いやですね、やっぱり今までどおりの歩き方で、周りの人を威圧し続けてやろうと思います

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散歩を再開 2025-10-14

3連休が終わり、今日から朝の散歩を再開です。

先週より気温が下がっているので、少し温かい服装にしました。

ただ着込みすぎると、帰り際には少し熱く感じたりするので、難しい時期です。

今朝の公園は、散歩をする犬の姿はなかったのですが、帰り道で時々会う柴犬から吠えられました

飼い主さんはとても優しい方なんですが、この犬はかなりの確率で吠えてきます。

でも近寄ってくる

気難しいのか、好奇心はあるのか

庭仕事をしていた御婦人にはドンドン近づいているのに

きっと私達はマスクをして天気の良い日はサングラスもしているので、顔が見えないため警戒しているのかもしれないです。

仲良くなれる日は来るでしょうか

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ももはぎ

桃の皮を上手に剥ぐ方法って話じゃなく、太ももの皮が剥がされたって話です

右顔面を切り開いて上あごの骨を削り取る(『傷痕の変遷』の4)手術で右ほほの肉も失ったため、腹筋を切除(『傷痕の変遷』の5)して移植し、それを覆うために太ももの皮膚を切り取って(『傷痕の変遷』の6)移植しました。

で、皮を剥ぎ取られて数日経った太ももがこれ。

皮っていっても表面の薄い皮膚ではなく、まあまあガッツリ剥ぎ取るものなんですね

大量の鎮痛剤を投与されていたからか、このときは痛みを感じることもありませんでしたが、治りかけにひどく痒くなったのを覚えています。

抗がん剤治療の副反応で体が痒いのか、治りかけの傷がかゆいのか、その両方だったのか、とにかくボリボリしては看護師さんに叱られたりしたものです

あれだけバリボリと掻いていたのに脚のすねみたいに痕は残っておらず、今ではどの部分が切り取られたのか分からなくなりました。

まあ、たかが皮膚ですからね

他の切り傷や穴みたいに痕が残らなくて当然ですけど。

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おせち選考開始

昨日、夫が年末の準備のことを書いていました。

私もおせちのリサーチを始めています。

去年は初めてのことだったので、手に入るだけのパンフレットを集め、品目と価格を見比べて夫と相談して決めました。

ただ早めに申し込んだので、それで良かったのかという気持ちもあったりして

今回、最初に去年頼んだものを確認すると同じ品数と値段ですが、限定数量が少ない

これは焦らされます。

しばらくは、おせちのことで頭がいっぱいになりそうです

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年末の準備

ハロウィンもクリスマスもまだだというのに、やれ年賀状印刷受付だ、おせち料理予約だと、世間は私達夫婦にただならぬプレッシャーを与えてきます

でも、そうなんですよね。

頭の回転も行動力も衰えているので、そろそろ色んなことの準備に取りかからなくては、何もしないまま気づけば大晦日になっていたりするかもしれません

ぼちぼちカタログを集めておせち料理をどれにするか吟味したり、ネット上で来年の年賀状のデザインを物色したりすべきなのでしょう。

また12月になったら隣の理美容室のマユちゃん一家、ソラくんとウミちゃんも帰省してきます。

おせちや年賀状よりも先に、二人のクリスマスプレゼントをどうすべきか

そしてお年玉は

ウミちゃんはまだしも、小学生になったソラくんは  小学校低学年の相場は

紅葉もまだ、初雪もまだだというのに、物凄く強い切迫感に襲われています

明日にでもクリスマスが来てしまいそうな勢いですよ、マジで。

まあ、自分たちのことはさておき、ソラくん、ウミちゃんのことに関しては、むしろ嬉しかったり楽しかったりするんですけどね

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1年前のこと

急に気温が下がり、あわてています

インナーを替えるタイミングや布団はどうするかなど、1年前のことを思い出そうとしても覚えていないものですね。

日にちで覚えていても前年と同じということではないのですが、そろそろだねという目安にはなると思います

どこかに、着るものや布団、ラグを交換した時期を記しておいたほうがいいですね。

よく考えたら1年前というより、毎年のことなので、覚えていても良さそうなものですが、さっぱりです

夫の通院はまだ続くので、風邪をひいて熱が出ても大変ですし、自分のこと以上に気をつけなければと思っています

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兎唇回避

手術した直後、鼻の下の切り傷(『傷痕の変遷』の4)が影響し、私のくちびるは兎唇(としん)、いわゆる口唇裂(こうしんれつ)や三つ口(みつくち)と呼ばれる状態(写真上)になっていましたが、現在はかなり戻っています(写真下)。

最初の頃は本当に兎唇、まさにウサギのクチビルですね

三つ口には差別的な意味合いがあるため現代では使用が避けられているようですが、正直なところ
「これから三つ口のまま過ごすのか」
と思いましたし、それが原因で飲食もままならず、常によだれが流れ出ることから、
「先が思いやられるなぁ~」
などと思ったりしたものです

嚥下訓練を指導していただいた理学療法士さんに
「くちびるを引っ張ると少し改善しますよ」
と教えていただき、
「そんなもんかなぁ、本当かなぁ」
などと、微妙な疑いを持ちつつも、嚥下訓練を始める前に上くちびるをニョ〜っと引っ張り続けていました。

痛かったですよ、最初は、そりゃあ

だってサクッと切って、右顔面を開いた痕なんですから。

それでも理学療法士さんの言葉を信じつつ、来る日も来る日も引っ張りましたよ、ええ

あれから丸二年、なんとかここまで戻すことができました。

理学療法士さんには私が口の中が痛くて何も食べることができないことから始まり、本当に色々と親身になっていただき、感謝の念に耐えません

今でもお勤めでしたら、一度くらいはお会いして、直接お礼をさせていただきたいところです。

「その節は本当にお世話になりました」
まずはブログにて、挨拶に代えさせていただきます

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ボタン電池

電池の予備を入れている引き出しには、単1、単2、単3、単4とボタン電池が入っています。

主に使うのは単3と単4で、単2は30年くらい使っている時計で単1は分かりません。

そしてボタン電池も4種類。

CR3032は、壁掛け時計用にネットで買ったものですが、まだ交換することなく時計は動いています。

CR1220は、体温計に使うもので、最初に入っているものが切れてもいいように予備を購入しました。

この体温計用も探したんですよね

結局、体温計を購入したドラッグストアで見つけたのですが、大手のスーパーにもありました。

現在 2個ありますが、どうして2個もあるかは覚えていません

分からないのは、 LR44と CR2032。

LR44は昔持っていた電子手帳用かなぁ。

Panasonicですが、裏面を見ると松下電池工業で使用推奨期間は 2006-02

これは相当前のもので、その電子手帳もないので、残念ながら破棄することにします。

CR2032は何用なのか、なぜあるのか分からず、使用推奨期間は 2022-11

今後、電池は大量に買い置きをしないほうがいいですね。

そして買ったときには、何用か書いておこうと思います

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