死んだような目

施術を受けるためにリハビリルームに行くと、そこには様々な人がいます。

腕が麻痺した人、脚が麻痺した人、顔面麻痺の人、それも重度から軽度まで多種多様です。

そして、重度の麻痺がある人の中には目が死んだようになっていて理学療法士さんの言葉への反応も薄く、ただ宙を見つめている人もいますが、一時期の私もそうだったと妻や看護師さんに言われます。

自分が無気力で何をする気にもなれず、楽しいとか嬉しいとかの感情もなくなっていた事は自覚していますが、その時にどんな目をしていたかは第三者にしかわかりませんからね

そういう目をした患者さんを見かけるたびに、大丈夫、大丈夫、いつかきっと元の自分に戻れますよと心のなかで応援したりしています

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