ある日、屋上階のエレベーターホールで院内運動をしていると、この建物の管理をしているスタッフさんに
「いつも頑張ってますねぇ」
と、声をかけられました
屋上階には空調設備などがある部屋があり、毎日の点検で過去に何度か顔を合わせていた人です。
「入院は長いの 」
と、聞かれたので
「これから先、まだ2〜3カ月はかかります」
と答えると、
「うわぁ~、それは大変だ」
「実は私も入院経験があって 」
と、話は続きます。
なんでも7年前に食道癌を患い、札幌の病院で長い入院生活をおくられたそうで、その際に体力、筋力が落ちて歩くのもままならなくなってしまったのだそうです
「だから毎日運動してて偉いなぁと思って」
と、スタッフさんは言ってくれました
私がステージ4で再発の不安があると伝えたところ、
「私も同じステージ4だったけど、まだ生きてるから」
と、快活に答えてくれたのが実に心強かったです
それによって、手術に臨む勇気のレベルが5ほど上がりましたよ