昨日の通院での出来事。
病院行きの送迎バスに乗り込むと、運転席のすぐ後ろに座っている男性が運転手さんと会話をしてたんですけど、やれ、演歌がどうの、呑みに行った居酒屋がどうの、せがれが結婚しただのと話題に事欠きません。
いつもは診察待ちの患者が2、3人しかいないのに、どういうわけか昨日は付添の人も含めて20人くらいの人がロビーにいましたが、その中の御婦人と男性は知り合いだったようで、
「あら、おひさしぶりです」
「ご無沙汰ですねぇ、何年ぶりだろ 」
という、ごく普通のイントロで始まった会話なれど、例によって男性はペラペラと様々な話題を提供し、絶え間なく話は続きます。
少し耳が遠いのか、その男性の声は大きくロビーに響き渡るボリュームです
ひとしきり話したあと、御婦人の
「今日はどうして病院へ 」
という質問に、なんと男性は
「うつです」
と答えるではありませんか。
「はあぁぁあっ 」
(私の心の叫び)
「どう見てもうつじゃないだろうがっ 」
(心の声)
ロビーにいた大多数の人がイスから転げ落ちそうになったに違いありません。
もしかすると男性は躁うつ病であって、今日は躁状態だったのかも知れませんけど。
男性とは帰りのバスもいっしょでしたが、相変わらず運転手さんに色々と話しかけ、楽しそうに過ごしておられました