のどの奥にある『口蓋垂(こうがいすい)』、俗に『のどちんこ』と呼ばれるアレ。
Google先生によると、
役割としては発音の補助や誤飲の防止などが挙げられます。また、鼻腔と咽頭腔を塞ぐ働き(鼻咽腔閉鎖)にも関与しており、飲食の際に鼻腔への異物の侵入を防いだりします。
とのこと。
手術の影響でうまく発音できなかったり、食べていてむせたり、食べ物や飲み物が鼻から出たりするようになったのは、口蓋垂まで失ったからではないのかと思い、その存在を妻に確認してもらいました。
できるだけ大きく開けた口の中を覗き込んだ妻は
「ああっ あった あったよっ 」
と、たいそうな喜びようで
念のためスマホで口の中を撮影してもらって確認したところ、確かに、あるべき場所に、あるべき物が、ぷらぷらとしておりました。
てっきり上あごといっしょにゴッソリと切除されてしまったものと思っていましたから、そこにピョコンとある物に愛おしさすら覚えましたよ、ええ
手術後の様々な障害は、上あごを切除したことと、口の中の右半分が麻痺しているのが原因なんですね。
今は補綴の成果で少しずつ飲み食いと発音が楽になってきていますので、併せてリハビリを頑張れば食事と会話が普通に近い状態でできるようになるんじゃないかと期待しているんですけど
果たして、どうなんでしょうね。